初心者のためのホームページ作り:第57号

                    毎週金曜日配信 What's New 2003/7/4
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       初心者のためのホームページ作り/Web for beginner
           http://www.scollabo.com/banban/

                <第57号>

             banban@scollabo.com

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 当講座は、初心者や中級者が正しい文法と作法を身につけて、プロ級の本格的
な Webページ作成に役立つことを目的に配信されております。

 当講座ではHTML4.01及び XHTML1.1 を中心とした文法が主体となっています。
なお、このマガジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるようになり
ます。

  今週のコンテンツ
      ■ Webデザイン 第6回 --- 文字と情報
   ■ HTML講座  第6回 --- プレゼンテーション(見栄え)・言語コード
   ■ XHTML講座 その18 --- コンテンツの配置 その3
    ■ タグの解説 --- dl要素
   ■ WEB関連ニュース

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◆Webデザイン 第6回

 文字とはテキストであり、それは「言葉」や「文章」でもあります。文字とは
情報を伝達するために発明された人類独自の文化でもあります。
 昨今の視覚に訴えるページが激増する中でも、文字情報は常に重要な役目を果
たしています。

 文章を書くのが苦手、という方もあると思います。文章にはいろいろな形があ
ります。しかし Webでは感動的な言葉を記述することが目的ではありません。
(それを目的にしているサイトもありますが・・)

 文章とは、あくまで系統的に分けられ整理された情報を、訪問するユーザに提
示するわけですから、サイト構築における「動機」付けられた目的を補完するも
のです。
 その意味から文字情報は非常に重要な役割があるのです。うまい文章を書こう
とするよりも、的確な情報を提供するという視点に立てば文章を書くことはそれ
ほど苦になることはないと思います。

 かくいう私自身、今でも文章表現はかなり苦手でよいとは決して思っていませ
ん。時々主語と述語が逆転したり、それらが存在しない場合だってあります。し
かし、それは大きな問題ではないと思っています。
 文字を情報伝達の手段と割り切っていれば、多少表現が悪くても、目的は達せ
られることでしょう。

 当サイトではテキストを主体として構築されております。そのために様々な工
夫を凝らしています。余白やインデント(字下げ設定)を設けたり、枠線や色に
こだわったりします。
 また、情報を系統立てることによって、ユーザが目的のページに素早く行ける
ことにも考慮しています。

 文章もコンテンツです。

 そして文章は人柄やサイトの性格さえ表します。それほど文章とは重く深い意
味合いを持っているのです。

                  (第7回 文字と情報その2につづく)

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◆HTML講座 第6回

 今回はページの「見栄え」について説明します。
前回のサンプルでは、ある意味では物足りないかもしれません。しかし、だから
と言ってゴテゴテと飾りすぎるのもどうかと思います。

 HTMLは、文書構造から見栄えを分離しなければならないという、SGMLから受け
継いだ大原則があります。

 ■見栄えとは?
 見栄え(プレゼンテーション)とは、背景色や文字の大きさや色、あるいは位
 置の指定など、いわゆるページを装飾するための技法です。HTML 3.2では、こ
 うした見栄えに関するタグや属性(タグの役割情報)が数多く勧告され、今で
 も好んで利用されています。

  しかし、HTML4.01Strictでは、こうした便利な機能を使うことが許されてい
 ません。基本的に、HTMLの記述は文書構造のみを示し、見栄えについては別の
 手段を講じなければならないのです。

  見栄えを豊かに表現したいという動機は人によって異なるでしょう。特に企
 業が作成する場合には、企業イメージを最重要視し、印象的で訪れる人たちを
 魅了することに執着しています。そのための手段は何でも使います。

  世界に名だたる日本の有数な企業のホームページは、非視覚系ブラウザでは
 レンダリングすることができませんでした。体が不自由な人は利用するな、と
 いう暗黙のメッセージにしか受け取られません。情報へのアクセスが遮断され
 た瞬間でもありました。


