初心者のためのホームページ作り:第67号

                   毎週金曜日配信 What's New 2003/9/19
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       初心者のためのホームページ作り/Web for beginner
           http://www.scollabo.com/banban/

                <第67号>

            wfb-org@jcom.home.ne.jp
        (初心者のホームページ作り臨時制作委員会)

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 当講座は、初心者や中級者が正しい文法と作法を身につけて、プロ級の本格的
な Webページ作成に役立つことを目的に配信されております。

 当講座ではHTML4.01及び XHTML1.1 を中心とした文法が主体となっています。
なお、このマガジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるようになり
ます。

  今週のコンテンツ
      ■ Webデザイン 第14回 --- スプラッシュページ
   ■ HTML講座  第14回 --- リストの作成
   ■ XML初級講座 第6回 --- XSL
    ■ タグの解説 --- object要素

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◆Webデザイン(第14回) スプラッシュページの是非

 サイトのトップページで時々お目にかかるスプラッシュページ(イントロペー
ジとも呼ばれる)は、果たしてどのような意味があるのでしょうか?

 通常、このスプラッシュページは、「ENTER」とか、「日本語」、「ENGLISH」
などの案内のリンクボタンが表示されることが多いようです。あるいは手の込ん
だ「FLASH」によって作成されている場合もあります。

 例えばこんなやつ → http://www.scollabo.com/banban/tips/splash.html

 スプラッシュページが置いてあるサイトでは、ユーザは必ず、そのページを見
せられます。しかし、よく考えてみるとサイトのテーマコンテンツとはあまり関
係ないものが多いような気がします。
 実際に、スプラッシュページの後に本来のあるべきトップページに誘導されて
いるのが現状です。

 ナローバンド環境のユーザは、関係ないページを見せられ、無駄な時間と通信
費を支払わなければなりません。環境によっては、コンピュータのリソースを消
費し、無駄なネットワーク回線のトラフィックを呼ぶ要因ともなります。

 ある企業と Web制作に関するミーティング中に、クライアントから「何故、う
ちには動きのあるトップページがないんだ?」と言われたことがあります。動き
のあるページとは、スプラッシュページのことを指して要求してきたのです。

 アニメーションを含め、動きのあるページを作ることはたやすいことです。し
かも儲かる仕事です。しかし、「動き」に意味を持たすことができないならば、
不要なことです。不要なものをこってりと掲載すれば、ユーザに見透かされてし
まいます。つまり、意味がなければ「有害」になります。

 ユーザビリティの権威であるヤコブ・ニールセン氏は、スプラッシュページに
関して「ウェブ上では邪悪なだけであり、ほとんどいかなる状況においても排除
されるべきものである。」と述べています。

 スプラッシュ(泥はねの意)は、本当に必要かどうか、もう一度検証してみる
必要があります。訪れるたびに見せられるのは、どうも苦痛を感じてしまうもの
ですが・・

 言語の異なるページへの移動は、通常のトップページからでも十分に可能です。
外国のホームページで、日本語をサポートしているサイトがありますが、そのほ
とんどで、通常のトップページにある「Language」ボタンから移動させています。
 この方法ならば、はるかにスマートで格好いいと思います。

                      (第15回 Webの理念につづく)

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◆HTML講座(第14回) リストの作成

 HTML文書では時として、箇条書きや番号つきのリストなどを用いる場面があり
ます。HTMLでは、こうした表現に対応するタグが用意され、多くのサイトで利用
されています。
 今回は、様々な形式に沿ったリストの表現について解説します。

 ■順不同のリスト
 順不同とは、単なる箇条書きリストで、番号をつけて表現するわけではありま
 せん。この表現には、ulタグでリストを定義し、liタグでリスト項目を記述し
 ます。書式は以下の通りです。

    <ul>
      <li>箇条書きその1</li>
      <li>箇条書きその2</li>
      <li>箇条書きその3</li>
    <ul>

