初心者のためのホームページ作り:第19号

                  毎週金曜日配信 What's New 2002/9/20
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           初心者のためのホームページ作り
           http://www.scollabo.com/banban/
                <第19号>

             banban@scollabo.com
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この講座はテキストエディタだけでホームページを作るという、どちらかという
とやや専門的な作業が中心になります。各種の専用のオーサリングソフトとは一
線を画して、思い通りのプロ並みのHPを作ることが出来ます。

 時には専門的で難解な言葉も出てきますが、なるべく初心者にも分かりやすく
解説していきます。どうぞ、気軽な気持ちでお付き合いください。講座をすすめ
る中で分からない点がありましたら、ご遠慮なくメールください。

 当講座ではHTML4.01を中心とした文法が主体となっています。なお、このマガ
ジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるようになります。

 今週の課題 ■ フォームの作成
                CGIの利用    (今回はかなり難しいと思います。)

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フォームには実に様々な形態があります。訪問者からの意見や質問などをオンラ
イン上で利用したり、買い物カゴを使ったり、スクリプトを実行させるためのボ
タンだったりと非常に利用範囲が広いのが特徴です。
 そういった中から今回はメールフォームを中心に詳しく解説いたします。

 フォーム内で表示される入力フィールドや各種のボタン、メニューなどを通常
コントロール、あるいは構成部品と呼ばれています。当講座ではコントロールと
いう言葉で総称します。

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まず簡単なフォームを利用したHTMLを作ります。テキストエディタ(SimpleText
やメモ帖など)を起動して下記のようにタイプしてください。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=SHIFT_JIS">
<title>お問い合わせ</title>
</head

<body>
<h1>お問い合わせ</h1>
<form action="mailto:banban@scollabo.com" enctype="text/plain" 
method="post">  <!-- 1行で記述してください -->

<p>
<label>メールアドレス<br>
<input type="text" name="メールアドレス" value="" tabindex="0" 
accesskey="a">  <!-- 1行で記述してください -->
</label>
</p>

<p>
<label>お名前<br>
<input type="text" name="名前" value="" tabindex="1" accesskey="b">
</label>
</p>

<p>
性別<br>
<input type="radio" name="sex" value="man" tabindex="2" accesskey="c">
男性
<input type="radio" name="sex" value="woman" tabindex="3" accesskey="d">
女性
</p>

<p>
職業<br>
<input type="checkbox" name="job" value="Student" tabindex="4" 
accesskey="e">学生    <!-- 1行で記述してください -->
<input type="checkbox" name="job" value="Worker" tabindex="5" 
accesskey="f">会社員
<input type="checkbox" name="job" value="Official" tabindex="6" 
accesskey="g">公務員
<input type="checkbox" name="job" value="Etc" tabindex="7" 
accesskey="h">その他
</p>

<p>
年代</br>
<select name="age" tabindex="8" accesskey="i">
<option value="10ages">10代</option>
<option value="20ages">20代</option>
<option value="30ages">30代</option>
<option value="40ages">40代</option>
<option value="50ages">50代</option>
<option value="60ages">60代</option>
<option value="age" selected>お選びください</option>
</select>
</p>

<p>
<label>お問合せ<br>
<textarea name="title" rows="5" cols="40" tabindex="9" accesskey="j">
</textarea>
</label>
</p>

<p>
<input type="submit" value="送信" tabindex="10" accesskey="s">
<input type="reset" value="取消" tabindex="11" accesskey="r">
</p>
</form>

</body>
</html>


メールマガジンの横幅が制限されている関係で、多くが改行されて記述されてい
ますが、その場合は改行せずに1行でお書きください。また見やすくするために
要素単位で改行しています。
 <p>年代</br><select name="age" tabindex="8" accesskey="i">  というよう
に1行で記述してもかまいません。

入力が終わりましたらHTML文書として保存します。そのためには必ず拡張子をつ
けて保存します。ここでは、test_25.html としておきます。「.html」を忘れず
に保存してください。なお、保存の際の文書名は任意の名前をつけていただいて
も差し支えありません。
 保存できたら、ブラウザで確認してください。

  サンプルHTML実行結果URL
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/sample/mmsample_031.html

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◆解説
■ form要素 (終了タグ必須)
フォームであることを示します。なお、<form> 〜 </form>内で記述するテキスト
は必ずブロックレベル要素内で記述しなければなりません。そのためにここでは
p要素(段落を表わすブロックレベル要素)を使用しました。

