初心者のためのホームページ作り:第50号

                    毎週金曜日配信 What's New 2003/5/9
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       初心者のためのホームページ作り/Web for beginner
           http://www.scollabo.com/banban/

                <第50号>

             banban@scollabo.com

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 当講座は、初心者や中級者が正しい文法と作法を身につけて、プロ級の本格的
な Webページ作成に役立つことを目的に配信されております。

 当講座ではHTML4.01及び XHTML1.1 を中心とした文法が主体となっています。
なお、このマガジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるようになり
ます。
  等幅フォントに関しては、「まぐまぐ」の http://www.mag2.com/faq/mua.htm
を参考にするといいでしょう。

  今週のコンテンツ
      ■ Webデザイン 第1回 --- 目的とターゲットユーザ
   ■ HTML講座  第1回 --- HTMLとは何?
   ■ XHTML講座 その13 --- コンテンツの配置
    ■ タグの解説 --- sup、sub要素

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◆Webデザイン  第1回

 従来、当講座ではマークアップ言語を中心にした解説を主体とし、コンテンツ
については一切言及しませんでした。もちろん、読者の皆さんがどのようなコン
テンツを作り上げるかは、知る由もありません。

 このコラムでは、ホームページ作成におけるデザインについて取り上げ、ユー
ザビリティ、アクセシビリティの観点からシリーズで説明します。
 ホームページ作成で最も注目すべき Webページ上で表現するコンテンツの設計
についてのあり方を、共に学んでいきたいと考えています。

 さて、デザインとは、「設計」という意味として用いられます。決してレイア
ウトを決める「割付け」だけではありません。それはデザインの一部です。


◆ホームページを作るということ

 ホームページを作成する上で大切なものは何でしょう。奥の深い設問です。
HTMLを覚えること? CSSや JavaScriptをマスターすること?

 いいえ、違います。それは手段です。ホームページを表現するための手段でし
かありません。HTMLを覚えなくてもホームページを作成することは、誰にでもで
きます。

 ■目的
 あなたがホームページを作ろうとする目的は何でしょうか?
  それこそが最も重要なことです。人が何かをしようとする時には、必ず動機
 があり、目的があります。そして目的を達成するために周到な用意と準備があ
 るのです。HTMLやスクリプトなどは、目的を達成するための道具なのです。

  あなたのホームページを作成する目的を分析しましょう。目的は人それぞれ
 ですから、その内容については特に触れません。
  その目的にかなったページは、誰が見ることになるのかを考えなくてはなり
 ません。

 ■ターゲットユーザ
  企業が商品を開発する場合には、必ず「マーケティング」を行います。
 その商品を購入する消費者を想定します。どんな年代の消費者なのか、男性か
 女性のどちらか、あるいは両方ともか、若年層か若者か年配者なのか、消費者
 の職業や生活環境は、富裕層かそれとも一般的な消費者か、など、あらゆる層
 の消費者を想定します。

  つまり、商品を買ってくれるであろう潜在的な顧客となる消費者をターゲッ
 トユーザと呼び、そのために、商品のパッケージや価格、競業他社製品との差
 別化や宣伝広告の戦略などが練られます。
  (当然、この他にもたくさんのファクターが考えられます。)

  私たちがホームページ作りをする上で、同じようにターゲットユーザを想定
 することは、制作過程において重要なキーワードとなります。
  それは誰に向けたページなのか、何を表現しようとしているのか・・

  このように分析すると、おのずとコンセプト(理念)が明確になってきます。
 コンセプトが明確になって、初めて Webデザインという段階になるのです。

 ■Webデザインの企画フェーズ
  目的が絞り込まれたなら、それを具現化する企画段階に入ります。実はこの
 企画フェーズが一番楽しく夢のある作業でしょう。

  比較的アバウト(大まか)な構想が浮かんできます。あれこもれもと贅沢に
 考えることができます。この時に、それが「できる」か「できない」かは関係
 ありません。あくまで企画なのですから、アバウトでいいのです。
  ノートにやりたいことを膨らませて箇条書きしておくことをお勧めします。

