初心者のためのホームページ作り:第88号

                毎週金曜日配信 What's New 2004年3月12日
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  ┏┏┏┏   初心者のためのホームページ作り/Web for beginner
  ┏┏┏         http://www.scollabo.com/banban/
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  ┏              <第88号>

                banban@scollabo.com

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 当講座は、初心者や中級者が正しい文法と作法を身につけて、プロ級の本格的
な Webページ作成に役立つことを目的に配信されております。

 当講座では HTML4.01、XHTML1.1、XML1.0 を中心とした文法が主体となってい
ます。なお、このマガジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるよう
になります。

  今週のコンテンツ
      ■ JavaScript講座 第16回 --- documentオブジェクト
   ■ CSS講座 第9回 --- padding
    ■ インターネット用語解説  第6回 --- ブログ

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◆JavaScript講座 --- documentオブジェクト

 documentオブジェクトは windowオブジェクトの下位階層に位置し、最も頻繁
 に使用するオブジェクトで、画面上に表示されているページに関するあらゆる
 情報(文字列、画像、フォーム、リンクなど)を扱います。

 documentオブジェクトが持つメソッドとプロパティは以下のとおりです。

 ■documentオブジェクトのメソッド
 clear   表示中のドキュメント内容を消去する
 close   表示ストリーム (openで開始したドキュメントの出力) を閉じる
 open    表示ストリーム (ドキュメントの出力) を開始する
 write   ページに指定した文字列を表示する
 writeln  ページに指定した文字列を表示して改行する

  このメソッドの中で、write と、writeln は同じ意味ですが、writeln は改
 行を持って表示されているといわれています。ただし、一般的な視覚系ブラウ
 ザでは「改行」されず、そのまま出力されますので、基本的には、write と同
 じ意味で解釈されます。

 ■documentオブジェクトのプロパティ
 alinkColor 読み込まれたリンクの文字色を参照、または設定する
 anchors    現在表示されている全アンカーの内容を持つオブジェクトの配列
 bgColor    背景色を参照、または設定する
 cookie     ちょっとした情報を入れるための文字列型のオブジェクトを参照
 domain     ドメイン名を返す
 fgColor    文字色を参照、または設定する
 forms      現在表示されている全フォームの内容を持つオブジェクトの配列
 lastModified 現在表示されているページの最終更新日を参照する
 linkColor リンクの文字色を参照、または設定する
 links     現在表示されている全アンカーの内容を持つオブジェクトの配列
 location  現在表示されているドキュメントの URLを参照、または設定する
 referrer  移動先の呼び出した URLを参照する
 title     ページのタイトルを参照、または設定する
 vlinkColor 訪問済みのリンクの文字色を参照、または設定する

 documentオブジェクトで、最も利用頻度の高いものがここに掲げたプロパティ
 ではないでしょうか。特に、最新更新日を参照したり、背景色の設定などで利
 用されたりします。
  プロパティは大文字と小文字を厳格に区別しますので、扱いに気をつけてく
 ださい。

 ■document writeメソッドの使用例
 documentオブジェクトが持つメソッドの中で、最も多く利用されているのが、
 document.write (あるいは document.writeln) でしょう。
  これは、テキストや静止画像を Webブラウザに出力するメソッドで、面白い
 ことに、HTMLタグさえ配置することができます。

  具体的には、以下のように使います。

  document.write("初心者のためのホームページ作り");
  document.write("<img src='logo.gif' width='460' height='60'>");

  その気になれば、このメソッドを利用してHTMLの全文を記述することができ
 ますが、あまり現実的とは思えません。

  HTMLタグを挿入する場合、終了タグの扱いに気をつけてください。終了タグ
 では、</  という構文を使いますが、環境によってはそれがスクリプトの終了
 を意味することにもなりかねないので、ある種のエスケープが必要になります。

  dcument.write("<h1>初心者のためのホームページ作り<\/h1>");

  このように、/ の前に \ (バックスラッシュ) をいれて </\h1> とします。
 これによって不用意なトラブルからエスケープ (回避) することが可能になり
 ます。

