初心者のためのホームページ作り 第70号

Web作成支援

メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。なお、疑問点や分からない点がありましたら、遠慮なく メールにてご質問ください。

<第70号> 今週のおさらい
                  毎週金曜日配信 What's New 2003/10/17
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   ■ HTML講座  第16回 --- フレーム
   ■ XML初級講座 第8章 --- 属性リスト宣言
HTML講座 --- フレーム
どういうわけかフレームは嫌われています。何故でしょう?
フレームは、表示されるブラウザ画面を任意に分割するウィンドウで構成されています。そのため、あるウィンドウをサイト全体のメニューとしてのナビゲーションを常に表示できる仕組みが考えられます。
メニューが常に表示されることで、閲覧者は自由に、求めるコンテンツのページに移動することができ、大変便利でもあります。
フレームのサンプル
フレームの欠点
フレームには、以下の欠点(特徴)を持っています。
こうした欠点さえ補うことができれば、もう少しフレームの利用が普及してもおかしくないのではないかと考えます。
ただし、フレームは非推奨として定義されていることでもありますので、作成の際には、その文書の冒頭でフレームに対応した 文書型定義(Frameset)を宣言しなくてはなりません。
フレームの欠点を補うための手法
上記にある「フレームの特徴」を熟知した上で、設計時には以下のような考え方を取り込むように心がけることが肝要かと思います。
フレームは、決して憎むべき対象ではありません。次回は、こうした考え方に従って、閲覧者に優しいフレームを作成します。
XML初級講座 --- 属性リスト宣言
要素の補足情報を提供する「属性」は、DTD内で定義する属性リスト宣言で行います。
属性リスト宣言 Attribute List Declaration
属性リスト宣言では、要素の付加情報として識別子やタイプなどといった属性を定義し、画面表示やデータ処理における「フラグ」として、あるいはデータの判別に利用します。
属性リスト宣言は、以下のように記述します。
  <!ATTLIST 要素名 属性名 データ種別 "デフォルト値">
例えば、上記の例に従って属性を定義すると、
  <!ATTLIST magazine id ID "No.90196">
これを分解して説明しましょう。
最初のエクスラメーション「!」は、宣言を意味します。次の ATTLIST は属性リストを意味し、その要素名が magazine であることがお分かりでしょう。
次いで、属性名が id、そのデータ種別は 「ID型」であり、初期値として「No.90196」と設定しています。
この属性リスト宣言を利用した XMLデータは以下の通りになります。
<magazine id="No.90196">メールマガジンのIDです。</magazine>
属性のデータ種別
属性のデータ種別とは、データの型を示すことで、属性の内容がどのような値を持つものなのかを明確に定義します。
つまり、データ種別を記述することにより、属性に記述する値が、どのような値なのかというデータの性質を明らかにすることができます。

属性リスト宣言に記述するデータ種別には、以下のように区別されています。

データ型種別 内容
CDATA文字データ 文字データを表わす型。任意の文字を記述することができる。
ENTITYエンティティ参照 置換文字列を表わす型。名前の命名規則に従った名前文字を記述することができる。
ENTITYS複数のエンティティ参照 置換文字列を表わす型が複数存在する型。名前の命名規則に従った名前文字を記述することができる。
ID識別子 識別子を表わす型。名前の命名規則に従った名前文字を記述することができる。
IDREF参照識別子 他の要素を参照できる識別子を表わす型。名前の命名規則に従った名前文字を記述することができる。
IDREFS複数の参照識別子 他の要素を参照できる識別子を表わす型が複数存在する型。名前の命名規則に従った名前文字を記述することができる。
NMTOKEN名前トークン 文書のセキュリティレベル。言語名やコードを表わす型。名前で使用できる文字を1文字目から記述することができる。
NMTOKENS複数の名前トークン 文書のセキュリティレベル。言語名やコードを表わす型が複数存在する型。名前で使用できる文字を1文字目から記述することができる。
NOTATION記法 因果関係を表わす型。NOTATION宣言された名前文字を記述することができる。
列挙列挙型 データの候補を書き並べる型。名前で使用できる文字を1文字目から記述することができる。
こうした属性のデータ種別を理解するには、それなりのスキルを要しますが、講座を進める中で適時に解説します。
デフォルト値の設定
属性リスト宣言では、属性のデフォルト値を記述しますが、必須、省略可能、固定といった特別な宣言を定義することも可能です。
属性のデフォルト値には、以下のようなものがあります。
初期値内容
直接記述 要素に対し、属性指定の属性が明示的に指定されていない場合に指定する。
#REQUIRED 必須。要素に対し属性指定を必ず記述しなければならない。
#IMPLIED 省略可能。要素に対し属性指定を省略することができる
#FIXED 固定。要素に対し属性指定の属性値に固定の値を記述しなければならない。
次回は、上記の規則に従って、実際の属性を作成し、その XMLインスタンスについて説明します。


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