初心者のためのホームページ作り 第73号

Web作成支援

メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。なお、疑問点や分からない点がありましたら、遠慮なく メールにてご質問ください。

<第73号> 今週のおさらい
                   毎週金曜日配信 What's New 2003/11/7
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   ■ HTML講座  第18回 --- インラインフレーム
   ■ XML初級講座 第10回 --- エンティティ宣言
HTML講座 --- インラインフレーム
「フレーム」はページのウィンドウを区切ることで定義されていますが、「インラインフレーム」は、その名のとおり、1つのページの中でウィンドウを表示させる手法です。いうなれば、ページ内に「小窓」を表示させるということです。
擬似フレームとも呼ばれ、便利な機能を持っていますが、インラインフレームに対応していない Webブラウザがあることに注意して作成するようにしましょう。
インラインフレームの作成
HTML4.01では、一応は標準仕様として定義されているインラインフレームを「非推奨」扱いとしています。それ故、インラインフレームを採用する場合には、HTML文書の冒頭で必ず宣言する 文書型定義 では、Transitional を記述しなくてはなりません。
インラインフレームを定義するためには、iframe 要素を用います。この要素で使われる属性とその値は以下のとおりです。
属性 意味
width横幅 ウィンドウの横幅を設定します。単位はピクセル、あるいは%。
height高さ ウィンドウの高さを設定します。単位はピクセル、あるいは%。
srcURI ウィンドウに初期値として表示させる文書の URIを設定します。
name名前 インラインフレームに、任意の名前を付けます。
marginwidth横幅 ウィンドウ内の左右の余白をピクセル単位で設定します。
marginheight横幅 ウィンドウ内の上下の余白をピクセル単位で設定します。
scrollingyes/no ウィンドウのスクロールロバーの表示/非表示を設定します。
frameborder0/1 ウィンドウの枠線を、表示/非表示に設定します。
align位置 ウィンドウの配置位置を設定します。
longdescURI このフレームの詳細を示したページの URLを指定します。
インラインフレームの注意点
インラインフレームで表示させる文書が単一の場合には、name属性は必要ありません。name属性は、複数の文書を読み込ませる場合の target属性の値になります。
インラインフレームに対応していない Webブラウザに対しては、以下のように記述します。
<iframe src="sample.html" name="sample" width="500" height="300">
この場所で、インラインフレーム未対応の Webブラウザへの代替コンテンツ、
あるいは、代替ページに誘導するリンクを記述します。
 </iframe>
なお、iframe要素の子要素として、ブロックレベル、インラインレベルの両方の要素を配置することが可能です。

インラインフレームのサンプル (詳しいHTML構文は今週のマガジン「第73号」をお読みください。)

XML初級講座 --- エンティティ宣言
エンティティ(Entity)とは、「参照実体」を意味しています。ご存知のように、HTMLでは、あらかじめたくさんの「実体符号」が定義されています。
今回は、XMLの文書型定義で宣言するエンティティについて説明します。
一般実体
「一般実体」とは、キーボードから入力できない、あるいはあらかじめ「実体参照符号」として定義された文字などを指します。
例えば、著作権を表わす記号 「 © 」はキーボードから入力することができません。また、不等記号である 「 < 」 は、タグの開始区切り子として予約されているため、そのまま記述することができません。
XMLでは、文書を作成する中で、そうした実体参照文字を利用したい場合には、あらかじめエンティティ宣言によって実体文字を定義しなければなりません。
パラメータ実体
パラメータ実体とは、ある特定の「言葉」をあらかじめ「実体」として定義し、繰り返し利用するときに便利に使えることができます。
例えば、XMLという省略された単語を正式に記述すると、「Extensible Markup Language」と書きますが、この単語をいちいち記述するよりも、実体として記述した方が効率が上がります。
エンティティ宣言の書き方
以下の DTDにおけるエンティティ宣言を参照してください。
 <!ENTITY lt "&#60;">
 <!ENTITY gt "&#62;">
 <!ENTITY XML "Extensible Markup Language">
 <!ENTITY WFB "初心者のためのホームページ作り">
この記述は、最初の行、2番目の行が「一般実体」を宣言し、以下の2つの行が「パラメータ実体」を宣言しています。
具体的な記述は、
<!ENTITY 実体名 "参照する文字列">
このエンティティ宣言を利用した XMLインスタンスは、次のようになります。
 <magazine>&WFB;
   <book>&lt;&XML;とは何か&gt;</book>
 </magazine>
この XMLを、XMLパーサで見てみると、
初心者のためのホームページ作り
Extensible Markup Languageとは何か
このように表現されます。いちいち「実体」を宣言する手間がありますが、そこが XMLの面白さでもあります。このようなことが HTMLでも可能であれば、どんなに作業効率が上がることかと実感させられます。


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