 ■document openメソッドの使用例
 似たようなメソッドとして window.open がありますが、根本的に異なるのは、
 このメソッドでは、他のファイルを開いて出力させるものではありません。
   openメソッドは、指定された MIMEタイプ形式のファイルをオープンするも
 ので、MIMEタイプを省略した場合には自動的に「text/html」になります。

 具体的な構文は以下のとおりです。

    <script type="text/javascript">
    <!--
  myWin = window.open(" ", "MyWindow");
    myWin = document.open();
     myWin.document.write("<html><head><title>MyWindow");
     myWin.document.write("<\/title><\/head>");
     myWin.document.write("<body><p>open()メソッドで開いたファイルです");
    myWin.document.write("<\/p><\/body><\/html>");
    muWin.document.close();
    //-->
    </script>

  ここでは、新たに開かれたウィンドウの内容について記述しています。MIME
 タイプが指定されていないため、そのファイルは「HTML文書」となります。
  具体的なHTMLのタグは、document.writeメソッドで記述されたとおりです。

  なお document.openメソッドで開かれたウィンドウは、必ず closeメソッド
 を使って閉じなければなりません。もし closeメソッドがない場合には、ウィ
 ンドウにスクロールバーなどが表示されないなどの不具合が発生します。

  document.clearメソッドは開かれたファイルの内容をクリアにて初期状態に
 戻すために利用します。

 ■document.alinkColorプロパティの使用例
 このプロパティは、現在のリンクに設定されている文字色を参照したり、任意
 に設定することができます。

  リンクの色を参照する場合は、
   n = document.alinkColor;
     document.write(n);
   これで、簡単に現在のリンク色をブラウザに出力させることができます。

  リンクの色を設定する場合は、
  dcument.alinkColor = "#0033cc";
   この構文だけでリンクの色を設定します。

 ■document.anchorsプロパティの使用例
 現在読み込まれている文書から、埋め込まれているアンカー (>a name="〜"<)
 の数を参照するプロパティです。アンカー名は参照できません。
  また、アンカーが埋め込まれていない場合には、0 を返します。

  具体的な構文は、
  n = document.anchors.length;
   lengthは、数を調べるメソッドで、ここでは埋め込まれているアンカーの
   数を変数 n に代入しています。

 ■document.bgColorプロパティの使用例
 人気のあるプロパティで、現在の背景色を参照したり、あるいは任意に設定し
 たりするときに使います。
  ただし、スタイルシートなどにより予め背景色を指定していた場合には、環
 境によっては無効となりますので、その点に注意してください。

  具体的な構文は、
    dcument.write(document.bgColor);  背景色を参照する場合
  document.bgColor = "#ffcccc";   背景色をクリーム色に設定している

  なお、色を設定する場合には、16進数のカラーコードのほかに、JavaScript
 で定義されている「カラーネーム:色名」を使うことができます。

  JavaScriptカラーネーム一覧
  http://www.scollabo.com/banban/java/colorchart.html

 ■document.cookieプロパティの使用例
 クッキーファイルの内容を参照したり、変更する場合に利用します。このプロ
 パティは、唯一閲覧者のローカルファイルを参照することができますので。扱
 いには十分注意してください。
  書き込まれた変更内容は、ある一定の期間が経つと自動的に消去されます。

  具体的な構文は、
  document.write(document.cookie);  クッキーファイルの参照
  document.cookie = "Thisi is Test"; クッキーファイルの変更

 ■document.domainプロパティの使用例
 現在読み込まれているページ上のドメイン名を参照します。

  具体的な構文は、
  document.write(document.domain); 現在のドメイン名を参照する

 ■document.fgColorプロパティの使用例
 現在のページで指定されている文字色を参照したり、あるいは予め文字色を指
 定する場合に使います。
  ただし、スタイルシートなどにより予め文字色を指定していた場合には、環
 境によっては文字色の設定は無効となりますので、その点に注意してください。

  具体的な構文は、
  document.write(document.fgColor); 現在の文字色を参照する
  document.fgColor = "#000099";   文字色を濃い青色に設定する

 ■document.formsプロパティの使用例
 現在読み込まれているフォームの名前やオブジェクトなどを配列として取り込
 んで参照します。
  ここでいうオブジェクトとは、フォーム内で配置されている入力フォールな
 どを指します。このプロパティでは、フォームのオブジェクトを設定すること
 はできません。