使われる属性
action="送信先のURL"
 フォームで生成されたデータを送信する先のURLを記述します。
 一般的にはCGIプログラムが指定されますが、メールアドレスを指定する場合
 もあります。form要素では必須の属性です。
  なお、ここでのメールアドレスはご自分のアドレスを記述してください。
  ただし、メールアドレスを指定することは今のところ具体的に動作が保証さ
 れるものではありませんので注意が必要です。(Netscape、Opera不可)

enctype="データのMINEタイプ"
  省略することも可能ですが、その場合データはそのままでは読めず、専用のソ
 フトが必要になります。
  この属性で、"text/plain" または、"multipart/form-data" と指定するこ
 とで、メーラー(メールソフト)でそのまま読めるようになります。ただし、
 ブラウザによって対応していないものもありますので、絶対ではありません。

method="データの送信方法"
 この属性では、入力されたデータをどのような形で送信するかを指定します。
 get   URLとフォームのデータをセットで送信(デフォルト)
 post  フォームデータのみ送信
  なお、この属性を省略すると、getが選択されます。


■ label要素 (終了タグ必須)
 フォーム構成の入力フィールドやボタンなどを明確に関連付けるための要素で
 す。この要素は音声ブラウザやテキストブラウザ、点字ブラウザなどの非視覚
 系ブラウザに対して、コントロールがどのような意味を持つかを明示的に説明
 を加えることにもなります。
  なお、関連付けるラベルは1つのコントロールのみにしか適用されません。
 複数のコントロールを設定する場合には使えませんので、注意してください。
  各種コントロールとラベルを関連付けるには2つの方法があります。

 1.label要素の内容としてコントロールとラベルの両方を含める方法。
   (上記HTMLではこの方法を利用しました。)

 2.label要素内にはラベルのみ配置して、コントロールのid属性で指定した
   値と同じものを、for属性で指定して関連付ける方法。
    例えば、テーブル内でフォームを作成した場合、1つのセルに label要
   素を記述して、他のセルにコントロールを配置する場合に使います。

   サンプル:
   <tabel>
   <tr><td><label for="nm">お名前</label></td>
      <td><input type="text" name="namae" id="nm"></td></tr>
      </table>

使われる属性
for="コントロールのid"
  上記の通りです。省略可能ですがその場合は、上記の1番目が適用されます。
 ラベルの関連付けを表わす属性で、コントロールが異なるブロックレベル要素
 などに配置される場合には必須となります。


■ input要素 (終了タグなし)
 訪問者に各種のコントロールへ入力や送信などを行うための要素です。この要
 素は必ずしも、フォームの内容として使用しなければならないわけではありま
 せん。通常のユーザーインターフェイスの1つとして使用できます。ただし、
 Netscapeの古いバージョン、4.x以前では、form要素外のinput要素は無視され
 ます。

使われる属性
type="コントロールの種類"
  入力フィールドとなるコントロールには様々な形式が用意されています。

 text      1行のテキストフィールドを設定します。
 radio    丸いボタンを設定します。ユーザが選択できるのは1つだけです。
       上記HTMLでは、「男性」か「女性」のどちらかの選択になります。
 checkbox  チェックボックスを設定します。複数の選択が可能なボタンです。
 password  パスワード入力用。「*あるいは・」などに置換えて表示します。
 submit    送信ボタンの設定。フォーム内容を送信する際に必要です。
 reset     フォーム内容を取消して初期状態に戻すリセットボタン。
  file      送信するファイルを選択します。(添付ファイルとして使います)
 button   汎用ボタン。value属性で設定された値がボタンに表示されます。
  hidden    ユーザに見せる必要のない値を送信する場合に利用します。
       この場合、value属性で設定した値が送信されます。
 image     ボタンを画像で使用する場合に使います。
  例: <input type="image" src="画像のURL" alt="送信" name="submit">

tabindex="0〜32767の範囲の1文字の数字"
 入力の際、タブキーを押してコントロールを移動させるときに、その順番を設
 定します。指定できる数字は、0〜32767の範囲で小さな数字の順から移動でき
 ます。
  非視覚系ブラウザには非常に有効な手段として移動させることができます。

