初心者のためのホームページ作り:第20号

                  毎週金曜日配信 What's New 2002/9/27
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           初心者のためのホームページ作り
           http://www.scollabo.com/banban/
                <第20号>

             banban@scollabo.com
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この講座はテキストエディタだけでホームページを作るという、どちらかという
とやや専門的な作業が中心になります。各種の専用のオーサリングソフトとは一
線を画して、思い通りのプロ並みのHPを作ることが出来ます。

 時には専門的で難解な言葉も出てきますが、なるべく初心者にも分かりやすく
解説していきます。どうぞ、気軽な気持ちでお付き合いください。講座をすすめ
る中で分からない点がありましたら、ご遠慮なくメールください。

 当講座ではHTML4.01を中心とした文法が主体となっています。なお、このマガ
ジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるようになります。

 今週の課題 ■ オブジェクトを使う・・Flash(フラッシュ)
                クライアント・サイド・イメージマップ

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今回は、多くのサイトで利用されているオブジェクトの1つ、Flash と1つの画
像の中に複数のホットリンクを示すイメージマップについて取り上げます。

 Flash とはマクロメディア社が提供しているオーサリング・ソフトの1つで、
近年大変な人気を呼んでいます。誰でも簡単に動画ファイルを作成でき、Web 上
で公開できます。
 このファイルの大きな特徴として、サイズが極端に小さい、ダウンロードしな
がら再生するストリーミング方式によってストレスがない、ベクターデータによ
り表示がきれい、ステレオ音声が扱える、容易にインタラクティブな動きをつけ
られるなどの利点があります。最近のバージョンはビデオ動画も扱える上にアク
セシビリティにも考慮された優れたソフトウェアです。

■ファイルのダウンロード(教材の提供)
 本誌サイトに今回の講座で使用する Flashや画像ファイルなどをダウンロード
できるようにしました。ダウンロードファイルには今後使用する画像やスクリプ
トなども含まれています。講座を進める上で、是非あなたのパソコンにファイル
をダウンロードしておいてください。
 なお、ファイルは圧縮されておりますが、多くがダブルクリックすることによ
り解凍されます。圧縮ファイルは各プラットフォーム別に用意しましたので、あ
なたの環境にあったファイルをお選びください。
 各ファイルは非常に小さい容量ですので、数秒でダウンロード可能なものとな
っています。

 パス(オブジェクトを指定する URL)の関係がありますので、あなたがいつも
この講座で使用しているフォルダのなかに、「images」という名のフォルダを作
って移動しておいてください。
 すでにそのフォルダがある場合は、単純に移動だけしておいてください。

ダウンロード先URL http://www.scollabo.com/banban/daf/material.html

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◆Flashで作った動画の再生
 Flash動画を再生するには、そのためのプラグインがブラウザにインストールさ
れていなければなりません。ですが、最新の調査報告によれば、世界中のパソコ
ンの98%で再生が可能であるという発表があります。

 Flashを再生するプラグインは、MSIE、Netscapeには標準搭載されています。
ただし、搭載されているプラグインが最新バージョンでないこともあります。そ
のためにHTMLの記述中に、ユーザが迷うことなくプラグインのインストールがで
きるように設定することが望まれています。

 それではさっそく Flashを埋め込んだHTMLを作りましょう。使用するファイル
は本誌サイトから提供しているものを使います。

 テキストエディタ(SimpleTextやメモ帳など)を起動して下記のようにタイプ
してください。 CSSもつかいますので、コロン「:」、セミコロン「;」を間違
えないように入力してください。
 また、<!-- 1行で記述します --> というコメントが入った行は、改行せずに
1行で記述してください。なお <!-- 1行で記述します --> は必要ありません。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=SHIFT_JIS">
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<title>Flash動画の表示</title>
<style type="text/css">
<!--
body { background: #fff }
div  {margin 10px 50px; text-align: center }
h1   { color: #ccf }
-->
</style>
</head>