  企画は「マーケティング」の結果から始まります。あなたがホームページを
 作る目的と、訪れてくれるであろうターゲットユーザをある程度想定し、その
 ユーザの立場になって、あなたの目的が達成できるようなアイデアを考えるこ
 とが大切です。

                   (第2回「設計のすすめ」へつづく)

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◆HTML講座 第1回

 読者からの強いリクエストで、HTMLを、もう一度最初から解説していきます。
前回とやや異なった視点で考察し、HTMLの基礎から応用について、広く深くアカ
デミックに説明していきます。

 今回は、実際のHTML作成の前に、HTML誕生の歴史的背景およびネットワークに
ついてについて述べます。

 ■HTMLとは?
 Hyper Text Markup Languege(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲー
 ジ:エッチ・テー・エム・エルと発音する)とは、その名の通り、他の文書を
 参照(リンク)することが可能な印付け言語のことです。
                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  印(しるし)のことを「タグ」と呼んで、タグがつけられた文書は、多くの
 コンピューターの機種やOS(注1)にかかわらず、ある規則にしたがって同じ
 ように表現することが可能です。その文書(ドキュメント)を、HTML文書と呼
 びます。
  これについての深い解説は、順を追って説明します。

  では何故、HTMLというものが生まれたのでしょう?

 ■文書の共有
  その昔、あるテクニカルライターがコンピューターで作成した技術資料を、
 他の人にも配布するため、わざわざデータを印刷して郵送で送っていました。
 同じようなことを読者の皆さんも経験したかも知れません。電子メールという
 手段がなかった頃の話です。

  技術資料を目にしたある技術者が、資料を作成し郵送してくれたテクニカル
 ライターに電話しました。
 「少し訂正したい箇所があるので、できればフロッピーで送ってくれないか」
  そこで、文書データをフロッピーにコピーして、再度郵送しました。

  何日かして、テクニカルライターに電話がかかってきました。
  「フロッピーをありがとう。ところでこのフロッピーピーディスク、壊れて
 ないかい?私のコンピューターでは読めないのだよ。」

  実は、資料作成者のコンピューターと受け取った技術者のコンピューターが
 まったく違う OS だったのです。
  一方がUNIX(注2)、そしてもう一方が、MS-DOS(注3)だったのです。つ
 まり、プラットフォーム(注4)が違っていたのでした。

  コンピューターの機種の違いにより電子データが共有できない企業や公共機
 関は常に頭を悩ませていました。機種ごとにデータを打ち変えなくてはならな
 いことで、作業効率が低下し生産性に大きく影響を及ぼし、コストばかり増大
 していたのです。

  訂正などの変更作業があると、また印刷しなおしたり、封筒に宛名書きをし
 て、切手を貼って、ポストに投函する作業もしなくてはなりません。

  コンピューターのプラットフォームが異なることで、文書を共有できない悩
 みは深刻なことでした。

 ■ネットワークの発達
  昔は(今でも)、コンピューターのデータを違うコンピューターに移す場合
 同じ環境の、同じ OS ならばフロッピーディスクを介して、簡単に移すことが
 できました。
  その後、ネットワークの開発によりコンピューター間を接続して、データの
 やり取りができるようになりました。

  ネットワークをサポートする技術は、通信プロトコルであり、通信回線や制
 御装置やサーバなど実に多岐にわたっています。
  プロトコルについて深く解説するとメールマガジンを 100回配信しても足り
 ません。ここでは、非常に簡単にその仕組みを述べます。

  コンピューター同士がお互いに同期してやり取りをするためには、通信のた
 めの手順が必要です。そこで生まれたのが通信プロトコルです。

  通信プロトコルとは、コンピューター同士が通信するときの手順や方法の決
 まりで、通信されるデータにエラーがないかチェックするための方法や、圧縮
 の方式など、それぞれの通信プロトコルで細かく決められています。