accesskey="任意の1文字"
 コントロールにこの属性でショートカットキーを割り当てます。
 値は任意の1文字を指定できます。利用方法はブラウザやOSによって異なりま
 すが、Windowsであれば「altキー」Macintoshであれば「controlキー」などを
 一緒に押して利用します。非視覚系ブラウザへの配慮になりますので、必ず記
 述するよう心がけましょう。

src="URL"
 type属性が、imageの場合に画像の URLを指定します。alt属性は必須です。

name="名前"
  コントロールに名前を設定します。この名前とデータが組みになって送信され
 ますので、受信側でデータの中身が何であるのかが分かります。

value="値"
 type属性が「text」の場合は入力フィールドに初期値として表示されます。
 value="" としたのはコントロールに何も表示させないためです。文法的には
 初期値としてコントロールのタイトルなどを記述するように奨められています
 が、そうすると記述した内容がコントロールに表示されてしまいます。そのた
 めにヌルコード(ダブルコーテーション)のみを記述しました。
  type属性が「file」の場合は、選択するファイル名を指定します。
 また、type属性が「submit」「reset」「button」の場合は ボタンのラベルと
 して表示させる文字を設定します。type属性が「checkbox」「radio」の場合は
 選択された値がサーバーに送信されますので、必ず設定します。

size="幅"
 コントロールの幅を設定します。type属性が「text」または「password」のと
 きには文字数を、それ以外の場合ではピクセルを設定します。

maxlengh="最大文字数"
 type属性が「text」または「password」の場合、入力可能な最大文字数を設定
 します。デフォルト値は文字数の制限はありません。

checked
 type属性が「checkbox」「radio」の場合に、そのボタンが選択されている状
 態にします。

disabled
 コントロールに対して選択や変更などの操作ができないようにする場合に設定
 します。この属性が設定されているコントロールのデータは送信されません。

readonly
 コントロールに対して選択はできるが、変更できないようにする場合に設定し
 ます。コントロールのデータは送信されます。

accept="MIMEタイプ"
  type属性が「file」の場合に、サーバのプログラムがデータとして処理可能な
 MIMEタイプを指定します。カンマで区切ることにより複数指定することができ
 ます。


■ select要素 (終了タグ必須)
 この要素はメニューを作成する働きのある要素です。メニュー内の選択肢は、
 この要素の内容である「option要素」によって指定されます。メニューの表示
 はブラウザによって異なりますが、一般的にプルダウンメニューとして表示さ
 れます。

使われる属性
name="名前"
 メニューの名前を設定します。この名前とデータが組みになって送信されます。

size="行数"
 select要素をプルダウンメニューでなく、リストボックスとして表示させる場
 合の表示行数を設定します。この属性を指定するとリストボックスとして表示
 されます。

multiple
 通常はメニューで示された項目は1つしか選択できませんが、この属性を設定
 することで複数選択できます。

disabled
 メニューに対して選択や変更ができないように設定します。この属性が指定さ
 れている場合は、サーバにデータを送信しません。

tabindex="0〜32767の範囲の1文字の数字" accesskey="任意の1文字"
 省略。前述と同じ


■ option要素 (終了タグ省略可能)
 select要素が設定されたときに、この要素でメニューの選択肢を設定します。

使われる属性
value="値"
 この選択肢が選択されたときに、サーバに送信される値を指定します。この属
 性が記述されていない場合は、option要素の内容が送信されます。

selected
 選択肢をあらかじめ選択された状態で表示させます。

disabled
 省略。前述と同じ


■ textarea要素 (終了タグ必須)
 複数行の入力可能なテキストフィールドを作成する要素です。この要素は必ず
 しも、フォームの内容として使用しなければならないわけではありません。通
 常のユーザーインターフェイスの1つとして使用できます。ただし、Netscape
 の古いバージョン、4.x以前では、form要素外のinput要素は無視されます。

使われる属性
rows="行数"
 入力フィールドの表示行数を指定します。これによって入力可能な行数が制限
 されることはありません。

cols="幅"
 入力フィールドの表示幅を設定します。ただし表示される幅はブラウザなどの
 環境によって異なりますので注意が必要です。この属性によって入力可能な1
 行の文字数が制限されることはありません。

name="名前"
 入力フィールドの名前を設定します。この設定された名前はデータと組になっ
 て送信されます。

disabled、readonly、tabindex、accesskey
 省略。前述と同じ


 フォームを利用したページの中には、スクリプトを動かす場合などがあります
が、これらについては応用編の講座で取り上げていく予定です。


◆コントロールのグループ化
fieldset要素及び、legend要素を使って、コントロールをグループ化します。

要素と機能 
fieldset: この要素で囲まれたコントロールをまとめた枠線を表示します。 
legend:   fieldset要素で示された枠線にキャプションを表示します。 
optgroup: メニューに示される項目をグループ化します。 