<body>
<div>
<h1>Flash</h1>
<object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" 
width="50%" height="50%" 
codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/
swflash.cab#version=6,0,0,0">  <!-- 1行で記述します -->
       <param name="movie" value="images/banban.swf">
       <param name="loop" value="false">
       <param name="quality" value="high"> 

<embed src="images/banban.swf" width="50%" height="50%" 
pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" 
type="application/x-shockwave-flash" loop="false" quality="high" 
name="banban_01">   <!-- 1行で記述します -->
</embed>
   <noembed>
   <p>
   このページを見るには、Shockwave Flashプラグイン
   またはActiveXコントロールに対応したブラウザが必要です。
   <img src="images/flash_01.gif" width="330" height="198" alt="Sample">
   </p>
   </noembed> 
</object>
</div>

</body>
</html>

メールマガジンの文字数の制限によって、いくつか改行して記述していますが、
1行でタイプしてください。

入力が終わりましたら保存します。ここでは flash.html と名前をつけて保存す
ることにします。必ず、半角小文字で拡張子「.html」を忘れないように。
 保存できましたら、flash.html文書をダブルクリックしてブラウザで見てみま
しょう。
 (保存する際の文書名は、ご自分の好きな名前をつけてもかまいません。)

サンプルHTML実行結果URL
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/sample/flash.html

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◆解説
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
HTMLの文書型宣言の1つです。今回は、HTML4.01で非推奨あるいは規格外の要素
及び属性を使うために、廃止予定ですがこの文書型を使用します。

CSSから
body { background: #fff }
 ページ全体の背景色を白に設定しました。

div {margin 10px 50px; text-align: center }
 ボックスの上下の余白を10ピクセル、左右の余白を50ピクセルに設定しました。
 また、この領域のテキストデータや画像はセンタリングされて表示されます。

h1 { color: #ccf }
 見出し要素の文字色を、淡い青色に設定しました。

HTMLから
■ object要素 (終了タグ必須) オブジェクト要素
 文書中に様々な形式のデータを配置することのできる汎用的な要素です。様々
な形式のデータとは、画像、動画、音声、JAVAアプレット、各種プラグインデー
タ、他のHTML文書などが挙げられます。
 ただし、この要素を正しくサポートしているブラウザが少ないのが現状です。

使われる属性
classid="URL"
 JAVAや ActiveXなどの実行プログラムを呼び出すURLを指定します。
 ここでは Microsoftの ActiveXを呼び出しています。
 (注:JAVAとはJavaScriptではありません、念のため。)

codebase="URL"
 data属性、classid属性、archive属性で相対UR Lが指定された場合の基準とな
 る URLを指定します。この属性が指定されていない場合には、現在の URLが基
 準となります。ここでは Flashのプラグインをインストールするように設定し
 てあります。これによって Flashプラグインがないユーザが簡単にインストー
 ルできます。ここでは最新バージョンのプラグイン・ツールを用意しました。

width="幅"
 表示するオブジェクトの横幅の設定。ピクセルまたは%単位
 %を指定すると、オブジェクトのオリジナルの幅が選ばれます。

height="高さ"
 表示するオブジェクトの高さの設定。ピクセルまたは%単位
 %を指定すると、オブジェクトのオリジナルの高さが選ばれます。

 object要素にはこの他にも様々な属性がありますが、詳しい解説は別の機会に
 譲ります。


■ param要素 (終了タグはありません) パラメータ要素
 オブジェクトが実行されるときに必要となるパラメータ(値)を指定します。

使われる属性
name="名前"
 パラメータの名前を指定します。実行するオブジェクトによっては名前の大文
 字と小文字が区別されます。ここでは
 movie   動画であることをあらわします。value属性で動画を指定します。
 loop   動画を繰返し再生か、一度だけの再生かを指定をします。
 quality  再生する動画の品質を設定します。ここでは高画質で設定しました。

valeu="機能"
 name属性で指定された値の機能(動き)を設定します。
 name属性が movieの時には、使用するファイルのURLを指定します。
 name属性が loopの時には再生の「繰返し/一度だけ」を指定します。
       繰返し再生ならば、"true" を設定します。
 name属性が qualityの時には、表示されるオブジェクトの品質を指定します。