  パソコンで通信するときに、それぞれ同じ通信プロトコルを使用しないと通
 信することがはできません。
  その通信プロトコルで最も普及しているのがTCP/IP(注5)で、ネットワー
 ク上の通信プロトコルとして最も普及し、世界標準となっています。

 ■サーバ
  コンピューター同士が通信する場合には、必ずお互いの電源が入っているこ
 とや同じ通信ソフトが立ち上がっていることが条件になりました。
  コンピューター間が遠く離れてる場合には大変不便でした。そこでサーバが
 登場しました。サーバもコンピューターですが、基本的にデータなどを置く場
 所やアプリケーション・ソフトを提供したりします。

  サーバ自体は何もしませんが、接続されているコンピューター(クライアン
 トあるいはユーザと呼ぶ)のリクエストに対してサービスします。
  サーバにファイルを置く場所があり、離れているユーザが必要なときに必要
 なファイルを置いたり取り出したりします。

   こうしたサーバの技術がいずれ Webサーバに発展していくことになったので
 す。(サーバにはサーバ用の OSがあります。)

 ■マークアップ言語
  ネットワーク技術が発達し、サーバも提供されたのにもかかわらず、相変わ
 らずプラットフォームが異なると、必要な文書を共有することができませんで
 した。

  そこで、文書を共有できるよう、マークアップ言語が開発されました。

  マークアップとは、しるし付けであると説明しました。どのような文書にも
 見出しや段落などの論理的な構造があります。レターヘッドには会社のロゴが
 印刷されていることもあるでしょう。
  こうした文書のそれぞれにマーク(しるし付け)し、それを解釈するソフト
 ウェアによってどんな環境のどのようなプラットフォームのコンピューターで
 も、同じような組版で読むことを可能にした言語が開発されました。

  最初に世界で標準的に用いられたマークアップ言語は、SGML(Standard 
 Generalized Markup Language)と呼ばれるもので、1986年に、ISO(国際標準
 化機構)に認定されました。

 SGMLの精神
 ・マークアップは物理的なレイアウトではなく、文書の構造を反映したもので
  なければならない。
	・マークアップはコンピューターと人間の両方が理解可能な形式でなければな
  らない。

  この2つの基本的な考え方は、HTMLや最新の XHTML、また XMLにも継承され
 論理的な文書構造で記述するよう求められ、そのための文法が制定されていま
 す。文法や記述法は、講座を進めていく中で、その都度説明します。

  SGMLは文法的に困難であるばかりか、パフォーマンスも悪く、概して一般的
 ではありませんでした。

 ■HTMLの誕生
  その後、CERN(欧州原子力研究所)に勤務する、ティム・バーナース=リー
 (Tim Berners-Lee)の手によって、HTMLが開発されました。彼は、その後イン
 ターネット上の国際規格を制定する機関 W3C(World Wide Web Consortium)の
 初代会長を務めることになり、現在は W3C技術統括責任者に就いています。

  初期のHTMLは、ひどく単純なタグを用いたテキストベースを表現するもので
 誰でも簡単に作成することができました。

  HTMLは、さらに改良が続けられ、何度かバージョンアップを繰り返し、細か
 な仕様や規則が定められ、また、画像や映像、音声なども扱えるように成長し
 ていきました。
  現在、HTMLのバージョンは 4.01 です。当講座では、HTML4.01に則って解説
 していきます。

  今日のようなインターネットの爆発的な普及は、WWW (注6)の発達とHTML
 の普及にほかなりません。
  次回は、HTMLの基本である「論理的な文書構造」とは何かを解説します。

 関連ページ
 インターネットの起源
 http://www.scollabo.com/banban/tips/kigen.html

  SGMLについて
 http://www.scollabo.com/banban/term/sgml.html

  W3Cについて
 http://www.scollabo.com/banban/term/w3c.html

 マークアップ言語年表
 http://www.scollabo.com/banban/tips/markup.html

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◆(注釈用語解説)