  具体的な書式は、
  document.フォーム名.入力フィールド要素名.form
   なお、入力フィールドが複数設定されている場合は [ ] で囲んで添字を
   使って、入力フィールドの出現する順位を明示します。ただし、この場合
   最初の番号は 1 ではなく 0 となります。

  具体的な構文は、
  a = document.myForm.element[2].form;   オブジェクトを参照している
    document.write(a);           そのデータを出力している

 このプロパティの一般的な利用法として、入力されたデータを検証する際に用
 いられることが多いようです。

 ■document.lastModifiedプロパティの使用例
 現在読み込まれているページの最後に更新された日付を参照します。つまり、
 最新更新日を出力するのに用いられます。ただし Mac版 Netscape では、必ず
 しも正しい日付が返されるわけではありません。

  具体的な構文は、
  update = document.lastModified;
    document.write("最新更新日", update);

 表示される日付は、2004/3/12 01:40:30 という形式でレンダリングします。

 ■document.linkColoプロパティの使用例
 現在読み込まれているリンクの文字色を参照、あるいは設定したりします。
  ただし文字色を設定する場合、スタイルシートなどにより予め文字色を指定
 していた場合には、環境によっては設定は無効となりますので、その点に注意
 してください。

  具体的な構文は、
  document.write(document.linkColor);   リンクの文字色を参照している
  document.linkColor = "#006699"    リンクの文字色を設定している

 ■document.linksプロパティの使用例
 現在読み込まれているリンクのオブジェクトを、配列として取り込んで参照し
 ます。表示される内容は、絶対パスで記述された全文が返されます。

  具体的な構文は、
  <p><a href="htt://www.scollabo.com/banban/">Web For Beginner</a></p>
    <script type="text/javascript">
     <!--
      banban = dcument.links;
      document.write(banban);
     //-->
    </script>

 ■document.locationプロパティの使用例
 現在読み込まれているページの URLを参照します。また、リンク先を設定する
 ことも可能です。

  リンクを設定する場合の具体的な書式は
  documeny.location.href ="リンク先の URL を指定";  リンクの設定

  現在のロケーションを参照する具体的な構文
  document.write(document.location);

 ■document.referrerプロパティの使用例
 現在のページの直前の URL を返します。
  直前のページが存在しない場合は、そのディレクトリの index という HTML
 ファイルを返す場合があります。(UNIXサーバの場合)あるいは、undefined
 と返す場合もあります。(定義されていないという意)

   referre (リファラー) とは、ハイパーリンク元を示すもので、アクセスロ
 グなどに記録されますが、JavaScriptは Webブラウザの履歴を参照するもので
 サーバのリクエストヘッダを読むものではありません。

  具体的な構文は、
  befor = document.referre;  直前のページを参照している
    document.write(befor);    得られたデータを出力している

 ■document.titleプロパティの使用例
 現在読み込まれているページ、あるいは他のページの title要素で囲まれた文
 字列を参照します。

  具体的な構文は、
  myTitle = document.title;  現在のページのタイトルを参照している
    document.write(myTitle);   タイトルの内容を出力している

 ■document.vlinkColorプロパティの使用例
 現在読み込まれている訪問済みリンクの文字色を参照、あるいは設定したりし
 ます。
  ただし文字色を設定する場合、スタイルシートなどにより予め文字色を指定
 していた場合には、環境によっては設定は無効となりますので、その点に注意
 してください。

  具体的な構文は、
  document.write(document.vlinkColor);   訪問済みリンクの文字色を参照
  document.vlinkColor = "#800080"    訪問済みリンクの文字色を設定


 documentオブジェクトは、様々なメソッドとプロパティを組み合わせることに
より、現在表示されているページの情報を読み取ることができます。また、ペー
ジに係わる様々な設定も可能です。
 いろいろと試される中で、documentオブジェクトの魅力を体験してください。

 次回の JavaScript講座は、locationオブジェクトについて解説します。

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◆CSS講座(第9回) 余白(padding)

