初心者のためのホームページ作り 第103号

初心者のためのホームページ作り

メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。

なお文中、疑問点や分からない点がありましたら、ご遠慮なく当方まで メールにてご質問ください。

<第103号> 今週のおさらい
             毎週金曜日配信 What's New 2004年10月15日
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   ■ 正しい文法のために  第6回 --- タグの入れ子 (well-formed)
   CSS講座 第22回 --- 音声スタイルシート
正しい文法のために --- ヘッダ
マークアップ言語のそのほとんどは論理的な構造で記述されるということは何度か説明してきたとおりです。その論理構造の中で示されるタグは、間違いなく Well-formed であるべきです。
Well-formed とは
ひとつの要素の中にタグが複数配置される場合が多々あります。ご存知のようにタグは開始と終了の対で構成されますが、複数のタグが配置される場合に対応がマークアップでは厳格になります。

Well-Formedで記述したタグの集合

上記の図のように、タグが複数配置された場合、つまりタグが「入れ子」の状態にあるとき、その終了タグは内側から配置されているのが理解できるでしょう。
これが well-formed です。
何故 Well-formed なのか?
上記の図で説明しましょう。<aaa> はこの要素の親要素になります。そして <bbb> はその子要素、<ccc> が孫要素になります。
<bbb> は、あくまで <aaa> の子要素なので、その中で完結しなければなりません。それは孫要素の <ccc> も然りです。
もし、その対応を誤って以下のような構文になったとしたらいかがでしょうか。
<aaa><bbb><ccc> 〜 </aaa></bbb></ccc>
これでは親子関係の破綻であり、論理的な構造を破壊するものです。利用する Webブラウザの中には、寛容にもちゃんと表示してくれるかもしれませんが、すべてのブラウザでそうであるとは限りません。文法的にも大きな過ちとなります。
リストのネスティングやテーブルの入れ子では複雑な構文となります。つい終了タグの対応を誤ってしまう傾向がありますので、設計段階から十分に注意してください。
正しい構文を記述することの一歩は、こうした Well-formed であることも見逃せないポイントです。
CSS講座 --- 音声スタイルシート
スタイルシートの Level 2 では、通常のスクリーン (ディスプレィ・モニター) のほかに、印刷用や音声出力用などが定義されています。今回は、音声に関して解説します。
音声用スタイルシートでは、声の高さや方向、声質など様々なスタイルが定義されていますが、基本的に目で見えるもの以外を定義します。そのため、文字の大きさや文字色、背景色などは一切係わり合いがありません。
以下の一覧は、音声スタイルシートの属性とその値、及び機能について説明したものです。
音声出力メディア向けのスタイルシート
属性 機能
voice-family
声の種類
male 男性の声
female 女性の声
child 子供の声
default 音声ソフトウェアの初期値
pich
声の高さ
Hz あるいは KHz 周波数を指定する
x-low 最も低い声
low 低い声
medium 普通の高さの声
high 高い声
x-high 最も高い声
volume
音量
数値 0〜100の間で指定する
% 設定されている音量の比率
silent まったく音を出さない
x-sof 音量ボリュームが 0 の設定
soft 音量ボリュームが 25 の設定声
medium 音量ボリュームが 50 の設定
loud 音量ボリュームが 75 の設定声
x-loud 音量ボリュームが 100 の設定
speech-rate
読み上げ速度
数値 1分間で読み上げる単語の数
x-slow 1分間に80の単語数
slow 1分間に120の単語数
medium 1分間に180〜200の単語数
fast 1分間に300の単語数
x-fast 1分間に500の単語数
faster 現在の設定から40を足した単語数
slower 現在の設定から40を引いた単語数
stress
アクセントの設定
数値 0〜100の間で指定
speak-punctuation
句読点の読み上げ
none 読まずに休止を入れる
code 句読点をそのまま読み上げる
speak-numeral
数字の読み上げ
digits 数字を個々に読み上げる
continuous ひとつの数値として読み上げる
pich-range
声の抑揚
数値 0〜100の間で指定
azimuth
横方向からの音声
center 中央
center-right 中央より右に20度
right 中央より右に40度
far-right 中央より右に60度
right-side
far-right-behind 中央より右に120度
right-behind 後ろより右に40度
center-right-behind 後ろより右に20度
center-behinleft-sided
far-left 中央より左に60度
left 中央より左に40度
center-left 中央より左に20度
elevation
垂直横方向からの音声
角度 (rad) ラジアン値による指定
level 0度の方向
above 90度の方向
below -90度の方向
higher 現在より上に10度
lower 現在より下に10度
pause
読み上げの一時休止
時間 秒 (s)、ミリ秒 (ms) で指定
% speech-rate の割合
richness
声の豊かさ
数値 0〜100の間で指定
speak
読み上げの有無
normal 言語に応じて読み上げる
none 読み上げをしない
spell-out 単語でなくスペルとして読む
speak-header
ヘッダセルの読み上げ
once 一度だけ読み上げる
always 常に読み上げる
elevation
背景音の設定
URI 音声データの所在
mix 他の背景音と混ぜる
repeat 繰り返し再生
auto 親要素の背景音を再生
none 背景音なし
詳しい書式などについては今週のメールマガジン「第103号」をお読みください。


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