  一般的な視覚系ブラウザでは、リスト項目の先頭に小さな黒丸が表示されま
 す。この行頭の印を「マーカー」と呼び、作者が自由にマーカーの種類を変え
 ることができます。
  ただし、ulタグの属性に、type属性を利用するのは非推奨扱いとなっていま
 すので、文書型定義には注意してください。(色は指定できません)

  type属性の値(非推奨扱い)
   ・disc      黒丸(デフォルト値)●
   ・circle  白丸 ○
   ・square  四角 ■

  記述法 <ul type="circle">

  なお、スタイルシートを利用する場合には、この他に数字や、作者が作った
 画像を利用することができます。(色は指定できません)

  スタイルシートの設定
   ul { list-style-type: disc }    黒丸(デフォルト値)●
   ul { list-style-type: circle } 白丸 ○
      ul { list-style-type: squar }  四角 □
   ul { list-style-type: decimal } 1から始まる数字
   ul { list-style-type: none }    マーカーを表示しない
   ul { list-style-image: url("marker.gif") }  画像をマーカーに設定

  リストアイテムを記述するのは、liタグで行います。リストでは、最低1個
 以上のリスト項目を配置しなければなりません。
  なお、liタグの終了タグは省略することができますが XHTMLでは、省略でき
 ません。将来のためにも、終了タグを記述する習慣を身につけましょう。

 ■番号つきリスト
 リストの行頭に番号を付与して表示するリストを、「番号つきリスト」と呼び
 ます。この表現には、olタグと、liタグを用いて記述します。

    <ol>
      <li>箇条書き</li>
      <li>箇条書き</li>
      <li>箇条書き</li>
    <ol>

  一般的な視覚系ブラウザでは、リスト項目の先頭に1.2.3.という具合
 にマーカーが表示されます。
  なお、ulタグ同様に、type属性を使って数字の種類を変えることができます。
 これも色の指定はできません。

  type属性の値(非推奨扱い)
   A  大文字のアルファベット Aから始まるマーカー
      a  子文字のアルファベット aから始まるマーカー
      I  大文字のローマ数字
      i  子文字のローマ数字
      1  数字1から始まるマーカー

  記述法 <ol type="A">

  また、同じく非推奨扱いですが、先頭の番号の始まりを指定する start属性
 によって、任意の番号に変えられます。

  start属性の記述法(非推奨扱い)
   strat="任意の数字" その数字を先頭にした準で表示
      <ol start="100">  100から始まる数字を指定した記述法

  スタイルシートを利用すると、様々なスタイルの数字や文字をマーカーとし
 て扱うことができます。

  スタイルシートの設定
   ol { list-style-type: lower-alpha }    子文字のアルファベット
   ol { list-style-type: upper-alpha }    大文字のアルファベット
   ol { list-style-type: lower-roman }    小文字ローマ数字
   ol { list-style-type: upper-roman }    大文字ローマ数字
   ol { list-style-type: lower-latin }    小文字ラテン文字
   ol { list-style-type: upper-latin }    大文字ラテン文字
   ol { list-style-type: lower-greek }    小文字ギリシャ文字
   ol { list-style-type: upper-greek }    大文字ギリシャ文字
   ol { list-style-type: hebrew }       ヘブライ語数字
   ol { list-style-type: armenian }       アルメニア語数字
   ol { list-style-type: georgian }      グルジア語数字
   ol { list-style-type: cjk-ideographic } 漢数字
   ol { list-style-type: hiragana }       ひらがなの「あいうえお」順
   ol { list-style-type: katakana  }     カタカナの「アイウエオ」順
   ol { list-style-type: hiragana-iroha }  ひらがなの「いろは」順
   ol { list-style-type: katakana-iroha }  カタカナの「イロハ」順
   ol { list-style-type: decimal-leading-zero }  0 のついた数字
   ol { list-style-type: none }    マーカーを表示しない
   ol { list-style-image: url("marker.gif") }  画像をマーカーに設定

 上記スタイルシートにおける各ブラウザのサポート状況は一様ではありません。
 Netscape6.0以降、Mozilla 0.86 以降ではかなりサポートされていますが、最
 も普及している MSIE では、上記の上から4つまでしかサポートしていません。
  サポートされない場合は、通常(数字による)のマーカーを表示します。