 ■見栄えを設定する

 以下の2つのHTML文書を参照してください。

 1.http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_57-1.html
 2.http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_57-2.html

 それぞれにHTMLソースを表示してありますので、理解しやすいと思います。

  最初のHTML文書は、直接見栄えを設定する要素や属性を利用しています。そ
 して、2番目のHTML文書では構造だけを示し、見栄えを分離しています。
  2番目のHTMLでは、見栄え部分を「スタイルシート」という見栄えを設定す
 る「非HTMLデータ」により実現しています。つまり、HTML構文の中では見栄え
 の設定は何も行っていません。

  最初のHTMLでは、fontタグが使われています。このタグは物理タグと言われ
 ユーザ環境に依存する性格を持っています。つまり、ハードやソフトの環境に
 左右されるというものです。
  背景色を表示するために、bodyタグに bgcolor属性を利用しています。この
 属性をサポートしているブラウザでは表示が可能でしょう。そうでない場合に
 は無視されます。その点では大きな問題になることはないでしょう。

  しかし、「視弱」と云われる方のブラウザは、自分で背景色を黒、文字色を
 白に設定しています。ブラウザのスタイルシート機能をオフにすれば、いつで
 も自分の設定したとおりにレンダリングします。
  ところがページ制作者側で、見栄えを設定するタグや属性を使ってしてしま
 うと、せっかくの自分自身の機能を阻害してしまうことになります。

  これらのタグや属性は、HTML4.01Strictでは、廃止されています。

 ■見栄えを分離する長所と欠点

 見栄えを分離することで、HTMLコーディングが容易になり、誰が見ても分かり
 やすいHTML文書になります。仮に見栄えをサポートしていない非視覚系ブラウ
 ザでも構造に沿って適切にレンダリングが容易に行われます。
  見栄えを分離することとは、見栄えの部分を「スタイルシート」で記述する
 という意味を持っています。

  欠点は、HTMLとは違った規則があり、その記述法を学ばなければならない面
 倒くささがあります。また、スタイルシート未対応の視覚系ブラウザでは、レ
 イアウト表示が大きく崩れる結果となってしまう場合もあります。
  特に、Netscape Navigator 4.0x では、スタイルシートの実装が非常に中途
 半端なので、見るに絶えない結果となってしまいます。

  しかし、元々SGMLでは、見栄えについては重要視されていません。最も大切
 なことは見栄えではなく、文書の論理的な構造なのです。それは何よりもユー
 ザのプラットフォームや環境に依存しない正しい文法のあり方を示しています。
  W3Cでは、構文中の見栄え部分では「スタイルシート」を利用するように強く
 推奨しています。

  作者の渾身の想いと情熱を込めたコンテンツが、環境によってレンダリング
 できないということは、作者にもユーザにも悲しいことです。
  私の友人には、「視覚」や「聴覚」、肢体不全という多くの障害者がいます。
 その人たちが一様に「インターネットの情報が得られない」という実に惨めな
 思いをしています。

  HTMLの文書構造から見栄え部分を分離する最大の目的は「アクセシビリティ」
 という、ページをバリアフリーにすることです。(注1)
  世界中の誰にでも、その環境に依存することなく正確な情報を提供すること
 ができるのです。

 ■スタイルシート(Cascading Style Sheet:CSS)

 1996年12月、W3Cより勧告されたスタイルシート CSS Level 1 は、その後さら
 に機能を加えて 1998年5月12日に Level 2 が勧告されています。

  HTML3.2が勧告された直後に、W3Cでは、文書構造から見栄えを分離させるた
 めの手段として、スタイルシートが勧告されましたが、その時点では多くのブ
 ラウザで実装されておらず、相変わらず物理タグなどが用いられていました。

  多くの Web制作現場では、魅力的なページの表現に腐心し、テーブルをレイ
 アウトに用いたり、空白画像などを利用して位置揃えなどを行っていました。

  HTML4.0/4.01が勧告されてからは、どのブラウザでもスタイルシートを標準
 として実装し、多くの製作者たちから歓迎され、好んで利用されています。
 (ただし、完全実装しているブラウザは未だ見たことがありません。)

