初心者のためのホームページ作り 第74号

Web作成支援

メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。なお、疑問点や分からない点がありましたら、遠慮なく メールにてご質問ください。

<第74号> 今週のおさらい
                  毎週金曜日配信 What's New 2003/11/14
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   ■ HTML講座  第19回 --- 位置の指定
   ■ XML初級講座 第11回 --- XML作成の基本
HTML講座 --- 位置の指定
Webページのレイアウトを設計する上で、コンテンツの位置指定は欠かすことができません。「何」を「どのように」見せるのかといった場合、「位置」は重要な課題となります。
特に商用サイトでは、見せ方によってユーザのイメージを左右しかねないことにもなる要素です。位置指定とは、そうした課題を含んでいます。
align属性による位置指定
align属性とは、alignment(整列)という意味から来た属性名で、コンテンツの位置を任意に指定することができます。
align属性は、利用する要素によっては、「非推奨」扱いにされている関係で、取り扱いには注意が必要です。
要素と align属性の関係
要素名扱い意味
applet 非推奨アプレットの位置指定と、反対側のテキストの回りこみ
caption 非推奨テーブル(表組)キャプションの位置指定
div 非推奨要素内のコンテンツを一律に位置指定する
img 非推奨静止画像の位置指定と、反対側のテキストの回りこみ
iframe 非推奨擬似フレームの位置指定と、反対側のテキストの回りこみ
input 非推奨入力領域の位置指定
h1〜h6 非推奨見出し要素の位置指定
legend 非推奨グループ化したラベルの位置指定
object 非推奨オブジェクトの位置指定と、反対側のテキストの回りこみ
p 非推奨段落要素の位置指定
table 非推奨テーブル(表組)要素の位置指定
col 推奨テーブルの縦の列のグループ化の位置指定
colgroup 推奨テーブルの縦の列の構造化グループの位置指定
td 推奨テーブルのデータセルの位置指定
th 推奨テーブルのヘッダセルの位置指定
thead 推奨グループ化したテーブルヘッダの位置指定
tbody 推奨グループ化したテーブル本体の位置指定
tfoot 推奨グループ化したテーブルフッタの位置指定
この表に掲げた「非推奨」属性として利用する際には、文書型定義 は、「Transitional」を宣言するようにしなければなりません。

align属性を使ったサンプル (非推奨属性として利用しています。)

スタイルシートによる位置指定
HTML文書から、位置指定などの「プレゼンテーション(見栄え)」を分離することは、本来のマークアップの原則に適うものです。そのため、プレゼンテーションはスタイルシートで行うことが強く推奨されています。
スタイルシートでは、直接位置指定するためには、少し要領が異なります。インラインレベル要素には位置指定をすることができません。必ず、ブルックレベル要素内で位置を指定します。
他のコンテンツを回りこませには、フローティング(浮遊)させるようにします。ただし、場合によっては回り込みを解除する必要があります。
スタイルシートの属性とその意味
属性意味
text-align コンテンツの位置指定(インライン要素には適用されない)
float コンテンツを浮遊させる(値は leftright
clear 回り込みを解除させる(値は left、right、または both)

スタイルシートを利用した位置指定のサンプル

スタイルシートなしのサンプル

XML初級講座 --- XML作成の基本
本来ならば、この講座の最初で説明を行うべきでした。XML作成には、避けて通れない「規則」があります。この規則を無視すると、XMLとして成立せず、XMLパーサ はエラーを返します。
今回は、XML作成における規則を中心に解説します。
XMLで利用するタグの規則
タグは、基本的に作者が文書型定義によって命名し定義します。そうしたタグを利用する際、タグの記述順における対応について注意しなければなりません。
「タグの対応」とは、well-formed を意味し、タグの出現順位と、終了タグの記述順についての規則があります。この規則は、基本的には HTMLでも同じことが当てはまります。
以下の XMLインスタンスを参照してください。
 <magazine><book>初心者のためのホームページ作り</magazine></book>
終了タグは、タグの出現順位の新しいものから最初に記述しなければなりません。この基本的な規則を well-formed と呼びます。正しい記述は以下のとおりです。
 <magazine><book>初心者のためのホームページ作り</book></magazine>
XML宣言とその属性
XML文書は、XML宣言を省略することができます。しかし、他のコンピュータとのデータ交換処理においては、その文書がどのような形式で表現されているのかを伝えるためには、XML宣言は欠かせないところです。
また、XML文書を作成する際の文字符号コードが、国際的な標準化仕様である Unicode 以外で作成する場合には、XML宣言を記述しなければなりません。
XML宣言に用いられる属性は、以下のとおりです。
XML宣言における属性とその意味
属性意味
version XML仕様書のバージョンを指定する(現在は 1.0)
uncoding XML文書を作成する際の、文字符号を指定(文字符号指定のスキーム)する
standalone そのXML文書が単一で完成されるかどうかを示し、値によって他の文書と混合させることができる(デフォルト値は yes)
命名規則と文字種
XMLにおける基本的な基盤となるのが「タグ」です。タグとは、< と > で囲まれた文書の意味付け(マークアップ)を指定するために記述します。
タグには名前が付けられますが、タグの命名規則も決められており、最初の1文字目は、文字、またはアンダースコア「 _ 」に限定されています。2文字目には、文字、ハイフン、アンダースコア、数字などを利用できます。最初の1文字目に数字を指定するとエラーになります。
タグの要素名や属性名、エンティティ名、処理命令ターゲットなどは、XMLにおいて「名前」と呼ばれています。
この名前は、XMLデータとは別の命名規則があります。名前に使える文字のことを「名前文字(Name Character)」と呼び、以下の表ようなものがあります。
名前文字の種類
名前文字説明
letter 基本文字と表意文字がある。
Base Character 基本文字。アルファベット、ひらがな、カタカナなどの文字。
Ideograph Caracter 表意文字。漢字などの文字。
Digit 数字。数字文字。
Combining Character 統合文字。アクセント記号、ウムラウト記号などの文字。
Extender ある文字に続く文字。データの「−」、日々の「々」など。
その他 アンダースコア、コロン、ハイフン、ピリオドなど
コメント
XML文書中のどこの場所でも、コメントを配置することができます。基本的に、コメントは XMLパーサでは何も処理されず無視されます。
ただし、コメント内で、-- の記述はできません。XMLパーサでは、コメントが終わったものとして解釈されてしまう可能性があります。
コメントは以下のように記述します。
 <!-- この書き方がコメントになります。 -->
空要素 (Empty Element
要素内容を持たない要素を「空要素」と呼びます。そのため、空要素には終了タグを持ちません。例えば HTMLで利用する空要素 brimginput 要素などは、終了タグを持っていません。
XMLでは、終了タグを持たない空要素では、その文末にスラッシュ「 /」を記述しなければなりません。ただし、XHTMLのように半角1個分のスペースは必要ありません。
詳しい XML作成の規則については、今週のメールマガジン 「第74号」 をお読みください。


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