 非推奨属性によるマーカーの設定
  http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_67-1.html

 スタイルシートによるマーカーの設定
  http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_67-2.html


 ■マーカーの位置その1
 初期値としてマーカーはコンテンツ(テキスト)の外側に配置します。
  例えば、長文のテキストの場合、

   ・マーカーはテキストの外側に位置するのが「初期値」となっていますが
    スタイルシートでは、マーカーを内側に設定することができます。

  スタイルシートでは、このマーカーの位置を調整することができます。例え
 ば、マーカーをコンテンツの一部になるような内側に配置することができます。
  内側のマーカーとは、以下の通りです。

   ・マーカーはテキストの外側に位置するのが「初期値」となっていますが
   スタイルシートでは、マーカーを内側に設定することができます。

 テキストが改行された場合の、マーカーの位置関係に注意してください。

  スタイルシートの設定法
   ul { list-style-position: outside }  外側(初期値)
   ul { list-style-position: inside }   内側

 ■マーカーの位置その2
 マーカーとテキストの間を、任意に間隔を置くことができます。やはりスタイ
 ルシートだけで実現されます。
  ただし、この設定を実装しているブラウザが少ないのは残念です。

   ul { marker-offset: 1em }  マーカーとテキストの間を1文字分に設定
   (数値+単位で指定します)


 ■まとめ
 リストを定義する ul、ol の各要素は、共にブロックレベルとして定義され、
 文書上のリスト構造を提供します。配置できる子要素は li要素のみです。

 リスト項目には、li要素を用いますが、この中には他のブロックレベル要素を
 配置することができます。一般的な視覚系ブラウザでは、リスト項目をインデ
 ントして表示されます。


  次回は、定義リストについて詳しく解説します。

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◆Tips  li要素にはブロックレベル要素を配置できる

 li要素は、基本的に ol、ul の各要素内で配置されなければなりません。単独
 で利用することはできません。

 この要素内には、他のブロックレベル要素を配置することが可能なので、リス
 トを入れ子(ネスティング)することができます。

 <ul>
		<li>HTML講座
    <ul>
           <li>SGMLとHTMLの関係</li>
           <li>W3C勧告とは</li>
           <li>HTMLの作成の準備</li>
        </ul>
     <li>JavaScript講座</li>
   </ul>

 同じリストを入れ子にした場合、マーカーは別の種類が表示される場合が多い
 ようです。

◆Tips タグと要素

 要素とは、表現すべきコンテンツの内容そのものを表わします。それは見出し
かもしれませんし、段落、あるいはリストかもしれません。
 タグは、その要素をどのように解釈するのかを指定するために記述します。

  <p>タグと要素</p>

 この場合、p そのものがタグでこのタグに囲まれたものがコンテンツ(要素内
容)と呼び、全体を要素、あるいは p要素を呼びます。
 講座では、要素と呼ぶことが多いので、是非覚えてください。

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◆XML初級入門講座(第6回) XSL

 作成した XML文書を Webブラウザで表示するためには、専用のスタイルシート
を使わなければなりません。
 通常、HTMLにおけるスタイルシートとは、CSS(Cascading Style Sheet)を表
わしますが、XMLでは XSL、あるいは XSLTが利用されます。

 今回は 少し古い Microsoft Internet Explorer 5.0 でも表示できる XML専用
のスタイルシート XSL(eXtensible Stylesheet Language:拡張可能なスタイル
シート言語)について説明します。

 (追記)
 残念ながら、現在の Webブラウザで XSLに完全準拠の仕様を持っているのは、
 マイクロソフト社の MSIE 5.0以上(Mac版含む)しかありません。
  同時に、Windows版 MSIE5.0以降では、MSXML3.0 以降の XMLパーサを標準装
 備しています。マイクロソフト社が早くから XMLに対応していたことが理解で
 きます。