  スタイルシートとは、例えばワープロソフトで文字の装飾を行う場合、ボタ
 ンを押すだけで簡単にできますが、それはワープロソフト専用に仕込まれてい
 るスタイルシートが行っているわけです。

  HTMLで利用するスタイルシートは、文字や背景などの色、文字の大きさ、余
 白、行間、枠線、位置など、実に多くの表示機能を実現することができます。
 現在の視覚系ブラウザでは、これらのほとんどの機能をサポートしていること
 を考えれば、スタイルシートを利用しない手はありません。

  スタイルシートは、HTMLを変更しなくても、見栄えを大きく変えることがで
 きます。そのため、更新作業が非常に安易に行え、メンテナンス性を大きく向
 上させています。

  例えば、以下のHTML文書差参照してください。先ほど登場した2番目のHTML
 にスタイルシートだけを変更したものです。HTMLに変更ありません。

 3.http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_57-3.html
 4.http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_57-4.html

  次回は、実践的なスタイルシートの利用法などについて解説します。

 ■(注釈用語解説)
 注1:アクセシビリティ(Accessibility)

  情報へのアクセスが誰でも可能であることを示すホームページ作りにおける
 大変重要な指針の1つです。
  例えば、非常に遅い通信環境では画像表示を「オフ」にしている方が少なく
 ありません。目が不自由なため、音声機能を持ったソフトウェアで Webページ
 を読んでいる人もいます。あるいは点字出力をするディスプレイを利用してい
 る人もいます。マウスが使えない人もいます。

  ユーザの環境(ハード、ソフト、通信)にまったく左右されずに正しく情報
 を提供できることを目的として、1999年 W3Cよりアクセシビリティに関するガ
 イドラインがドラフト(草案)として発表され、先月24日には、さらに改良さ
 れたガイドライン・ドラフトがリリースされています。

  また、2001年、アメリカではアクセシビリティに関する法律リハビリテーシ
 ョン法 508条が施行され、障害者保護が強化されています。連邦政府の Webサ
 イトはアクセシビリティを取り入れたページになっています。
  同時に、ソフトウェア、ハードウェアメーカーに対してもアクセシビリティ
 に則った製品を出荷するように求めています。

  マクロメディア社の Flash、今秋発表されるマイクロソフト社の FrontPage
 2003などのオーサリング・ソフトもアクセシビリティに配慮した作りになって
 います。このように、最近ではアクセシビリティに関する機運が高まり、障害
 者への配慮が当たり前になっています。

  HTML4.01では、アクセシビリティに関する機能を多く取り込んでいます。

  W3C アクセシビリティ・ガイドライン 2.0
  http://www.w3.org/TR/2003/WD-WCAG20-20030624/ (英語)

   アクセシビリティについて
  http://www.scollabo.com/banban/term/wai.html

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◆言語コード

 言語コードとは、HTMLがどこの国の言語で記述しているのかを明示的に宣言す
るために用いられます。文字コードの設定とは少し異なります。
 ページ全体が日本語で記述されている場合は、htmlタグに言語コードを記述し
ます。

  <html lang="ja">  ja は日本語を示す言語コードです。

 言語コードは、lang属性を利用して文中でいくらでも記述することができます。

 例えば、日本語で記述されているテキストの中で、もしフランス語が出現した
場合には、どのようなブラウザで見てもフランス語であることを明示します。

 <p>犬はフランス語では、<span lang="fr">chien</span> です。</p>

 ■主な言語コード一覧
  ar アラビア語     it イタリア語    de ドイツ語
    ja 日本語           el ギリシャ語    ko 韓国語
    en 英語               la ラテン語         eo エスペラント語
    ms マレー語           es スペイン語       ru ロシア語
    fr フランス語         zh 中国語           en-US アメリカ英語