  param要素にはこの他にも様々な属性がありますが、詳しい解説は別の機会に
 譲ります。


■ embed要素 (終了タグ必須) 埋め込み要素
 HTML4.01では定義されていない要素で、Netscape用の記述です。 Flashファイ
 ルを、iCab、Mozilla、Netscape 上で実行させるためのものです。この他に音
  声や音楽ファイルなどを埋め込むためにしばしば使われています。
  本来なら、object要素で実行が可能なはずですが、最新のNetscape 7.0でも
  対応していないために仕方なしに記述する要素です。このために Flashを使用
 するページでは、HTML4.01Strictは使えません。困ったもんです。

使われる属性(非推奨なので参考程度に述べます)
src="URL”
 埋め込むオブジェクトを指定します。

type="MIMEタイプ"
 オブジェクトのMIMEタイプを指定します。

pluginspage="URL"
 使用するプラグインがブラウザにインストールされていない場合に、自動的に
 インストールさせるための URLを記述します。


■ noembed要素 (終了タグ必須) 埋め込み要素
 これもHTML4.01では定義されていない規格外のNetscape専用の要素です。
 埋め込みされるオブジェクトが表示されない場合の代替のテキストや画像を指
 定します。(属性は特にありません)

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◆ Flashに関する薀蓄(うんちく)
今回のオブジェクトには、Flashを使用しました。今回使用したFlashファイルの
容量を見ていただければお分かりの通り、非常に小さく、たったの5.39KBしかあ
りません。簡単な動画ですがもしこれをアニメーションGIF形式で作ったらはるか
に大きなサイズになってしまいます。Flashの大きな利点です。

 マクロメディア社のドミニク・ギャレロ副社長は「今後のHTMLに代わる Webの
標準になるだろう」と豪語しております。
 彼が言うには、「HTMLではアプリケーションは動かせない」と断言し、Flashの
優位性を述べています。特に最新の Flash MXというソフトウェアはアクセシビリ
ティが考慮されており、より普及することが期待されています。

 もちろん、 Flashにも欠点はあります。HTMLで作成したホームページと構造が
違うため、現在の検索エンジンでは引っかかりにくい可能性があります。
 また、Flash 内の文書をテキスト形式で取り込むことがバージョンによって不
可能だったり、リンク先を訪問済みか未訪問かで色分けして区別することができ
ません。
 さらに、次々に画面が変化するような凝ったページは印刷するのが難しいもの
です。つまり、これまで蓄積されてきたネット上の一般的なルールや習慣が通用
しにくい世界になってしまうことが予想されます。
 私も昔(2〜3年前)は死ぬほど Flashファイルを作りまくって Webページに
掲載していましたが、見る側からすれば一度訪問したら飽きられてしまい、常に
新しい Flashを用意しなければならないジレンマがありました。
 じっくりと情報を読んでもらうためには Flashは適していないのも事実です。

 ある意味で Flashは、HTMLのようなオープンソースと違い、特定企業が主導す
る規格です。ネット上の標準として普及するとなると、独占の問題や、ホームペ
ージに関する技術が特定企業に依存してしまうという懸念があります。

 なお Flash生成ソフトは、マクロメディア社のHPより、30日間のトライアル
版がダウンロードできます。ダウンロードする際には登録が必要になっています。
トライアル版でもほとんどの機能を使うことができます。
 正規の製品価格は 58000円(!)とかなり高価なものです。

 この他に、Flashファイルを生成するソフトとして、Adobe社の「LiveMotion」
 というソフトが使えます。が、これも高価(34800円)です。

 マクロメディア社HP http://www.macromedia.com/jp/
 (容量が47MBを超えるので通信環境によっては相当の長時間になります。ちな
  みにISDN回線で、1時間をはるかに超えると思います。ブロードバンド環境
  以外では、それなりの通信費が発生します。)

