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今週<第13号>マガジンのおさらい
毎週金曜日配信 What's New 2002/8/9 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今週の課題■ テーブルの作成 その1
■ テーブルとは何か?
テーブルとはセルという単位で縦と横に並んで集まった表のことです。
セル1 | セル2 | セル3 | セル4 |
セル5 | セル6 | セル7 | セル8 |
セル9 | セル10 | セル11 | セル12 |
このようにセルの集まりです。このテーブルを使うことによって、一覧表を作成したり、レイアウト構成を作ったりできるのです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◆簡単なテーブルの作成 <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=SHIFT_JIS"> <title>テーブルの作成</title> </head> <body> <table> <caption>HTMLタグの概要</caption> <tr><th>要素名</th> <th>語源</th> <th>機能</th></tr> <tr><td>P</td> <td>Paragraph</td> <td>段落を表す</td></tr> <tr><td>H1〜H6</td> <td>Headline</td> <td>見出しを表す</td></tr> <tr><td>BR</td> <td>line BReak</td> <td>強制改行</td></tr> <tr><td>A</td> <td>Anchor</td> <td>アンカーを表す</td></tr> </table> </body> </html> ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
要素名 | 語源 | 機能 |
---|---|---|
P | Paragraph | 段落を表す |
H1〜H6 | Headline | 見出しを表す |
BR | line BReak | 強制改行 |
A | Anchor | アンカーを表す |
border
属性を使います。上記のテーブルに1ピクセルの枠線を設定します。
記述法は、
<table border="1">
です。
要素名 | 語源 | 機能 |
---|---|---|
P | Paragraph | 段落を表す |
H1〜H6 | Headline | 見出しを表す |
BR | line BReak | 強制改行 |
A | Anchor | アンカーを表す |
なお、枠線表示には、border属性のほかに、frame、rules属性があり、どちらもtable要素内に記述します。
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Sample 詳しい表示サンプルを用意してあります。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◆余白の設定・・cellpadding、cellspacing属性について 上記テーブルでは、隣り合ったセルがくっつきすぎて読みにくい面があります。 そうしたセル間のスペースを設ける属性として、cellpadding、cellspacing属性 があります。 cellpadding セル内の余白を設定する属性で、ピクセル単位で指定します。 cellspacing セルとセルの間に余白を設ける属性で、やはりピクセル単位で指 定します。私はほとんど "0"にして使っています。特に枠線を表 示させたときに、"0" 以外ですとちょっと体裁悪いです。 通常、何も設定しない場合は、ブラウザのデフォルトでスペースがあります。 どれくらいのスペースを持っているかは、ブラウザにより異なります。そこで この属性を使って、自分の望む余白、スペースを設定することをお奨めします。 (サンプル) <table cellpadding="5" cellspacing="0" border="1"> ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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cellpadding
に余白設定を行い、cellspacing="0"
としています。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◆縦列のグループ化・・colgroup、col要素について 縦列をグループ化してしまう要素として、colgroup、col要素を使います。 通常セルの横幅は、ブラウザが勝手に判断して設定してしまいます。すると予 期せずに長すぎたり短すぎたりと、みっともない表示になってしまうことが多々 あります。こんなときにはグループ化し、その中で横幅を設定します。
colgroup、col
属性はテーブルのセルの幅を任意に設定します。これによって制作者が望むセル幅が表示できます。下記のHTML文を参照してください。
<table border="1" cellpadding="5" cellspacing="0"> <caption>HTMLタグの概要</caption> <colgroup> <col width="100" align="center"> <col width="150"> <col width="200"> </colgroup> <tr><th>要素名</th> <th>語源</th> <th>機能</th></tr> <tr><td>P</td> <td>Paragraph</td> <td>段落を表す</td></tr> <tr><td>H1〜H6</td> <td>Headline</td> <td>見出しを表す</td></tr> <tr><td>BR</td> <td>line BReak</td> <td>強制改行</td></tr> <tr><td>A</td> <td>Anchor</td> <td>アンカーを表す</td></tr> </table> </body> </html>実行結果はこうなります。
要素名 | 語源 | 機能 |
---|---|---|
P | Paragraph | 段落を表す |
H1〜H6 | Headline | 見出しを表す |
BR | line BReak | 強制改行 |
A | Anchor | アンカーを表す |
これまでのテーブルよりずっと見やすい表になりました。
また、視覚障害者の使っている「音声ブラウザ」では、テーブルを読み上げるのは、横列から始まりますが、正しい情報を伝えるのは大変難しいようです。テーブルに頼ったページではそのことを考慮して、読み上げ順を意識した構造を作るようにしましょう。