 言語コードの記述は必須です。必ず冒頭で文書の言語コードを設定するように
心がけましょう。

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◆XHTML1.1 第18回

 前回は中途半端に終わってしまいました。今回はコンテンツの見え方などにつ
いて詳しく解説します。

 ■スタイルシート display属性を使う

 通常、ブロックレベル要素は前後に改行を持っています。当然のことですが、
 テキストなどのようなインライン要素の使い方をすることができません。

  しかし display属性を利用すると、ブロックレベル要素がまるでインライン
 レベル要素と同じ表現をします。

  同じように、インラインレベル要素を、改行を持つブロックレベル要素のよ
 うに変身させることもできます。状況によっては便利な機能です。

 設定方法は以下のとおりです。

 インラインレベル要素 { display: block }
 ブロックレベル要素  { display: inline }

 display属性には、この他に以下のような機能も持っています。

 display: list-item   指定した要素をリストアイテムとして扱います。
 display: none        表示しません。領域も確保されません。

 display属性は、このようにコンテンツの見え方を設定します。

  では、どのような場合に利用する価値があるでしょう。HTMLでは、インライ
 ンレベル要素とブロックレベル要素というように、仕様書ではっきりと示され
 ています。しかし XMLは作者自身が要素タイプを記述するために、その独自要
 素の見せ方を指定する必要があります。
  将来、XMLを学ばれる方にはきっと重宝する属性となるでしょう。

今回は、このスタイルシートを利用した XHTML文書を作成します。
 テキストエディタを起動して、以下のようにタイプしてください。なお、スタ
イルシートは外部文書となりますので、あわせて作成します。

XHTML文書から

<?xml version="1.0" encoding="Shift_Jis"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN" 
"http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd"> <!-- 改行せずに -->
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_Jis" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<link rev="made" href="mailto:banban@scollabo.com" />
<link rel="stylesheet" href="sample_57.css" />
<title>display属性/初心者のためのホームページ作り</title>
</head>

<body>
<div>
<h1>display属性</h1>
スタイルシートにおける display属性は、コンテンツの見え方について
多様な設定が可能です。ここでは、見出し要素をインラインレベルのように
扱っています。
<strong>コンテンツの非表示</strong>
文字を強調する strong要素をブロックレベルとしました。
下記の画像コンテンツは、非表示に設定しています。
<p>
<img src="images/sakura.jpg" width="250" height="180" alt="桜の写真" />
</p>
<p class="item">ここでは 段落要素をリストにしています。</p>
<p class="item">まるで li要素と同じ機能を示します。</p>
<p class="item">display属性は、面白い働きをします。</p>

</body>
</html>

  入力が終わりましたら保存します。拡張子「.html」をつけてください。
 保存する際の名前は任意に付けてください。例えば、sample_57.html という
 ようにして、必ず拡張子を記述してください。

  次に、スタイルシートを作成します。以下のようにタイプしてください。
 特に、コロン「:」、セミコロン「;」を間違えないように。

スタイルシート文書(sample_57.css)

charset "Shift_Jis";

body { 
	margin: 0; 
	padding: 0; 
	background-color: #fff; 
	color: #000 }

div { 
	margin: 1em 10%; 
	line-height: 1.3em }

h1 { 
	display: inline; 
	font-size: x-large; 
	color: #069; 
	background-color: inherit }

strong { 
	display: block; 
	margin-top: 1em; 
	color: #c00;
	background-color: inherit;
	font-size: large }

img { 
	display: none }

p.item { 
	display: list-item; 
	margin: 0 }

 入力が終わりましたらスタイルシート文書として保存します。
  ここでは文書名を「sample_57」として拡張子「.css」をつけます。保存の
 ダイヤログボックスで、「sample_57.css」とタイプして保存してください。
 なお、保存先は先ほどの XHTML文書と同じフォルダにします。

 サンプル実行結果
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/mmsample/sample_57-5.html


◆解説

XHTML文書より

<?xml version="1.0" encoding="Shift_Jis"?>
 XML宣言です。XHTMLは XMLのサブセットとしてて意義付けられている関係で、
 XML文書と同様に、XML宣言を行うことを強く求められています。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN" 
 "http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd">
 XHTMLの文書型定義の宣言です。必須の構文なので忘れないように。改行せず
 に記述してください。大文字と小文字が厳格に区別されています。