◆ムービーについて---マルチメディア
動画のもう1つの形式としてムービーが挙げられます。特にブロードバンド化が
進む中では、決して切り離せないマルチメディア・オブジェクトです。

 今回は私の準備不足で解説できませんでしたが、いずれ講座で取り上げていく
予定です。映像を扱うということは、それなりにお金もかかります。ハードとソ
フトの両方を入手しなければ実現ができません。その点をご承知してください。

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◆クライアント・サイド・イメージマップ
1枚の画像の中に複数のホットリンクを設定することをクリッカブルマップ、通
称イメージマップと呼びます。イメージマップを作成するには少し難しいので、
専用のソフトを利用することになります。フリーソフトにも優れたものがありま
すので利用してください。

Windows用作成ソフト C-MAP Ver0.77 http://www.j-skai.com/

Macintosh用クリッカブルマップソフト
 WebMapという優れたフリーソフトがあったのですが、現在はサイト自体が消滅
 しました。日本の企業に買収されたと聞いております。残念です。

Netscape6以降で付属の Composerにて作成は可能ですのでお試しください。また
画像オーサリングソフトの Flashや Adobe Photoshop でも作成可能です。

イメージマップには2通りの方法があります。
 1つはサーバ・サイド・イメージ・マップで、ユーザがクリックした領域の座
 標をサーバに置かれた CGIプログラムに送信し、そこでリンク先などの処理が
 行われます。そのために、CGIプログラムが必要になります。

 もう1つが、クライアント・サイド・イメージマップで、ユーザがクリックし
 た領域に設定されたリンクをブラウザが判断し実行するものです。処理をすべ
 てブラウザ側で行うので、HTMLで作成することができます。
  ここで言うクライアントとは、一般的にブラウザを指します。

 クライアント・サイド・イメージマップでは CGIプログラムなどを必要としな
 いため、作成は簡単です。また、画像を表示できないブラウザでも代替テキス
 トによって対応が可能ですので、現在ではクライアント・サイド・イメージマ
 ップの利用が推奨されています。

 それでは作ってみましょう。用意するのは GIF形式画像です。当講座サイトよ
りダウンロードした教材の中の画像を使います。

テキストエディタ(SimpleTextやメモ帳など)を起動して下記のようにタイプし
てください。 CSSも使いますので、コロン「:」、セミコロン「;」を間違えな
いように入力してください。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=ISO-2022-JP">
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<title>クリッカブルマップ</title>
<style type="text/css">
<!--
div { text-align: center }
img { border-style: none }
-->
</style>
</head>

<body>
<div>
<h1>クリッカブルマップ</h1>
<img src="images/map.gif" width="350" height="390" alt="ImageMap"
usemap="#map"> <!-- 1行で記述します -->

<map name="map">
<area shape="circle" alt="Home" accesskey="h" coords="83,81,75" 
href="index.html">  <!-- 1行で記述します -->

<area shape="poly" alt="Next Page" accesskey="n" 
coords="185,231, 162,334, 56,343, 15,248, 94,178" href="next.html">

<area shape="rect" alt="Prev Page" accesskey="p" coords="181,62,324,205" 
href="prev.html">  <!-- 1行で記述します -->

<area shape="circle" alt="What New!" accesskey="w" coords="262,304,77" 
href="what.html">  <!-- 1行で記述します -->
</map>
<p>
<a href="index.html">Home</a> / <a href="prev.html">Prev</a> / <a 
href="next.html">Next</a> / <a href="what.html">What New!</a>
</p>
</div>

</body>
</html>

入力が終わりましたら保存します。ここでは map.html と名前をつけて保存する
ことにします。必ず、半角小文字で拡張子「.html」を忘れないように。
 保存できましたら、map.html文書をダブルクリックしてブラウザで見てみまし
ょう。
 (保存する際の文書名は、ご自分の好きな名前をつけてもかまいません。)

サンプルHTML実行結果URL
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/sample/map.html

