SSI fsizeコマンド

fsizeコマンドは、指定したファイルのサイズを表示します。指定するファイルが SSIコマンドを含んでいなくても、任意のファイルに対して利用することができます。
fsizeコマンドの利用法
この fsizeコマンドは、画像などのイメージを多用したページがあるときに役立ちます。Webページに画像イメージをたくさん配置すると、ユーザ側で受信するためには時間がかかりイライラの原因になってしまいます。
そこで、そうした問題を回避するために、各イメージをサムネイル形式にして、リンクを貼ることでユーザが見たい場合の選択肢を用意する方法が用いられます。(詳しくは、「WebMasterへの道」 の章で解説している 「レイアウト編」を参照してください。)
そうしたサムネールを配置するときに、それぞれのイメージのファイルサイズが表示されていれば、ユーザはそれを受信しようかどうかを判断することができるという、親切なページが作れます。
こうした配慮は、不用意なネットワーク・トラフィックを避けることができる、いわば、ネットワーク上にエチケット(ネチケットと読んでいます)に適うものです。
fsizeコマンドの書式
fsizeコマンドの書式は、include、及び flastmod コマンドと同じ書式を持ちます。
つまり、その引数には filevirtual があります。それぞれの引数の利用法についての詳細は、includeコマンド をお読みください。
 <p>この画像のファイルサイズは、
 <!--#fsize file="image/sample.html" --> バイトです。</p>
この書式は、カレントディレクトリの1つ下の階層にある HTML文書を指定して、そのファイルサイズをキロバイト単位で表示します。キロバイト単位では、小数点以下は切り捨てられます。
なお、画像ファイルを直接指定することはできません。基本的には、HTML文書かテキストファイルに限られていいます。
指定したファイルをキロバイト単位ではなく、バイト単位で表示させたい場合の方法として、configコマンド を併用します。
 <p>
 <!--#config sizefmt="bytes" -->この画像のファイルサイズは、
 <!--#fsize file="image/sample.html" --> バイトです。</p>
このような書式によって、ファイルサイズのバイト数が得られます。このあたりも SSI の面白さなのでしょう。


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