初心者のためのホームページ作り 第40号

Web作成支援

メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。なお、疑問点や分からない点がありましたら、遠慮なく メールにてご質問ください。

プレーンテキスト版バックナンバー

今週<第40号>マガジンのおさらい

                   毎週金曜日配信 What's New 2003/2/21
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 今週の課題 ■ JavaScript講座 第6回 JavaScriptの言語仕様
JavaScript講座も6回目を迎えたところで、基本的な知識について解説します。いままでオブジェクトや制御文などを伝えてきましたが、やはりJavaScriptを学ぶ上で、「言語仕様」は避けて通れません。

詳細はメールマガジンの本文を参照していただき、ここでは補足を加えて簡単に説明します。

JavaScriptの基礎知識

スクリプト言語(Script Language)というのは、機械語への変換作業を省略して簡単に実行できるようにした簡易プログラムを記述するためのプログラミング言語といわれるものです。スクリプト言語で作られたプログラムはスクリプトと呼ばれ、「簡易プログラミング言語」と呼ばれることもあります。

通常のプログラミング言語と同様、英単語や記号・数字の組み合わせによってプログラムの設計図にあたるソースコードを記述しますが、コンピュータが実行できる形式への変換(コンパイル)は自動的に行われるため、手間をかけずに実行することができます。

JavaScriptとは、Java言語をベースに Sun Microsystems社と Netscape Communications社が開発したスクリプト言語(簡易プログラミング言語)で、当初は Live Scriptと呼ばれました。従来は印刷物のような静的な表現しかできなかった Webページに、動きや対話性を付加することを開発目的にしています。

Netscape社によるJavaScriptのブラウザ実装と Microsoft社による実装には微妙な違いがあったため、両社が参加して ECMA(欧州電子計算機工業会)によって ECMAScriptとして標準化されました。

JavaScriptの最大の特徴は、実行ファイル(バイナリ)に変換するコンパイルを必要とせず、HTML文中に直接記述し、実行はユーザのブラウザ上で行われる点にあります。

オブジェクト、メソッド、プロパティ

オブジェクトを簡単に説明すると、自分自身のプロパティ(属性)などの情報と、それらを操作するための処理の1つの固まりにまとめたものが、オブジェクトと呼ばれます。

メソッドとは、各オブジェクトが持っている自身に対する操作のことを指します。オブジェクトは「データ」と「手続き」から成っていますが、その「手続き」の部分に当たるものをメソッドと呼びます。

例えば、「テレビ」をオブジェクトとすれば、「画面を映す」「チャンネルを変える」といった操作がメソッドとなります。テレビのユーザはその内部の挙動の詳細を知らなくても、リモコンからメッセージを送って希望するメソッドを呼び出すだけで、テレビを操作することができるわけです。つまり、メソッドとは、各オブジェクトで最初から用意されている実行関数であるということが分かります。

プロパティとは、オブジェクトが持つ「属性」で、「テレビ」の中に含まれている部品や機能などを指します。

各オブジェクトのメソッドとプロパティの一覧はこちらに掲載しています。

オブジェクトリファレンス

演算子

JavaScript には計算や比較に利用するざまざまな演算子があります。大きく分けて、四則演算を行う「算術演算子」、数値をビットとして扱う「ビット演算子」、if 構文などで複数の条件を扱う際に便用する「論埋演算子」、数値の大小を比較する「比較演算子」、演算の結果を変数に代入する「代入演算子」などがあります。

各演算子の働きや機能については、演算子のページを参照してください。

JavaScriptの演算子

演算子の一覧

■ 算術演算子
+加算2つの数値の和を求める(足し算)
-減算2つの数値の差を求める(引き算)
*乗算2つの数値の積を求める(掛け算)
/除算2つの数値で除算を行う(割り算)
%余剰2つの数値で除算を行い、その余りを求める
++インクリメント変数の値を1つ増やす
--デクリメント変数の値を1つ減らす
■ 論理演算子
&&論理積2つ値の論理積を求める(2つが真の場合真)
||論理和2つ値の論理和を求める(一方または両方が真なら真)
!倫理否定指定された値の論理否定を求める
?条件条件が真なら1つ目の文、偽なら2つ目の文を実行する
,カンマ2つの式を続けてに実行する
■ 比較演算子
<小なりa < 5 の場合、5未満なら真、5以上なら偽とする
<=以下a <= 5 の場合、5以下なら真、5以上なら偽とする
>大なりa > 5 の場合、5以上なら真、5以下なら偽とする
<=以上a >= 5 の場合、5以上なら真、5未満なら偽とする
==等しいa == 5 の場合、aが 5なら真、それ以外を偽とする
!=等しくないa != 5 の場合、aが 5以外なら真、5なら偽とする
■ ビット演算子
&ビット毎のAND2つ値の各ビットの論理積を求める
|ビット毎のOR2つ値の各ビットの論理和を求める
^ビット毎のXOR2つ値の各ビットの排他的論理和を求める
~ビット毎のNOR各ビットの反転させた結果を求める
<<左シフト指定された分の各ビットを左にシフトする
>>右シフト指定された分の各ビットを右にシフトする
>>>符号なし右シフト符号を考えずに右にシフトする
■ 代入演算子
=代入値を変数に代入する(数値、文字列を含む)
+=加算指定された値を加算して変数に代入する
-=減算指定された値を減算して変数に代入する
*=乗算指定された値を乗算して変数に代入する
/=除算指定された値を除算して変数に代入する
%=余剰指定された値で除算し、余りを変数に代入する


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