 ■XSLとは
 XSLは、XML文書に対してスタイルを設定して、画面や印刷するための書式を整
 えたり、組み版を行うための仕様です。
  XSLは大きく3つの部分に分かれています。

  1.XML文書の変換を行う XSLT(XSL Transformations)。
  2.XSLTの中で XML文書内の特定の要素などを指定するときに使う XPath。
  3.組み版の指定を行うための XSL-FO(XSL Formatting Objects)。

  ただし、XSLT、XPath(XML Path Language)は独立した仕様として存在して
 いるため、現在は XSLは XSL-FO の意味で使われています。
  W3Cでも XSL-FOの内容が XSL仕様の名称で策定され、2001年10月に勧告とな
 りました。

  XSL-FOはHTML用のスタイルシート言語と異なり、SGML用のスタイルシート言
 語である DSSSL(注1)の流れをくむもので、CSSは HTMLの要素等に対して、
 どのような色やデザインを適用するかを記述しますが、XSL-FOでは、変換言語
 (XSLT)を用いて、元の XML文書を全く別個の XSL文書に置き換えて、それを
 元に表示や印刷を行なったりします。

  XMLではこのように、データとしてのXML文書と、それを整形するためのスタ
 イルを分けているため、1つのデータからさまざまな出力を作り出すことがで
 きる特徴を持っています。
  平たく言えば XSLは、XMLデータを印刷や HTMLに出力させるためのフォーマ
 ットを提供するスタイルシートです。

 ■XSLの構成要素
 元の XML文書から、HTMLに変換することができるスタイルシート XSLでは、次
 のような約束事があります。

  ・必ず、開始タグと終了タグの対で記述しなければならない。
  ・タグの親子関係が、きちんと入れ子になっていなければならない。
  ・属性の値は、必ず「"」または「'」で囲まなければならない。
  ・XSLの名前空間を利用する

  上記3つの約束事は、XHTML、XMLの記述でも当たり前のこととして決められ
 た約束事であり、XSLでも同じ規則があるということを覚えてください。

  名前空間は、その言語仕様を利用するためのスキーマを参照します。
   なお、名前空間の利用については、講座でしつこく解説する予定です。

  データを処理するための XSLの要素は次のようなものがあります。初心者に
 は極めて難解で、何のことだか理解不能と思いますが、とりあえず以下のよう
 に定められていることだけでも目を通してください。
  実際に使用するときに、改めて分かりやすく説明します。


             == XSLで処理を行う要素 ==

    要素名            説明
  ----------------------------------------------------------------------
 xsl:stylesheet    スタイルシートのルート要素の定義と、名前空間の指定
  xsl:output    XSLの出力形式を指定する
 xsl:template      XSL内で扱う要素に対してテンプレートを定義する
 xsl:apply-template  特定の要素を選択し適切なテンプレートの定義を行う
  xsl:for-each      対象となる要素をセットして繰り返し選択する
 xsl:value-of      対象となる要素の内容をテキストデータで返す
 xsl:copy          対象となる要素の内容や属性の値をコピーする
 xsl:if            要素の内容を比較し、分岐する
 xsl:choose        要素の内容をケース分けし、分岐する
 xsl:when                          〃
  xsl:otherwise             〃
 xsl:element       指定された名前で要素を生成する
 xsl:attribute     指定された属性を生成し、要素に付与する
 xsl:pi            処理命令を生成する
 xsl:comment       コメントを記述する
 xsl:script        スクリプト言語の種別の定義と、スクリプト言語に従って
          データの処理を行うための関数を記述する
 xsl:eval          テキスト文字列を生成するために、スクリプト言語の処理
          を記述したり、関数を呼び出したりする
  ----------------------------------------------------------------------

 XSLは、上記の要素型を利用して HTMLフォーマットを抽出して XMLインスタン
スを Webブラウザ上で表現するためにも利用されます。また、HTMLを出力するた
めに、HTML用のスタイルシート CSSの利用も可能になります。

 次回(第69号)では、実際に XSLスタイルシートを作成し、その内容について
詳しく解説します。


(注釈用語解説)