(注1)OS --- Operating System
 コンピューターを動かすための基本的なソフトを「おーえす」と呼びます。そ
 のため、基本ソフトとも呼ばれます。
  OSはメモリやディスク、周辺機器などのハードウェアの管理や、ユーザーが
 パソコンを操作するためのプログラム(ユーザーインターフェース)の提供な
 ど、実にさまざまなことを行っています。OSがないと、コンピューターは動き
 ません。

  Windows、Mac OS、Linux、Tronなど様々なOSがありますが、それぞれは互換
 性がありません。
  OSに対してワープロやペイント、通信など具体的な作業を行うソフトをアプ
 リケーションソフトと呼びます。


(注2)UNIX
 「ユニックス」と発音します。
   1996年、米国 AT&T Bell研究所が研究開発したOSです。1983年から正式の製
 品化され、今日の商業ベースで実装されているほとんどのUNIXシステムのベー
 スとなっています。その後、いくつかの企業に移管され、1993年、UNIXの商標
 権を X.Openに譲渡したため、現在「UNIX」という商標は X/Openによって管理
 されています。一般的に、サーバ用OSとして知られています。


(注3)MS-DOS --- Microsoft Disk Operating System
 「エム・エス・ドス」と発音します。
  マイクロソフト社がデジタル・リサーチ社から、インテル社の CPUで動くOS
 の権限とライセンスを安価で購入し、それを元に開発されたOSです。
  1981年、IMB社の IBM PCと同時に発表され、瞬く間に市場を席巻しました。
 ほとんど開発のコストを抑えることができたので、大儲けができました。

 その後、8ビット、16ビットと経て、バージョン6までに開発されました。
  ただし、マイクロソフト社は、MS-DOSの新たな開発を打ち切っています。
  Windows3.1/95/98/98SE/Me は、すべてMS-DOS上で動いています。


(注4)プラットフォーム --- Platform
 システムなどの基礎となる技術やハードウェア、ソフトウェアなどを指す総称
 です。
  主にソフトウェアを実行するために必要な環境(OS、ミドルウェア、ハード
 ウェア、またはそれらの組み合わせ)を意味しています。


(注5)TCP/IP
 ティー・シー・ピー・アイ・ピー。この紙面ですべてをお伝えすることは非常
 に困難ですが、かいつまんで説明します。

 TCP/IPでは、第1層から第3層までを下位層(the lower layers)、第4層を上
 位層(the upper layers)という、全部で4つの層によって成り立っています。

  層というのは、第1層が最も機械に近い電気信号においてのプロトコルなど
 を扱う部分であり、第4層は最もユーザーに近いアプリケーションのプロトコ
 ルを扱う部分として機能しています。
  各層にはさまざまな機能をもったプロトコルが存在しており、これらのプロ
 トコルがそれぞれ機能することにより、1つの通信が成り立っています。

  なお、データ通信の世界ではコンピュータ同士が通信をすることをシステム
 間通信 (intersystem communication)、またコンピュータ上で稼働するプロセ
 ス同士が通信することをプロセス間通信(interprocess communication)と呼ん
 でいます。

  TCP/IPの場合、下位層がシステム間通信のプロトコル群、上位層がプロセス
 間通信のプロトコル群であると理解してください。

  TCP/IPが持っているプロトコルには、HTTP、FTP、SMTP、POPなど、インター
 ネットや電子メールなど、お馴染みのプロトコルが含まれています。

(注7)WWW --- World Wide Web
 ダブリュー・ダブリュー・ダブリュー、または「だぶだぶだぶ」とも読んだり
 します。(こう呼ぶのは私だけか?)