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
 HTMLであるルート要素を記述し、すべての要素、コンテンツはこの中に配置し
 ます。名前空間を示す xmlns属性の値は、デフォルト(初期値)として W3Cの
 DTDを参照します。独自タグを作成する場合には、その位置を示します。
 xml:lang属性は、使用する言語コードを指定します。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_Jis" />
  Webサーバやブラウザに文書情報を伝えます。文書がHTMLであり、その文字符
 号の種類が シフトJISであることを伝えています。
  本来なら、文書の content-typeは application/xml-xhtml とすべきですが
 ブラウザによっては正しく判別できない可能性がある関係で、text/html とし
  ます。古いブラウザへの配慮です。
  meta要素は空(エンプティ)要素なので、行末にスラッシュ 「/」を記述し
 なくてはいけません。

<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
 文書中に使われるスタイルが、CSS(Cascading Style Sheet)であることを、
 ユーザエージェントに伝えるものです。スタイルシートを利用する場合には、
 必ずこの記述を忘れないようにしましょう。

<link rev="made" href="mailto:banban@scollabo.com" />
 ページの作者情報を明示しています。非視覚系ブラウザでは作者に連絡する場
 合にメールアドレスを利用して問い合わせ内容を送信することができます。
  アクセシビリティを考慮するならば、必須の構文です。これも空要素なので
 行末にスラッシュを記述します。

<link rel="stylesheet" href="sample_57.css" />
 外部スタイルシートを XHTML文書の読み込ませるための構文です。この記述が
 ないと、せっかくのスタイルシートを表現することができません。


スタイルシート文書より

charset "Shift_Jis";
 スタイルシートを記述している文字コードを表します。外部に置く場合には、
 この記述があると安全ですので、なるべく記述するようにしましょう。

body { margin: 0; padding: 0; background-color: #fff; color: #000 }
 ブラウザ画面全体の設定です。背景色を白、文字色を黒としています。また、
 画面では一切の余白をゼロにしています。
  通常、初期値としてブラウザ側でわずかな余白を持っています。また Opera
 ブラウザは余白の設定を padding で設定しています。

div { margin: 1em 10%; line-height: 1.3em }
 汎用的にる要する要素に余白の設定を行いました。上下の余白を1文字分、左
 右の余白をブラウザ画面の相対値である10%としました。
  このブロック内で記述するテキストの行間スペースは1文字の3分の1に設
 定しました。これによってテキストが読みやすくなります。

h1 { display: inline; font-size: x-large; color: #069; 
     background-color: inherit }
 ブロックレベル要素である見出しタグを、インラインレベル要素のような見せ
 方をする設定です。
  文字の大きさは x-large というスタイルシートで設定する大きさになって
 います。一番大きな大きさは xx-large です。色をくすんだ青色に設定してい
 ます。
  背景色に利用した inherit とは、親の要素が持っている背景色を継承する
 という意味です。基本的に、文字色を設定した場合には、背景色も設定しなけ
 ればならないというスタイルシートのルールがあります。
  この場合の親要素とは、body要素にあたり、白色が継承されます。

strong { display: block; margin-top: 1em; color: #c00; 
         background-color: inherit; font-size: large }
 文字を強調するインラインレベルの strong要素をブロックレベル要素のよう
 な見せ方に設定しています。
  丈夫の余白を1文字分、色を赤茶色、文字の大きさを large(一回り大きい)
 に設定しました。背景色は親要素の色を継承します。

img { display: none }
 静止画像を表示させる img要素を非表示に設定しています。当然画像は表示さ
 れず、領域さえ確保しません。

p.item { display: list-item; margin: 0 }
 段落を示す p要素に「クラス」を設定しました。クラス属性を持った要素は、
 同一ページで何度でも利用することができます。
  ここでは、段落要素に item という名前を設定し、リストアイテム要素とし
 て表示させます。リストアイテム要素とは、li要素の意味で、行頭にマーカー
 が表示されます。
  この段落には余白をゼロにして、不必要な余白をカットしました。