 前回はコンテンツの外側の余白について解説しましたが、今回はコンテンツの
 内側の余白について取り上げます。

  コンテンツの内側の余白を指定するスタイルシートの属性は、padding です。
 指定する値は、スタイルシートで利用できるすべての単位で行います。
 padding は、margin 同様、ほとんどの要素で利用できます。

 ■margin と padding の違い
 簡単に図で説明すると以下のとおりです。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃    margin                         padding     ┃
  ┃     ↑           ┌───────┐  ┃
  ┃  ┌─────┐        │   ↑   │  ┃
  ┃ ←│コンテンツ│→       │←コンテンツ→│  ┃
  ┃  └─────┘        │   ↓   │  ┃
  ┃     ↓           └───────┘  ┃
  ┃                            ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  この図を見てお分かりのとおり、マージン (margin) は、コンテンツの外に
 位置した余白で、基本的に背景尺などは継承されません。
  しかし、パディング (padding)  はコンテンツの一部として扱われます。つ
 まり、余白もコンテンツ領域であるということです。
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  そのため、コンテンツに背景色などを指定した場合にも継承され、余白部分
 も塗りつぶされます。

 ■パディングを個別で設定する
 コンテンツの内側に余白を設定する paddingを、要素の上下左右に個別で指定
 する属性は以下のとおりです。

  padding-top     要素の上側にパディングを設定する
    padding-left   要素の左側にパディングを設定する
    padding-right   要素の右側にパディングを設定する
    padding-bottom  要素の下側にパディングを設定する

 ■パディングをまとめて設定する
 パディングの上下左右を一括で指定する方法は、指定する単位の数によって、
 それぞれの内側の余白の設定が異なります。

  padding: 単位          要素の上下左右を一括して設定する
  padding: 単位 単位        要素の上下、左右の順で設定する
  padding: 単位 単位 単位     要素の上、左右、下の順で設定する
  padding: 単位 単位 単位 単位  要素の上、右、下、左の順で設定する

  Macintosh版 MSIE では、一括で指定した場合に不具合が発声します。
  ブラウザ固有のバグではないかと推測します。

 ■パディングの使い方
 具体的なパディングの使い方はありません。ただ、枠線や背景色などを設定し
 た場合、ある程度の余白を設定することで、コンテンツの表現に余裕が表示さ
 れ、見やすい環境を提供できます。
  視覚的なデザインにこだわったとき、極めて重宝する属性でしょう。

  次回は、スタイルシートで扱う枠線表示について詳しく解説します。

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◆Tips
 前回お伝えした margin について補足説明があります。これは padding にも
 共通するものです。

 ■マージンのつぶし
 2つのボックスを上下に並べたとき、最初のボックスで下側のマージンを 2em
 (2文字分の余白) と取り、下に位置するボックスの上側のマージンを 1emと
 した場合、その部分の合計は 3emとなります。

       ┏━━━━━━━━━━┓
       ┃  ↑ (margin 1em) ┃
       ┃  コンテンツ   ┃
       ┃          ┃
       ┃  ↓ (margin 2em) ┃
       ┣━━━━━━━━━━┫ ← この部分が合計 3em となる
       ┃  ↑ (margin 1em) ┃   実際には 2em だけが表示される
       ┃  コンテンツ   ┃
       ┗━━━━━━━━━━┛

  こうした時、実際に Webブラウザで表現される場合は、そのマージンは 2em
 だけしかレンダリングされません。つまりどちらか多い方のマージンを取り、
 少ない方のマージンはつぶされます。近接するマージンやパディングなどのお
 互いの余白をつぶすことがあるということを覚えてください。

 ■マージンがつぶされない場合
 スタイルシートで絶対位置指定や浮遊によって設定した場合には、互いの余白
 は維持され、つぶされることがありません。
  また、浮遊によって左右に並べた場合にも、左右のマージンはつぶされるこ
 とがありません。

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◆インターネット用語解説 --- ブログ (Weblog)

 9.11テロ事件後、アメリカで登場して以来、あっという間にブームとなって広
 がった「ブログ」は、その後世界中で人気を博し、信じられないスピードで増
 殖しています。そう、まるでウィルスのように。
  新しいカルチャーとして根をおろしつつあるブログについて、ほんの触りだ
 けですが、その仕組みを解説します。