 世界中に張り巡らされたネットワークがまるで 蜘蛛の巣(Web)のようなさま
 であることからそのように呼ばれています。
  インターネット上のネットワークは、あるポイントがダウンしても、それを
 迂回して目的の情報に達することが可能です。

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◆XHTML講座 --- コンテンツの配置

 デフォルト(初期設定)でのコンテンツの配置は、通常左寄せです。テキスト
などは左から右へ表示されます。
 しかし、レイアウト上、コンテンツを中央揃えにしたり、右寄せしたくなるこ
とが多々発生します。XHTML では、どうすれば狙い通りの位置に配置することが
できるでしょうか。

  XHTMLでのコンテンツの配置は、HTMLと少し異なります。

 ■HTMLでの位置指定
 HTMLでは、いろいろな方法でコンテンツの位置を指定することができます。そ
 の多くが align属性によるものです。

  例:
  <div align="center"> 〜 </div> 非推奨扱い
  この要素で囲まれたコンテンツは、中央揃えで表示します。

  <p align="right"> 〜 </p>  非推奨扱い
  この要素で囲まれたコンテンツは、右寄せで表示します。

  上記のように、align属性の値は、left、right、center、の3つです。
  何も指定しない場合は、leftで左側に配置されます。(デフォルト値)
   この設定は、HTMLの文書型定義を、Transitionalに指定する必要がありま
  す。つまり、HTML4.01では非推奨とされております。

   非推奨とは、現在は利用することができるが、いずれ廃止される方向にあ
  り、使わないほうが良いとされているものです。
   実際に XHTML1.1では廃止されていますので、使うことができません。

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◆スタイルシートによる位置指定

 XHTML1.1で位置を指定するためには、スタイルシートを利用するしか方法があ
りません。XHTMLは、XMLのサブセットとして定義されたマークアップ言語である
ため、元々プレゼンテーション(見栄え)を表現する要素や属性を持っていない
のです。今年リリースが予定されている(?)XHTML2.0では、その特徴がさらに
強められています。

 つまり、文書は論理的な構造のみを記述することと定義されています。そのた
め、プレゼンテーションはスタイルシートで設定することが求められています。
位置の指定とは、プレゼンテーションを示すものです。
 (この考え方は SGMLで確立され、マークアップすべてに当てはまります。)

 スタイルシートの設定は、非常に簡単です。
 コンテンツを中央揃えに配置する text-align: center
 コンテンツを右寄せにする    text-align: right
  コンテンツを左寄せにする    text-align: left  (デフォルト)

 この他に、前回お伝えしたフロート(浮遊)させる手法も位置指定となります。

 例えば見出し要素を中央揃えにしたい場合には、

  h1 { text-align: center }

  これだけで、簡単に中央揃えに設定できます。

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◆テーブルの位置揃え

 実は、XHTML1.1で困難とされているのが、テーブル(表組)の位置指定です。
例えば、

  table { margin-right: auto; margin-left: auto }

 これは、左右の余白を自動的に設定し、結果的にテーブルを中央に位置させる
スタイルシートの設定ですが、XHTML1.1では、autoが無視されます。このスタイ
ルシートの構文は、HTMLでは有効となっています。

 仕方がないので、スタイルシートの記述内容を、余白〜テーブル〜余白の合計
が 100%になるように設定します。

  table { width: 60%; margin-left: 20%; margin-right: 20% }

 これは、左右の余白をブラウザ画面の横幅20%に、テーブル本体の横幅を60%
とすることで、見た目の中央揃えを設定しています。(ただし、セル内のコンテ
ンツは中央揃えになりません。)

 右寄せしたい場合にも、余白を利用します。

  table { margin-left: 40%; width: 60% }

 この設定は、テーブルの横幅を60%、テーブル全体の左側に40%の余白を設定
し、見た目の右寄せを表現します。

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◆絶対位置の指定

 通常、コンテンツは上から順に記述された順序で表示されていきます。

 しかし、視覚系ブラウザでは、絶対位置が指定された要素に囲まれたコンテン
ツは、記述されている順序とは関係なく、指定された位置で表示されます。
 これを「絶対位置の指定」と呼びます。

