PHP
は、Java
言語のような機能よりも少ないですが 「オブジェクト指向」 を扱うことができます。オブジェクト指向プログラミングは最近の主流ですが、PHP
でも処理の対象(オブジェクト)を書くことによって、効率的に開発することが可能となっています。class Shopping { var $item = "コンピュータ"; var $price = 99800; // ここまでメンバ変数の設定 function getTotal() { $tax = $this->price * 0.05; return $this->price + $tax; } // ここまでメソッドの定義 }
new
ステートメントを使って、オブジェクトを生成しなければなりません。
$変数 = new クラス名();
$newShopping = new Shopping(); $item = $newShopping->item
$item
では、もともと「コンピュータ」が定義されていましたが、このようにして、その内容を随時変更することができます。さらに決済に必要なメソッドを取り出す場合にも、以下のように設定します。class Shopping { var $item = "コンピュータ"; var $price = 99800; function getTotal() { $tax = $this->price * 0.05; return $this->price + $tax; // 税込価格の設定 } } $result = new Shopping(); $item = $result->item; print("$item の会計は".$result->getTotal()."円になります\n");