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◆解説
イメージマップの設定方法を説明するには、画像が必要ですので、当講座サイト
の「今週のおさらい」で説明していますので、参考までにご覧ください。
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/backnm_020.html#back_02

CSSから
  div { text-align: center }
  ボックスの設定で、この中にあるテキストやオブジェクトなどはセンタリン
  グして表示します。

  img { border-style: none }
  画像の枠線を非表示に設定しました。今回はアンカーの表示に画像を使いま
  すので、そのために枠線の非表示を設定する必要があります。

HTMLから
■ img要素 (終了タグはありません)
 詳しい解説は第10号を参照してください。画像表示のための置換え要素です。

使われる要素
src="URL"
 使用する画像のURLを指定します。

alt="代替テキスト"
 非視覚系ブラウザへの画像の代替となるものです。HTML4.01必須の属性です。

usemap="URL、mapの名前"
 map要素の、name属性で指定されている名前を指定して、画像にイメージマッ
 プを対応させます。仕様上は他のファイルで定義されているイメージマップも
 指定できるのですが、多くのブラウザでは同じファイル内に定義されているイ
 メージマップにしか対応していないため、一般的には 「#名前」の形式で指定
 されます。


■ map要素 (終了タグ必須)
 クライアントサイド・イメージマップを定義する要素です。この要素内にユー
 ザの操作に反応する領域を設定します。

使われる属性
name="名前"
 map要素で定義したイメージマップの名前を設定します。ここで付けられた名
 前は、img要素内で設定した usemap属性の名前と一致しなければなりません。


■ area要素 (終了タグはありません)
 イメージマップの画像で、ユーザの操作に反応する領域を設定します。イメー
 ジマップ全体の定義は map要素で行いますので、この要素はその中で利用され
 ます。

使われる属性
shape="領域の形状"
 ユーザの操作に反応する領域の形状を指定します。指定できる形状は次の通り
 です。
    rect  四角形の領域
    circle 円形の領域
    poly  多角形の領域
    default 画像全体

coords="領域の座標"
 shape属性で設定された形状の各座標をカンマで区切って指定します。shape属
 性の値によってそれぞれ次のように指定します。(X=水平軸 Y=垂直軸)

 rect    左上のX座標とY座標、右下のX座標とY座標
 circle  中心のX座標とY座標、および半径の値
 poly  すべての角の座標をX座標、Y座標の順で指定

accesskey="任意の1文字"
 マップ上のホットリンクにこの属性でショートカットキーを割り当てます。
 値は任意の1文字を指定できます。利用方法はブラウザやOSによって異なりま
 すが、Windowsであれば「altキー」Macintoshであれば「controlキー」などを
 一緒に押して利用します。非視覚系ブラウザへの配慮になりますので、必ず記
 述するよう心がけましょう。

alt="代替テキスト"
 マップ画像のホットリンクにたいする代替のテキストです。area要素における
 この属性は非視覚系ブラウザがリンクとして利用するためなので、必ず記述す
 るようにします。


<p><a href="index.html">Home</a> / 〜中略〜 </p>
 わざわざイメージマップのホットリンクをテキストで記述したわけは、万が一
 画像が表示されなかった場合の何らかの理由が発生した場合の安全策としてア
 ンカーを用意しました。非視覚系ブラウザへの配慮となりますので、なるべく
 併記するように心がけましょう。

(Tips)
 ブラウザが意味不明の要素や属性に遭遇した場合、一切無視します。例えば、
FlashのHTMLの embed要素は、MSIEは無視します。また、スペルミスによる要素の
記述にも無視してしまいます。非視覚系ブラウザでは見栄えに使った要素や属性
スタイルシートなどや画像などは無視します。
 また、HTMLを作成する上で、思ったように表示できない場合はスペルミスによ
るもので、ブラウザが意味不明の要素や属性と判断して無視することが多々あり
ます。特にダブルコーテーションの閉じ忘れなどには注意してください。

