初心者のためのホームページ作り 第101号

初心者のためのホームページ作り

メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。

なお文中、疑問点や分からない点がありましたら、ご遠慮なく当方まで メールにてご質問ください。

<第101号> 今週のおさらい
             毎週金曜日配信 What's New 2004年9月17日
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   ■ JavaScript講座 (第20回) --- Stringオブジェクト
JavaScript講座 --- Stringオブジェクト
Stringオブジェクトは文字列を扱います。文字の装飾や検索、置換、抜出など多方面の機能を持っています。
本来ならば 「文字列オブジェクト」 を扱うときには、newステートメントによって、明示的に文字列オブジェクトを生成しなければならないのですが、その必要はありません。
a = new String("JavaScript");  // 明示的に文字列オブジェクトを宣言
a = "JavaScript" // 明示しなくても文字列オブジェクトとして利用可
Stringオブジェクトのメソッド
Stringオブジェクトで、あらかじめ定義されているメソッドは以下のとおりです。
Stringオブジェクトのメソッドとその機能
メソッド 機能
big 文字列のサイズを大きくする
blink 文字列を点滅させる
bold 文字列を強調文字にする
charAt 指定した位置の1文字を抜き出す
charCodeAt 指定した位置の文字の文字コードを返す (2バイト文字も可能)
concat 文字列と文字列を連結する
find 文字列を検索する (ウィンドウの「検索」ボタンと同等の処理を行う)
fixed 文字列を等副フォントに変換する
fontcolor 文字列の文字色を設定する
fontsize 文字列の文字サイズを設定する
fontCharCode アスキーコードを文字に変換する (カンマで区切って複数指定できる)
indexOf 指定した文字列を検索する
italics 文字列の字体を斜体 (イタリック) にする
lastIndexOf 指定した文字列を文字列の末尾から検索する
link 文字列にリンク先を設定する
match 正規表現による検索を行い、一致した文字列を返す
replace 文字列を指定した文字列に置き換える
search 一致する文字列があるか調べ見つかった位置を返す
slice 指定した範囲の文字列を抜き出す
small 文字列のサイズを小さくする
split 文字列を区切り文字で分割し、配列として返す
strike 文字列に抹消線を設定する
sub 文字列を下付き文字に設定する
substr 非公開命令で、指定された位置から指定数文の文字列を抜き出す
substring 指定した範囲の文字列を抜き出す
sup 文字列を上付き文字に設定する
toLowerCase アルファベット文字列をすべて小文字に変換する
toUpperCase アルファベット文字列をすべて大文字に変換する
また、Stringオブジェクトで唯一定義されているプロパティは、以下のとおりです。
Stringオブジェクトのプロパティとその機能
プロパティ 機能
lengh 文字列の長さ (文字数) を参照する
それでは、主な各メソッドとプロパティについて解説しましょう。
big、blink、bold、small、strikeメソッド
このメソッドは、いずれも文字列を装飾するときに利用します。具体的な書式は、
文字列.メソッド()
big、blink、bold、fixed、italics、small、strikeメソッドのサンプル
sub、supメソッド
文字を上付き、または下付きで表現します。HTMLsubsup要素と同じ役割をします。書式は、上記の big、blinkなどとまったく同じです。
sub、supメソッドのサンプル
fontcolor、fontsizeメソッド
文字列の色や大きさを設定します。大きさは 1〜7 までの数値を指定し、大きい数値ほどsizeが大きくなります。具体的な書式は上記を同じです。
fontcolor、fontsizeメソッドのサンプル
charAt、charCodeAtメソッド
このメソッドは、指定した文字を抜き出しますが、charCodeAtメソッドは、ISO Lathin文字コードに変換します。具体的な書式は、
文字列.メソッド(取り出す文字の位置)
charAt、charCodeAtメソッドのサンプル
concat、replaceメソッド
concatメソッドは文字列同士の連結を、replaceメソッドは指定された範囲の文字を置き換えます。
対象となる文字列.concat(連結する文字列)
元の文字列.replace(置換え前文字,置換え後文字)
concat、replaceメソッドのサンプル
indexOf、lastIndexOfメソッド
両者とも文字列の仲から、指定した文字の位置を調べるものです。indexOfメソッドは文字列の先頭から調べ、lastIndexOfメソッドは文字列の末尾から調べます。
なお、先頭の文字は 0番目であることに注意してください。
文字列.indexOf(検索文字列、検索位置)
対象となる文字列.lastIndexOf(検索文字,検索開始位置)
indexOf、lastIndexOfメソッドのサンプル
toLowerCase、toUpperCaseメソッド
アルファベット文字列を、すべて大文字や小文字に変換します。
文字列.メソッド()
toLowerCase、toUpperCaseメソッドのサンプル
lengthプロパティ
Stringオブジェクトで唯一定義されているプロパティで、指定された文字列長を参照します。なお、Metscape、及び Mozillaでは、全角の日本語 (2バイト文字) の1文字は2、MESIは、非アスキー文字でも1文字は1として計算します。
具体的な書式は以下のとおりです。
文字列.length
このプロパティをうまく操ることで、縦書きの日本語を表示することもできるでしょう。
lengthプロパティのサンプル


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