スパイウェア対策

近年問題視されているのが、スパイウェアという新手の脅威です。スパイウェアは、ユーザのコンピュータに忍び込み、ユーザの情報を盗もうとするソフトウェアです。

スパイウェアとは
最もポピュラーなスパイウェアは、商用サイトがユーザの動向を知るためのマーケティング・リサーチとして利用するもので、個人の Webサイト閲覧情報を、指定された特定の管理者に送信させるものです。
スパイウェアは、あるサイトを閲覧したとき、知らないうちにクッキーファイルを書き換えたり、スパイウェアをインストールさせるのが一般的な手口です。
また、フリーソフトなどをダウンロードしてコンピュータにそのソフトをインストールしたときにも、一緒にスパイウェアが仕掛けられる場合もあります。
ただし、ソフトウェアをインストールする際に、そのような旨をライセンス承認の画面で承諾した場合、一概にスパイウェアを勝手にインストールされたというわけにはいきません。その場合は、合法として認められている国もあります。
スパイウェアは何故脅威か
悪質なスパイウェアの中には、ユーザのキーボード入力を監視するものがあります。ID やパスワード、オンラインショッピングで利用する際のクレジットカード番号など、重要な個人情報を盗むものです。
盗まれた個人情報を悪用されれば、経済的な損失だけでなく、犯罪者に仕立て上げられる危険さえあります。
残念ながら、Webブラウザの多くはこうしたスパイウェアを見抜くことができません。統計によると、個人あたり通常5〜6個くらいはインストールされているはずです。私の知人のコンピュータを調べたら、なんと52個も発見しました。
具体的なスパイウェア対策
インストールされているスパイウェアを削除したり、新たなスパイウェアから守るためには、スパイウェア防止ソフトが必要です。
最新のウィルス・ワクチンソフトでは、スパイウェアを防止する機能が装備されていますので、既にご利用の方も多いと思いますが、まだ最新版を購入でない方は、以下のサイトから入手してください。なお、すべて Windows版となっております。やはり狙われるのはユーザ数の多い Windows が中心のようです。
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