 次回は、コンテンツの配置 その4 として、「visibility、z-index属性」に
 ついて詳しく解説します。

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◆HTML4.01タグの解説 dl要素

 定義済みリストを設定します。定義された用語とその解説、という具合に利用
されることがありますが、汎用的な利用度は非常に広く、様々なシーンで使われ
ています。

 要素分類:ブロックレベル要素
 DTD仕様 :HTML4.01Strict
 終了タグ:必須
 属性  :汎用属性(id、class、title、lang)のみ
 属性値 :特になし
 子要素として持てる要素:dt要素のみ

 基本的に、dl要素だけでは機能せず、dt、dd要素と共に利用されます。という
より、それらの要素がなければ何の機能もしません。

 使用例:
 <dl>
  <dt>HTMLとは?</dt>
  <dd>Hyper Text Markup Language の略で、普通の文書にタグを挿入すること
   により、Web上で共有できるリソースとなります。</dd>
  <dl>

  このようにして、dt要素で定義したものを、dd要素によって解説するなどの
ような利用法があります。
 使い方によっては、ページ全体のコンテンツをも作成できる幅の広い機能を持
った要素です。

 当サイトでは、「用語解説」と「お役立ちリンク集」などで利用していますが、
今後は、この要素を使ったページに集約していく方針です。何といってもメンテ
ナンスが簡単です。

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◆ Web関連ニュース

 ■ Netscape、Mozilla新バージョンを発表
 Nescape 7.1、Mozilla 1.4 が相次ぎバージョンアップを発表しました。
  大きな変更点は、どちらも日本語ドメインに対応し、また、迷惑メールを自
 動判別して任意のフォルダへ移動することなどができる機能や、ブラウザー画
 面上でテキスト入力することで Webページ内にあるテキストの絞り込み検索が
 できる機能を追加されました。

  この他、大きい画像をブラウザー画面の大きさに収まるよう縮小表示する機
 能、WYSIWYG型 HTMLエディター上で画像やテーブルをドラッグ&ドロップして
 サイズ変更する機能なども追加されました。
  Netscapeでは、ブラウズエンジンに Mozillaを採用しているため、基本性能
 は同等です。

  なお、Netscapeは日本語版は Windowsのみ対応で、Mac OS、UNIX系は今のと
 ころ英語版です。

  Netscape  http://wp.netscape.com/ja/
  Mozilla   http://www.mozilla.org/


 ■ ADSL 24Mbpsの接続サービスを受付開始
 アマチュア無線(CQハム)との干渉問題が残されていますが、各接続サービス
 会社が相次いで、高速ADSL回線の申し込みを受け付け始めました。
  特に、YahooBB ではさらに高速な 26Mbpsをサービスを今月中に開始します。

  NTT西日本    http://www.ntt-west.co.jp/
  NTT東日本     http://flets.com/
  イー・アクセス  http://www.eaccess.net/
  Yahoo BB        http://bbpromo.yahoo.co.jp/


 ■日本のブロードバンド伸び率は世界1位
 総務省の発表によると、今年5月末までのブロードバンド接続サービスを利用
 している人が、遂に1000万人を突破しました。この伸び率は世界1位というほ
 どです。
  また、インターネット利用者数も過去最高の5700万人となり、今年中に6000
 万人を突破する勢いです。すっかり、インターネットが生活に密着してきたと
 いえる盛況です。

  総務省 http://www.soumu.go.jp/


 ■マイクロソフト、Windows2000 日本語版 Service Pack 4 をリリース
 約11ヶ月ぶりに、Windows2000のアップデートパックが発表されました。
  最初は英語版とドイツ語版が先行しましたが、7月3日より日本語版がリリー
 スされております。