 注1:DSSSL(Document Style Semantics and Specification Language)
  SGMLで規格化されたスタイルシートで、主にプリンターへの出力を想定した
  スタイルシート言語です。

  DSSSLは 1996年になって SGMLの国際規格として確立されたのですが、人間
  にとって理解するのが非常に難しいものとなっており、HTMLでは CSSに改良
  し、規格化されています。

   参考サイト http://jclark.com/dsssl/

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◆HTML、XHTML タグの解説 --- object要素

 Webページ上で表現するオブジェクト(静止画、動画、プログラム、Flash等)
を埋め込む場合に利用されるタグです。

 要素タイプ : インラインレベル要素
 仕様    : HTML4.01Strict、XHTML1.1
 終了タグ  : なし(エンプティ要素)
 属性    : type、data、classid、codetype、archive、width、height、
         declare、standby、border、hspace、vspace、align、
         汎用属性など

 属性値   : type="MIMEタイプ" オブジェクトのMIMEタイプを指定
         data="URI"     オブジェクトを指定
         classid="URI"   オブジェクトのプラグインを指定
         codetype="MIMEタイプ" プログラムのMIMEタイプを指定
         archive="URI"   アーカイブファイルを指定
         codebase="URI" classid、data、archive属性で相対的に指
                 定された URIを指定します。

         width="ピクセル"  オブジェクトの横幅を指定
         height="ピクセル" オブジェクトの高さを指定
         name="名前"    オブジェクトの名前を指定
         tabindex="数値"  タブキーの順位を指定

         usemap="URI" オブジェクトがイメージマップの場合に指定
         declare      XHTMLは declare="declare" と記述します
                               objectのみが宣言され、実行されません。

         standby="テキスト"  オブジェクトのロード中のメッセージ
         border="ピクセル"  枠線の太さを指定 非推奨
         hspace="ピクセル"  左右の余白を指定 非推奨
         vspace="ピクセル"  上下の余白を指定 非推奨
         align="位置"     オブジェクトの位置を指定 非推奨

 配置できる子要素 ほとんどの要素
          (ヘッダ部にも配置できますが、その場合は表示できない
           オブジェクトに限定されます)

 HTML4.0 から定義されたインラインレベル要素です。この要素型の大きな特徴
としては、インラインレベル要素であるにもかかわらず、ブロックレベル要素を
子要素として配置できる点にあります。

 オブジェクトの一切合財を扱える非常に便利なタグですが、この要素タイプを
サポートしている Webブラウザが圧倒的に少なく、実際の利用はほぼ絶望的です。
 ただし、そう遠くない将来、すべてのオブジェクトはこの要素内で記述される
ことに集約するといわれています。

 現状では、静止画は img要素、動画や Flashは embed要素(HTML規格外)が利
用されています。正確に調査していないので分かりませんが、Netscape 6.0以降
でサポートされています。ただし、すべての属性をサポートしているわけではあ
りません。
 MSIEでは、独自仕様の embed要素とのプログラムコードがバッティングするの
ではないかという噂もありますが、本当のところは不明です。
 マイクロソフトは他のブラウザに比べ、比較的早くから HTML4.0 に準拠した 
ブラウザ MSIE4.0をリリースしました。その後、MSIE5.0 から 6.0まで進化して
きましたが不思議なことに、このobject要素だけが置き去りにされてきました。


 ■記述法
  <object data="dog/mpg" type="video/mpeg" width="320" height="240">
    犬の動画を表示します
 </object>

 object要素には、img要素のような代替テキストを用意するための alt属性が
 使えません。そのため、この要素内に代替の静止画像やテキストなどを配置し
 ます。

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今回はここまで、ではでは・・
今週のおさらいは Webページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
Webページでは HTML文の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。

 (今週のおさらい)
  http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_067.html

 次回は、久しぶりに、JavaScript講座を予定しています。

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質問・ご意見ははこちらまで→ wfb-org@jcom.home.ne.jp