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◆基礎講座の終了
今回で、HTMLの基本的な講座を終わります。ここまで20回にわたって解説してき
ました。まだまだ不十分な点が多々ありますが、それらは次回からの応用編の中
で付記させていただきます。
 それでもここまでの講座をマスターされた方は、おそらく相当のページが作れ
ると思います。基本部分が習得されていれば、後はセンスです。

◆読者のホームページのリンク
読者の皆さんの中で講座を習得されて Webページを公開されている方がありまし
たら、本誌サイトでも紹介したいと思います。
 ご要望があれば時間はかかりますが、サイト内におけるHTMLの基本的な判定を
行いメールにてお知らせします。是非ご利用ください。(この内容は、第三者に
見せることはありません、念のため。)

 なお、サイト紹介に当たりまして、URL 及び簡単な紹介文を添えていただくと
助かります。ただし、営利、商用及び風俗、アダルト関係はご遠慮ください。

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今回はここまで。
今週のおさらいはWebページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
WebページはHTML分の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。

(今週のおさらい)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/

次回からは、今までに学んだ基礎講座での応用について解説します。

今後の予定
ヘッダ、テキスト、アンカー、ボックスなど基礎の応用およびスクリプト

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◆Web関連Topics ---- ブラウザUpdate

■ Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 日本語版を公開
マイクロソフト(株)はWebブラウザー「Internet Explorer」v6.0のServicePack
の日本語版を公開しました。同社によると、これまでに同社が公開したIE6に関す
るすべての修正に加え、IE6のセキュリティや信頼性をより向上させるためにさま
ざまなアップデートを施しているとのことです。
Windowsユーザは、WindowsUpdateにてインストール可能になっています。

  Microsoftダウンロードセンター http://www.microsoft.com/downloads/

■「Mozilla」をベースにした日本語版ブラウザー「和ジラ」v1.1登場
「和ジラ」は、オープンソースで開発が進められている「Mozilla」をベースに
もじら組が日本向けに独自の改良を施した新しいWebブラウザーです。
 もじら組とは、「Mozilla」の開発に協力している日本の団体で、「Mozilla」
の日本語化パックなどをリリースしていることで知られています。今回公開され
た「和ジラ」v1.1では、「Mozilla 日本語パック」が同梱されているため、イン
ストール直後からメニューや設定ダイアログなどが日本語化された状態で使用で
きます。(フリーソフト)

  和ジラURL http://wazilla.sourceforge.jp/

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質問・ご意見ははこちらまで→ banban@scollabo.com
なお、ご質問の際には、お使いのOS、通常使っているブラウザ、使っているテキ
ストエディタなど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答
しやすくなると思います。できればHTMLファイルを添付していただければ助かり
ます。

発行者 ばんばん
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/  (ID 0000090196)

誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには平に御容赦願います。なお、マガジン
のすべての記述に誤りがある場合、叱咤と罵声と共に私まで突きつけていただく
と幸いに思います。

バックナンバー こちらで公開しています。
プレーンテキスト  http://www.scollabo.com/banban/magazine/magazine.html
各号のおさらい  http://www.scollabo.com/banban/magazine/
アーカイブ    http://www.scollabo.com/banban/daf/archive.html
講座教材     http://www.scollabo.com/banban/daf/material.html
まぐまぐの過去記事 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000090196

配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm

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<えでぃた〜ず・るーむ>
秋は「つるべ落とし」、日が短くなりました。朝晩は寒くなる時もあり、季節の
移り変わりが実感できます。

 次週からは「応用編」が始まりますが、正直なところ全体のカリキュラムが3
週分以降、未だ決まっていません。私なりの個人的な手法や、考え方などをまと
め基礎講座で見落とした部分に手を加えていく予定です。

 また、今までの読者から寄せられた質問内容を分析して、幅を広げていこうと
考えています。皆様からのご意見をお待ちしています。
 季節の変わり目、読者の皆様にはくれぐれも健康にご留意ください。

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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
 なお、記事中のスタイルシート、HTMLをご自分のページ作成に自由に使ってい
ただいても差し支えありません。

      Copyright(C) 2002  www.scollabo.com/banban/
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