◆ お知らせ

今年6月17日夜、当サイトの作者であり管理人でもある「ばんばん氏」は、脳障害による重篤な症状により倒れ、緊急入院しました。7月に脳外科手術を受け専門医の治療の元で、その後、リハビリを受け順調に回復し、9月22日に退院するまでに至りました。

10/1 社会復帰しました

おかげさまで10月より会社に出勤し、仕事ができるようになりました。この数ヶ月のことを考えると、夢のようです。

たくさんの方からお見舞いのメールをいただきました。本当に励みになり、支えになりました。ありがとうございます。また、臨時の委員会メンバーの皆様には、心より謝意を表します。

今後は、自分自身の健康に留意し、皆様にお役に立てるサイトを目指して、少しずつですが頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

10/2 ばんばん 

9/14 ばんばん氏のその後の状況

遠方のリハビリ施設にお見舞いに行ってきました。近況を報告します。

とにかく、別人と思えるくらいの回復です。手術の際に剃られた頭髪は、既に普通の状態にまで伸び、手術の跡を見ることができなくなっています。また、歩行も杖を使うことで歩けるようになり、退院が間近であることを物語っています。

会話はまだ少し難点がありますが、ゆっくり話せば問題ない範囲になっており、コンピュータも操作することができます。きついリハビリで少し痩せたようにも見えますが、健康状態は良好とのことで安心できます。

リハビリセンターの話では、恐らく来週には退院できるのではないかとのことで、委員会メンバー全員、本当にほっとしています。

一時は、本当に再起できるかどうか危ぶまれていましたが、本人の頑張りでここまで来ました。何と言っても本人が一番喜んでいるはずです。間違いなく社会復帰できるということを強く感じました。本当によかった。

8/8 ばんばん氏のその後の状況

ばんばん氏は手術後、入院先の病院でリハビリを受けていましたが、来週、リハビリ専用の施設に移送されます。

委員会で知る限りの現在の状況は、まだ言葉がうまく発音することができず、身体を動かすことが非常に大変です。文字の読み書きは1日1時間と制限されています。メールマガジン「第62号」に寄せられたメッセージは4日間もかけて書いたものです。

リハビリの内容は、歩行訓練や、道具を使った手・指などの運動、ホワイトボードに書かれた文字の読み上げなど、生活にかかわる部分を中心として、その範囲を広げつつあります。

人の言葉は問題なく理解できていますが、人の名前を忘れてしまっていることが多いようです。思い出そうと考えると、頭痛がひどくなるので、今は無理に考えないように言われています。

リハビリの治療は本当に根気が要るものです。同じことを何回も、何十回も繰り返しています。看護士さんたちは本人の気分を害さないように、イヤになったらやめ、またトライするという繰り返しの中で、本人の意思を尊重して治療を続けています。

治療そのものは、ある時は前進し、ある時は後退するの連続で、気の長いリハビリを行っています。また随時、脳の精密検査もあわせて続けられています。

本人の意識はしっかりとしています。後遺症は若干残るものの、医師の話では元通り社会復帰できるということなので、ご家族も安心しています。来週の移送に伴って、看護士さんにノートパソコンを手渡すことになりました。ただし、使える状態になった時に、ばんばん氏に渡されリハビリの一環として使わせることになります。とにかく、今は時間が必要です。

6/20 臨時制作委員会の発足

ばんばん氏が倒れたとき、彼の会社の友人にサイトやメールマガジンの運営を任されたのですが、到底1人ではできないと判断して病院に駆けつけた関係者に話を持ちかけ、急遽ばんばん氏を支援するグループが自然発生し、何度かの話し合いを行いながら今回の「臨時作成委員会」を発足することになりました。

彼の会社の同じ部署に勤務する同僚、彼の友人である身体障害者グループ、サイトの運営に協力いただいているスズキ・コラボレーションのスタッフ等によって、6月20日ばんばん氏より病院にて、メールマガジン、WEBサイトの運営・維持・管理などのすべての権限を全面的に委託されました。総勢12名体制で、彼が復帰するまでの間を代行することになりました。当然、全員がボランティアであることを明示しておきます。

ばんばん氏より渡されたパソコンや資料に基づいて今後の運営についての詳細を詰めているところです。幸いなことに実際の作成に当たって非常に多岐にわたる設計書やテンプレート、更新記録等がありますので即座に作業に取り掛かることができます。

現在はこのサイトや過去のメールマガジンの分析と経緯、今後の計画を練っています。全体の責任者を委員長としてそれぞれの役目をはっきりとさせて分業体制としました。ただし、分業といってもそれぞれが密接に関連しているので、何かを作成する場合には必ず全員でその情報を共有するようにします。そのため委員会だけのメーリングリストを設けて、計画立案、作業指示、進行状況などを全員が理解し情報交換を行います。

ともかく、ばんばん氏が復帰するまでの臨時の機関として従来の精神を尊重しつつ、新しい出発を図ることになりました。



This Page is HTML4.01 Valid! 初版更新日 2003/6/21   最新更新日 2003/10/2
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