SSI echoコマンド

echoコマンドは、ユーザ(クライアント)と Webサーバ(ホスト)の様々な情報を得られる環境変数として定義されています。
SSIにおける環境変数は、CGI環境変数 とは少し異なります。
echoコマンドの利用法
大変ありがたいことに、代表的な echoコマンドの変数は、大文字と小文字を区別しません。これまで説明してきた SSIの記述規則では、この点が異なります。
環境変数とは、ホストやクライアントのコンピュータシステムが持っている変数のことです。例えば、[HTTP_HOST] (サーバー名) や [REMOTE_HOST] (クライアント名)などで、お互いのコンピュータ間で決まったデータのやり取りを可能にしています。
echoコマンドの引数は var のみです。この値に、あらかじめ定義されている環境変数を指定することで、お互いの情報を参照することができます。
以下の表は、echoコマンドで利用可能な変数になります。
SSI環境変数とその意味
変数 意味
Data_Local ローカルな環境変数での現在に日付と時間を参照します。
Date_GMT グリニッジ標準時での現在の日付と時間を参照します。
Document_Name SSIを含んだサーバ解析HTMLのファイル名を参照します。
Document_URI その文書の URIをサーバのフルパスで参照します。
Last_Modified その文書の最終(最新)更新日を参照します。
HTTP_User_Agent クライアントのユーザエージェント名を参照します。
HTTP_Referer クライアントがそのページに来る前のページの URLを参照します。
具体的な記述法は以下のとおりです。
 <!--#echo var="HTTP_User_Agent" -->
 <!--#echo var="HTTP_Referer" -->


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