 絶対位置の指定
  position: abusolute

 この設定は、コンテンツの位置を「絶対位置」に指定するものですが、これだ
けでは、位置が明確に示されていないので、以下のように追記します。

  position: abusolute; top: 100px; left: 100px

 コンテンツが、上から100ピクセル、左から100ピクセルの位置に指定され、他
のコンテンツの位置に関係なく「絶対的」に表示されます。

 ただし、この設定をされた要素で囲まれたコンテンツが、あるボックスの中に
いれば、そのボックスの外側のボックスの位置で「絶対位置」が選ばれます。

 このスタイルシートの設定をうまく利用すると、画像を重ねて表示することが
可能です。

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◆位置指定のコツ

 コンテンツをどのように配置していくかのヒントは余白です。スタイルシート
で余白をコントロールする属性は、margin、padding の2つで、これをうまく利
用することで狙いどおりの位置に配置することができます。

 いろいろと模索をしながら余白のコツを身につけるようにしてください。

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◆HTML タグの解説 --- sup、sub要素

 sup要素 上付き文字
 sub要素 下付き文字

 要素分類:インラインレベル要素
 DTD仕様 :HTML4.01Strict
 終了タグ:必須
 属性  :汎用属性(id、class、title、lang)
 子要素として持てる要素:インラインレベル要素のみ

 ■sup要素
 この要素に囲まれたテキストが上付き文字であることを示します。主に数式を
 表現するときに用いられることが多いようです。
  上付き文字とは、例えば2の10乗というような数式をあらわす文字として利
 用される文字です。

 記述法
 2の10乗は、2<sup>10</sup> と表現します。

 ■sub要素
 この要素に囲まれたテキストが下付き文字であることを示します。
  例えば、化学式などの表現に多く利用されます。

 記述法
 水の化学式は、H<sub>2</sub>O と表現します。

 sup、sub要素ともに、これをサポートしていないブラウザでは、普通の文字と
して表示されるので、扱いに注意してください。

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今週はここまで。
 今週のおさらいは Webページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
Webページでは HTML文の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。

(今週のおさらい)
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_050.html

 次週のコンテンツ(予定)
      ■ JavaScript講座 第9回 --- 関数とイベント
   ■ JavaScriptとJScript --- マイクロソフト独自スクリプト
   ■ コンピューター・ウィルス 第2回

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質問・ご意見ははこちらまで→ banban@scollabo.com

 なお、ご質問の際には、あなたがお使いのOS、ブラウザ、テキストエディタな
ど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答しやすくなると
思います。
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発行者 ばんばん
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
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誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには平にご容赦願います。なお、マガジン
のすべての記述に誤りや重大なスペルミスがある場合、叱咤と罵声と共に私まで
突きつけていただくと幸いに思います。

バックナンバー こちらで公開しています。
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各号のおさらい  http://www.scollabo.com/banban/magazine/
アーカイブ    http://www.scollabo.com/banban/daf/archive.html
講座教材     http://www.scollabo.com/banban/daf/material.html
まぐまぐの過去記事 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000090196

配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm

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◆更新情報

 当メールマガジンのバックナンバーのアーカイブファイルを再度編集し、誤っ
た記述やタイプミス、漢字変換ミスなどを訂正しました。
 なお、編集に当たって、読者の内田さんには紙面よりお礼を申し上げます。

 過去の記事を「第1号」から見直す作業は苦痛を強いられましたが、それにし
ても以前の記事の拙さを実感しました。本当にかなりの間違いがあり、恥ずかし
い限りです。
 なお、2週後にまでに、41〜50号までのアーカイブの配布を予定しています。

 まだ Webサイトのバックナンバーは全部直しきれておりませんが、これも時間
をかけてじっくりやろうと思っています。期待しないでお待ちください。

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<えでぃた〜ず・るーむ>

 先週はお休みをしてすみませんでした。おかげでゆっくりと過ごせることがで
きました。日頃あまり太陽に浴びることがないので、連休中は外に出て遊びまく
りました。ただし、運動不足もあって体中の筋肉が痛くてかないません、
 それでも、身も心もすっかりリフレッシュすることができました。

 このところ新しい読者も増えていますので、気合を入れ直して、充実した記事
を掲載していきたいと思っております。

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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
 なお、記事中のスタイルシート、HTMLをご自分のページ作成に自由に使ってい
ただいても差し支えありません。

            Copyright(C) 2002-2003  www.scollabo.com/banban/
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