 ■ブログとは?
 元もとの語源は「weblog:ウェブログ」で、その言葉を短縮して「ブログ」と
 読んでいるものです。ブログという言葉を定義するには、その意味があまりに
 も広範に及び、なかなか説明つかないことがあります。

  Weblog の log は、日誌を意味し、つまり Web上で展開する「日記サイト」
 と言えなくもありません。日記を記事として時系列に並べられるツールが使え
 ることで、個人ベースで運営されているのが一般的な印象です。

  現在、毎日新しいブログが登場する背景として、個人の見解や思想、考え方
 を比較的簡単に発信できるという要因があり、多くの人たちが何かを発言した
 いという欲求を満たしているのではないかと推測します。

 ■ブログを提供しているサイト
 無料で提供しているブログ構築サイトで、大変な勢いで伸びています。誰でも
 簡単な手続きで加入することができ、しかも特別な知識やソフトを使うことな
 く Web上で、容易に「ブログサイト」を構築することができます。
  代表的なブログ提供サイトは以下のとおりです。

  □はてなダイアリー http://d.hatena.ne.jp/
  現在 202万人も利用している超人気サイト。無料

  □ココログ http://www.cocolog-nifty.com/
  ニフティが運営しているブログ。会員でなくても利用可。無料。

  □マイプロフィール http://myprofile.ne.jp/
  予め用意されているプロフィールカードで簡単作成。無料。

  □ライブドアブログ http://blog.livedoor.jp/
  同社の社長自らブログを発信している。無料。

  □エキサイトブログ http://www.exblog.jp/
   現在ベータ版で無料。テキスト及び画像を最大20MBまで利用可。

  □PHPNuke http://phpnuke.org/ (英語)
   ブログ CMSの老舗で、そのほとんどを PHPスクリプトで構成しています。
   面倒な設定なしですぐに使える手軽さがあります。年間 $29.95

  □TypePad
   http://www.typepad.com/
  人気の Movable Type のように、サーバにインストールするという複雑さが
  ないために人気があります。月額 $4.95より。

  □gooブログ
   http://www.goo.ne.jp/
   blogの検索,開設の両方を提供。無料。

 ■ブログツール
 個人でも、自分の Webサーバで CGIが扱える場合 Web上で提供されているツー
 ルを使うことで、ブログを構築することができます。

  ツールは CMS「コンテンツマネジメントシステム」と呼ばれるもので、様々
 なツールが Web上で手に入ります。若干、設定に知識を要しますが、自分でプ
 ログラミングするわけではないので、比較的容易に導入することができます。

  日記などローカルで編集したコンテンツをボタン1つで貼り付けられ、その
 まま Webページを生成する機能が備わっています。
  以下は、人気のある代表的なツールです。

  □Movable Type http://www.movabletype.org/
   最も人気のあるトロット夫妻の手による CMSツール。ほとんどのサーバに
   インストールすることができます。比較的容易にカスタマイズできる利点
   もありますが、XHTML、CSSに精通していないと自在に扱うことが困難です。
   当サイトでも、この CMSを採用しています。ドネーション(寄付)ウェア。

  □Zope http://zope.jp/
   インタプリタ言語「Python」で書かれた CMSです。
   コンテンツの操作や開発、管理がブラウザだけで行える特徴を持っており
   ほとんどのプラットフォームに対応している秀作。このソフトはブログだ
   けでなく Webサイト構築にも優れた機能を持っています。無料。

  □WikiWiki http://c2.com/cgi/wiki?WelcomeVisitors (英語)
   参加者が自由に編集したりできる「WikiWiki」ツールで、これをモデルと
   して非常に多くのクローンが生まれています。そのほとんどがインタプリ
   タ言語「Perl」で書かれていいます。秀逸。無料。

  □iBlog http://www.lifli.com/Ploducts/iBlog/main.htm (英語)
   Mac版ブログツール,シェアウェア $19.95
   使ったことがないので詳細は分かりませんが、基本的にローカルで作成し
   たコンテンツをボタンやアイコン操作でブログを構築できる CMSです。

 ■ブログと XML
 ほとんどのブログツールでは XMLを生成する機能を持っています。これは一体
 どんな働きがあるのでしょう?