  大きな変更点は、WindowsXP でしか利用できなかった USB2.0 と無線LAN で
 使われるセキュリティ規格IEEE 802.1x のサポート、過去のサービスパックの
 不具合修正などが含まれています。
  また、従来の SP-1、SP-2、SP-3などがインストールされなくてもこのアップ
 デートだけでそれらを補完できます。

  なお、フルインストールの総容量は 129MBに上ります。アップデートする方
 は気合を入れてダウンロードしてください。また、有料になりますが CD-ROM 
  の配布もあわせて行うようです。(1050円)
  今回から、マイクロソフト以外でアップデートの配布は利用できなくなりま
 した。パソコン雑誌の付録に付いてくる CD-ROMには配布されません。

  今回のサービスパックでは、Windows95/98/98SE/NTなどのOSが Windows2000
 にアップグレードできます。Windows2000 のアップグレードソフトを買わなく
 てもバージョンアップできる点はすごいと思います。(要CD-ROM版)
  システム要件を満たしているのなら、32ビットOSにアップデートすることを
 お勧めします。

  なお、MindowsMe からはアップデートできません。
 アップグレードのインストールは「Service Pack適用済みインストール」を選
 んでください。

 マイクロソフト Windows2000 SP4 ダウンロード先(日本語版)
  http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp4/

 Windows2000 SP-4 に関する修正一覧
 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;327194

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今回はここまで、ではでは・・
今週のおさらいは Webページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
Webページでは HTML文の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。

(今週のおさらい)
  http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_057.html

 先週の分も合わせてアップしましたので参考までにご覧ください。

 (第56号の今週のおさらい)
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_056.html

  次回は 7月11日に配信を予定しています。

 次回のコンテンツ(あくまでも予定で変更する場合もあります。)
   ■ Webデザイン 第7回 --- 文字と情報 その2
   ■ HTML講座  第7回 --- スタイルシートの利用法
   ■ XHTML講座 その19 --- コンテンツの配置 その4
    ■ タグの解説

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質問・ご意見ははこちらまで→ wfb-org@jcom.home.ne.jp

 なお、ご質問の際には、あなたがお使いのOS、ブラウザ、テキストエディタな
ど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答しやすくなると
思います。
 ただし、個人的な事由により返事が遅れることがあります。ご了承ください。
お急ぎの場合には、当サイト内の掲示板をご利用ください。きっと誰かが答えて
くれると思います。

発行者 ばんばん、初心者のためのホームページ作り臨時制作委員会
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/  (ID 0000090196)

誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには平にご容赦願います。なお、マガジン
のすべての記述に誤りや重大なスペルミスがある場合、叱咤と罵声と共に私まで
突きつけていただくと幸いに思います。

バックナンバー こちらで公開しています。
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<編集後記>

 ばんばん氏が倒れる寸前まで組み立てていた最新自作マシンを、委員会で引き
継いで組み立てました。
 ばんばん氏は、この組み立てに関する詳細を残しており、恐らく Webサイトに
掲載する意向があったと思われます。

 倒れる2〜3日前に秋葉原で部品を購入し、組み立てていたのでしょう。マザ
ーボードと CPUの取り付けまで終わっていたのですが、それ以降を委員会で組み
立てました。

 通常、自作マシンの組み立ては、慣れていれば1時間くらいで完成します。OS
をインストールする作業でさえ、30〜40分でできますので、やはり体が言うこと
を利かなかったんでしょうね。
 詳細記事を読んでみると、マザーボードの組み込みですら、2時間以上もかけ
ています。普通は10分かからないので、相当つらかったのでしょう。

 組み上げた自作パソコンは最新の部品が揃っていますので、動かしてみると非
常に速いので驚きます。
 いずれ委員会で、「自作マシン制作記」を書き上げて Webで公開します。

 また、HTMLリファレンスの改訂版も30%くらいの出来なので、これも引き継い
で早いうちに完成させる予定です。この他にも未完成のページがたくさんありま
すが、委員会で優先順位を決めて順次作業に入ります。

 ばんばん氏は来週、脳外科手術を受けます。詳細は次回報告します。

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