紙面の関係から、入力フィールドのグループ化、option要素のグループ化を詳し
くお伝えできませんので、本講座サイト「今週のおさらい」で解説してあります。
参考にしてください。

 フォーム/コントロールとメニューのグループ化
 http://www.scollabo.com/banban/magazine/sample/mmsample_032.html

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◆CGIを利用する・・(初心者には非常に難しいと思います。)
上記HTMLで作成したメールフォームでは、すべてのブラウザに対応しているわけ
ではありません。
 私の独自の検証では、Netscape6 以降では送信ボタンを押すと独自のメーラー
が起動するだけでデータは送信されません。同様に Operaでは送信ボタンを押し
てもデータはまったく送信されません。今のところ MSIEのみ有効です。
 そんな弊害を無くすためには CGIを利用します。と言っても初心者が簡単に手
を出せるシロモノではありません。

■ CGIとは?
CGI(シー・ジー・アイ)Common Gateway Interface の略で Webサーバとブラウ
ザ間でやり取りを行なうインターフェイスの意味です。

 通常、HTMLやスクリプトはユーザのブラウザ上で実行されますが、CGIで使用
するプログラムはサーバのコンピューターで実行されます。
 ユーザがブラウザ上で何かをした時、サーバーに置いてあるプログラムが働い
て、その答えをブラウザに差し出します。ユーザが何かをしたとは、例えば上記
HTMLでは送信ボタンが押された時がそれに当たります。

通常
ユーザ(HTMLをくれ!)→ Webサーバ(あいよ)→ ユーザ(ブラウザ)

CGI
ユーザ(送信!)→ Webサーバ → プログラム(処理)→ Webサーバ → ユーザ

 かいつまんで説明すればこのような流れになっています。

例えばアクセスカウンターや掲示板、問合せフォームやチャット、買い物カゴシ
ステム、アンケートフォームなどに見られるように、インタラクティブ(双方向
性)な環境が実現できます。
 これは書き込みなどのアクションに対して、ブラウザが動くのではなく、サー
バに置かれたプログラムがサーバ内で動いて、その答えをユーザのブラウザに返
すものです。

■ プログラムとは?
プログラムを書く言語は、代表的なものとしてPerl(パール)言語が挙げられま
す。Webサーバの多くが UNIX系の OSを使っているので普及した言語です。
 ユーザが作ったものや、プロバイダが提供しているプログラムをサーバに置い
てリクエストが発生したときに起動して実行します。

 Perl言語の特徴は、テキストエディタで作成し、かつコンパイルの要らない長
所があります。 Linuxや Windows環境であれば、Perlを無償でダウンロードして
自分のパソコンでプログラムを実行させることが可能です。(Linuxは標準装備)
 (WindowsではDOS環境、Linuxではコンソール環境(CUI)で実行可能)

 ただし、記号を多用するためソースコードが読みにくい、厳密に型付けされた
言語ではないので変数の方が読みにくい、変数を宣言しなくても使用できるため
に入力ミスした場合のデバッグ(修正)がやりにくい、などの欠点もあり、とて
も一般的ではありません。

プログラムはサーバに置かれ form要素の action属性でプログラムのパスを記述
して呼び出します。
 例: <form action="/cgi-bin/sendmail.cgi" method="post">

 受け取ったデータをプログラムが処理をして、メールの形で送信したり、結果
をユーザのブラウザに返します。

■ CGIを利用するには?
何よりも自分のホームページを置くサーバが CGIに対応しているかを知る必要が
あります。
 まず、自分のWebページを置くプロバイダで CGIの設置が可能かどうかを知る必
要があります。手っ取り早く確認するなら、自分のプロバイダのホームページを
じっくり見ることです。どこかしらに CGIの文字があればクリックしてさらに調
べてみましょう。 

  通常、大手のプロバイダならどこでも CGIプログラムを用意しています。多く
はアクセスカウンターや掲示板等が利用できますが、自前の CGIプログラムの使
用を許可しているかどうかは、プロバイダによって異なります。
 プロバイダの CGIしか許されない場合は、すんなり諦めるか外部のフリーレン
タルのサーバを利用するのも方法です。