  例えば、あなたのページに誰かがリンクしてくれたと仮定します。しかし、
 誰であってもリンクしてくれたことを知る術がありません。誰かがそのサイト
 からアクセシした場合には、アクセスログから解析して知ることができますが
 通常は、ほとんど知ることもなくそのままです。

  しかし、ブログには「トラックバック機能」があり、誰かのブログからあな
 たのブログにリンクを張ったとき、ブログ内にその結果が表示されます。
  これは XMLの RSS (RDF Site Summary) というファイル形式がその役目を果
 たします。
  具体的な構文は、

 <item rdf:about="http://scollabo.com/banban/mt/rss?id=011">
  <title>ブログに関する薀蓄</title> 
  <link>"http://scollabo.com/banban/mt/rss?id=011"></link> 
  <description>
   ブログ公開に関するトピックを集めた内容を掲載。
  </description>
  <dc:language>ja</dc:language>
  <dc:date>2004-03-12T01:30+09:00</dc:date>
 </item>

  (item要素で囲まれた範囲が、ブログのメタ情報となります。)

  つまり、新しい日記がエントリーされたとき、自動的に RSSファイルが生成
 されます。そのファイルには、トラックバックに関する記述があり、ブログ同
 士を結びつける「メタ情報」を生成します。
  メタ情報とは、コンピュータが情報を処理するために利用されるもので、い
 わゆる「セマンティック Web」の情報伝達手段とお考えください。

  ブログのほとんどで XHTMLが採用されているのは、こうしたメタ情報のやり
 取りを円滑にするための XMLを扱うためなのです。
  ブログのトラックバック機能を積極的に使うことで Web上の輪が広がります。
 ハイパーテキストだけでは実現できない相互運用の機能こそ、セマンテックを
 加速させるものではないかと考えます。

 ■まとめ
 ブログは、参加者を区別しません。誰でも自由に自分の声を発信することが容
 易にできます。HTMLなどを知らなくても、面倒なファイル転送なしで簡単に構
 築できます。
  ブログを発信しつづける人たちを「ブロガー:Blogger」などと呼びます。
 あなたも、ブロガーの仲間入りをしてみたらいかがでしょう。決して難しくあ
 りません。

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今回はここまで、ではでは・・
今週のおさらいは Webページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
Webページでは HTML文の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。

 (今週のおさらい)
  http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_088.html

 次回は、3月19日に配信を予定しています。

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◆お願い

 3月は卒業や人事異動が発令する季節です。それに伴ってあなたのメールアド
 レスが変更になった場合、お手数ですが一旦配信中止の手続きをお願いします。
  新たなメールアドレスを取得したときには、再度購読の手続きが必要になり
 ます。
  大変ご面倒ですが、メールアドレス変更による手続きをお願いします。

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質問・ご意見ははこちらまで→ banban@scollabo.com

 なお、ご質問の際には、あなたがお使いのOSや Webブラウザ、テキストエデ
ィタなど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答しやすく
なると思います。
 ただし、個人的な事由により返事が遅れることがあります。ご了承ください。
お急ぎの場合には、当サイト内の掲示板をご利用ください。きっと誰かが答えて
くれると思います。

発行者 ばんばん
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/  (ID 0000090196)

 誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには、平にご容赦願います。

バックナンバー こちらで公開しています。
プレーンテキスト  http://www.scollabo.com/banban/magazine.html
各号のおさらい  http://www.scollabo.com/banban/magazine/
アーカイブ    http://www.scollabo.com/banban/daf/archive.html
まぐまぐの過去記事 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000090196

配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm

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<えでぃた〜ず・る〜む>

 3月に入って急に忙しくなってきました。念願の会社設立まであと一歩という
 ところで、あっちに行ったりこっちに行ったり体が幾つあっても足りません。
 おまけにけっこうな金額を放出することもあり、春だというのに懐は寒くなる
 ばかりです。

  3月は、惜別の季節でもありますが、心新たかにする時期でもあります。イ
 ヤなことは忘れて、新しい人生に邁進したいものです。

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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
 なお、記事中のスタイルシート、HTML、スクリプトなどをご自分のページ作成
に自由に使っていただいても差し支えありません。

            Copyright(C) 2002-2004  www.scollabo.com/banban/
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