SSI flastmodコマンド

flastmodコマンド名は、UNIXの標準的なコマンドの命名方法に従っています。決して、ユーザを混乱させるためにわざとやっているわけではありません。
この flastmodf は、「file」ファイルを表わし。last は、「last」一番最後にという意味で、最後の mod は、「modified」変更されたと解釈します。
要するに、このflastmodコマンドの意味は、「ファイルが一番最後に変更された日付を返す」、ということになります。
flastmodコマンドの機能
前段で述べたとおり、このコマンドは、その Webページが最近変更されたということを閲覧者に知らせたり、ページの各部分に対する一番最近の変更を知らせるために使われます。
flastmodコマンドは日付を返しますが、その対象となるファイルを指定しなければなりません。これが、このコマンドの大きな特徴でしょう。単に日付を返すのならば、configコマンド を使えばいいだけです。
flastmodコマンドを使った例をご紹介しましょう。以下の図をご覧ください。
flastmod を使った文書の組み込みとその流れ
元となる HTML文書1に、includeコマンド を使って、HTML文書2を取り込みます。次に、HTML文書2から flastmodコマンドを使って、HTML文書3を取り込みます。
すると、元の HTML文書1には、文書3が更新された日付と、その記事(コンテンツ)が表示されます。あたかも1つの文書で構成されているように表示されるはずです。ニュース性の高い話題や記事などを頻繁に更新するページには、うってつけの機能といえるでしょう。
flastmodコマンドの引数
flastmodコマンドは、基本的に includeコマンド と同じ書式を持ちます。引数も同様に file、および virtual の2つを使います。
それぞれの引数の値についての詳しい解説は、includeコマンド の節をお読みください。


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