演算子

PHPでも、他のプログラム開発言語と同様に、簡単な計算から、複雑な科学計算まで可能です。そうした計算の元となるのが「演算子」です。
この節では、様々な演算子の紹介と、簡単なサンプルを提示します。
基本的な演算子
一言で演算子といっても、多種多様です。PHPでは簡単な足し算や引き算などのような加減乗除の演算子、あるいは比較演算子、論理演算子など、利用できる多く演算子が用意されています。
算術演算子
加減乗除とは、最も基本的で簡単な足し算や引き算、掛け算、割り算を行う演算子です。特に足し算は数値だけでなく、文字列を結合するにも利用されています。
演算子意味 例示機能
+ 加算 17 + 5 2つ以上の値の足し算を行う
- 減算 17 - 5 2つ以上の値の引き算を行う
* 乗算 17 * 5 2つ以上の値の掛け算を行う
/ 乗算 17 / 5 2つ以上の値の割り算を行う
% 剰余 17 % 5 割り算したときの割り切れなかった数を求める
これらの演算子を使ったサンプルは以下のとおりです。
<?php
  $samp = 17 + 5;
  echo "17 + 5 = $samp<br>\n";

  $samp = 17 - 5;
  echo "17 - 5 = $samp<br>\n";

  $samp = 17 * 5;
  echo "17 * 5 = $samp<br>\n";

  $samp = 17 / 5;
  echo "17 / 5 = $samp<br>\n";

  $samp = 17 % 5;
  echo "17 % 5 = $samp<br>\n";
?>
実際のサンプルはこちら → 算術演算子サンプル
◆注意: この文書は JIS (ISO-2022-JP) コードで書かれていますが、PHP文書では EUC-JPという文字符号を使用しています。そのため、文字符号同士の相性の悪さによって文字化けする可能性があります。決してスクリプトのバグではなく、Webブラウザ側の問題です。その場合、お手数ですがあなたの Webブラウザのメニューバーから「表示」を選択し、「文字コード」あるいは「エンコード」から「日本語の自動判別」をお選びください。
比較演算子
2つの値を「ある条件」で比較し、条件にマッチすれば「true」を、条件が成立しない場合には、「false」を返します。
その「ある条件」を示すのが比較演算子です。条件分岐などの構文で利用されます。
演算子意味 例示機能
== 等しい $x == 15 変数$x と 15は等しい
< 小さい $x < 15 変数$x は 15より小さい
> 大きい $x > 15 変数$x は 15より大きい
<= 同じか小さい $x <= 15 変数$x は 15より同じ、または小さい
>= 同じか大きい $x >= 15 変数$x は 15より同じ、または大きい
!= 等しくない $x != 15 変数$x は 15と等しくない
<> 等しくない $x <> 15 変数$x は 15と等しくない
比較演算子を使ったサンプルコードは以下のとおりです。
<?php
    $x = 15;
    echo "<p>変数\$x の代入された値は 15です。</p>\n";

    if($x == 15)  echo  "\$x の値は 15 に等しい<br>\n";
    if($x < 10)  echo  "\$x の値は 10 より大きい<br>\n";
    if($x > 20)  echo  "\$x の値は 20 より小さい<br>\n";
    if($x <= 10)  echo  "\$x の値は 10 より大きいか等しい<br>\n";
    if($x <= 20)  echo  "\$x の値は 20 より小さいか等しい<br>\n";
    if($x != 10)  echo  "\$x の値は 10 と等しくない<br>\n";
    if($x <> 10)  echo  "\$x の値は 10 と等しくない";
?>
サンプルPHPの実行結果 → 比較演算子のサンプル
代入演算子
一般的に、算数の式を記述するとき、15 + 5 = 20 と表現します。ここで記述されるイコール 「=」 は、左辺の計算結果がとその答えが等しいという意味があります。
ところが PHPに限らず、ほとんどのプログラム言語では「代入する」という考え方が一般的です。変数や配列などで定義される「ある値」を右辺に記述し、左辺に代入するという基本的な約束があります。
演算子意味 例示機能
= 代入 $x = 15 左辺 $x に右辺 15という値を代入し格納する
+= 加算代入 $x += 15 変数 $x に右辺 15という値を加算して代入する
.= 連結代入 $x .= $y 変数 $x に変数 $yの値を連結して代入する
++ 加算代入 $x ++ 変数 $x の値に1を加算して代入する
-- 減算代入 $x -- 変数 $x の値に1を減算して代入する
変数に代入される値は数値だけでなく、文字列も代入することができ、その文字数に制限はありません。ただし、文字列を変数に代入する場合には、ダブルコーテーション、あるいはシングルコーテーションで囲まなければなりません。
論理演算子
PHPのプログラムでは、幾つかの条件式が登場します。その条件式の中でも演算子が用いられ、一定の条件を作成します。その条件市の中で記述される演算子を「論理演算子」と呼びます。
論理演算子を組み立てることで、より複雑な条件式を結合することも可能です。論理演算子によって返される値は「true」、あるいは「false」になります。
演算子意味 例示機能
&& 論理積 $x && $y 2つの値が成り立つとき
|| 論理和 $x || $y 2つの値の片方または両方が成り立つとき
and 論理積 $x and $y 2つの値が成り立つとき
or 論理和 $x or $y 2つの値の片方または両方が成り立つとき
xor 論理和 $x or $y 2つの値の片方が成り立ち、両方が成り立たないとき
! 否定 !$x 値が成り立たないとき
論理積、論理和は2通りありますが、論理演算子の優先順位として、&&、|| の方が高くなっています。スクリプト作成時には注意してください。


This Page is HTML4.01 Valid! 最新更新日 2004年1月18日   最新更新日 2004年4月1日
Copyright(C) 2002〜2004 banban@scollabo.com