 なお、ご質問の際には、あなたがお使いのOS、ブラウザ、テキストエディタな
ど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答しやすくなると
思います。
 ただし、個人的な事由により返事が遅れることがあります。ご了承ください。
お急ぎの場合には、当サイト内の掲示板をご利用ください。きっと誰かが答えて
くれると思います。

発行者 ばんばん、初心者のためのホームページ作り臨時制作委員会
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/  (ID 0000090196)

 当方は著述業やテクニカルライターではないため、誤字・脱字・変換ミス・表
現欠乏などには、平にご容赦願います。
 なお、記事に重大な誤りがある場合、叱咤と罵声と共に委員会まで突きつけて
いただくと幸いに思います。

バックナンバー こちらで公開しています。
プレーンテキスト  http://www.scollabo.com/banban/magazine.html
各号のおさらい  http://www.scollabo.com/banban/magazine/
アーカイブ    http://www.scollabo.com/banban/daf/archive.html
講座教材     http://www.scollabo.com/banban/daf/material.html
まぐまぐの過去記事 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000090196

配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm

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<編集後記>

 先週末、委員会は車を分乗してばんばん氏を見舞いに行ってきました。とにか
く驚いたのは、8月上旬に最後に面会したときより見違えるほどで、別人と思え
るくらい回復していました。

 会話ままだ流暢というわけにはいきませんが、それでも普通に話をするのには
支障がないくらい回復しています。また杖を使っていますが。歩く、座る、立ち
上がるなどといった基本的な動作も、ほぼ問題ないくらいに回復しています。

 リハビリセンターから「外出してもよい」という好意をいただき、ばんばん氏
に「どこへ行きたい?」と問うと、「うまいものが食いたい」というので、少し
移動して「山小屋風レストラン」へ行くことにしました。

 委員会「ノートパソコンはいつから使い始めたの?」
 ばんばん「今月の初めの頃だと思う。使い方を思い出すまで時間がかかった。
    今は大丈夫だと思う。」

 委員会「メールはどんな通信環境で送受信しているの?」
 ばんばん「施設の人に教えてもらって、公衆電話にあるモジュラー端子につな
    げて、ノートパソコンのモデムを利用している。小銭が少なくて途中で
    ちょん切れる。」(全員、財布から小銭を取り出してカンパする。)

 委員会「メールマガジンは読んでいんるの?」
 ばんばん「最近やっと読みだした。少しだけ原稿も書いている。」

 委員会「退院したら続けられる?」
 ばんばん「今バックナンバーを読み返している。無茶苦茶なことが書いてある
    ので、もう一度最初からやり直したいよね。」

 委員会「リハビリはどう?」
 ばんばん「今まで生きてきて、こんなに辛いことはなかった。自分の体が思う
    ように動かないのは絶望的だし情けない。でも、もういい。」

 委員会「今一番やりたいことは?」
 ばんばん「退院したい。仕事がしたい。飯がまずい!」

 委員会「いつ退院できるんだい?」
 ばんばん「分からない。もうすぐだと思う。」

 およそ2時間位、彼のペースに合わせいろんなことを話し合いました。とにか
く意識がしっかりしているので本当にホッとしました。

 施設の管理者によれば、おそらく来週あたりに退院できるだろうとのことです。
最終的な判断は医師に依ることになりますが、今の回復具合を見れば、まず問題
なく退院できると感じています。

 私たち委員会の解散ももうすぐです。少しさびしい気はしますが、正直に言え
ば解放されたい気もしなくありません。いずれにせよ、ばんばん氏は最悪の状態
から無事に生還し、厳しいリハビリを乗り越えここまで来ました。

 死の淵まで立った人間が、その生きようとする意志の強さが、今日のばんばん
氏を象徴しているような気がしてなりません。
 ドサクサ紛れに設立した私たち委員会も、「甲斐」がありました。

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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
 なお、記事中のスタイルシート、HTMLをご自分のページ作成に自由に使ってい
ただいても差し支えありません。

            Copyright(C) 2002-2003  www.scollabo.com/banban/
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最新更新日 2003/9/17
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