  もし、運良く自前の CGIプログラムを置くことができるなら、どこに置くのか
そのパスを知る必要があります。パスが分からないとHTML上で CGIを呼ぶことが
できなくなりますので、プロバイダに確認を取っておきましょう。

 独自のプログラムを作成することは、初心者にとっては不可能と思います。新
しいことに挑戦することには、それなりの覚悟と集中心を持って取り組むことが
できるなら、CGIプログラム作成をマスターすることは可能です。
 最初のうちは、Webサイト上にあるたくさんのCGI関連ページから無償で提供さ
れているプログラムを入手して、それを改造する方が手っ取り早いかもしれませ
ん。
 ただし、プログラムの多くはUNIX上で動かすために、ECU-JPの言語が扱えるテ
キストエディタが必要になってくるか、もしくは FTPの際に、自動的にECU-JPに
変換してくれるFTPクライアントソフトが必要になります。
 詳しくはダウンロードしたプログラムに添付してある「ReadMe」文書を読むよ
うにしましょう。設置方法なども記載されています。

 プログラムを実行させると言うことは、サーバの負担につながります。また、
プログラムに重大なバグがある場合は、サーバをクラッシュさせる危険もあるこ
とを認識してください。あくまでも自己の責任において設置するものです。

 CGIに取り組む場合は、安全を見越して最初のうちはプロバイダが用意している
アクセスカウンターのCGIから動かしてみましょう。
 操作方法はプロバイダのホームページに分かりやすく掲載されているはずです。

 CGI関連サイト
  Easy CGI        http://www.net-easy.com/
    CGIレンタルサービス  http://www.finitojapan.com/
  Kent Web               http://www.kent-web.com/

■ CGIが利用できない場合には?
不幸にも CGIが利用できない環境ではフォームを作成することができません。そ
のような場合には下記のようなHTMLをたった1行記述しておけば、フォームを使
うことなくユーザのメーラーが起動します。

<a href="milto:banban@scollabo.com">お問合せ</a>

 本誌サイトのトップページで、ご質問、ご意見、お問合せというリンクで採用
しています。フォームのスタイルは利用できませんが、ユーザが意見や問合せに
書き込めるメールならではの自由度があり、確実に受け取れます。これが一番簡
単で安全な方法です。

 CGIの弱点はアクセスが集中した時、プログラムを実行するサーバの負荷が増
え、最悪の場合パンクします。つまり、サーバのコンピューターが落ちてしまい
ます。運良く落ちなくても、ユーザがつながりにくくなることも多いようです。
最近では、ワールドカップ・サッカーのチケット購入時に見られた現象が記憶に
新しいところです。
 また、セキュリティの面でも若干の問題があります。プログラムの記述によっ
てはセキュリティ・ホールとなる場合もあります。

 CGIについてはこちらをご覧ください。参考になると思います。
      http://www.scollabo.com/banban/cgi/

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◆メールアドレス公開の注意
 Webサイト上でメールアドレスを公開するに当たっての注意があります。世界中
のサイトを巡回してメールアドレスを取得するメールアドレス収集ソフトがあり
悪意を持った人間は、その取得したアドレスにウィルスを送りつける危険があり
ます。また、集めたメールアドレスを売って金儲けをする者もいます。
 購入者はそのアドレスにダイレクトメールを送信したり、怪しげなサイトの案
内に使ったりします。ひどい時には1日数百件のメールが届けられます。(主に
海外からのわけの分からないショッピング関係のHTMLメール)

 当然サーバにも負荷がかかります。メールボックスの容量を超えてしまい、大
切なメールを受信できなくなったりします。私の場合は、サーバ側で大容量に増
やす対策を講じました。何年か前に、アメリカから70メガバイトを越える添付フ
ァイルが送りつけられパンクした経験があります。

 ご自分のパソコンには、ウィルスワクチンソフトは必須ですし、常に新しい定
義ファイルを更新する必要もあります。
 ただし、ワクチンソフトも絶対ではありません。ワクチンの定義ファイルとは
新たなウィルスが発生した後で作られて配布されます。なので、定義ファイルを
インストールする前に感染してしまう可能性が高いのです。
 特に最近のウィルスはアドレス帖を参照して勝手にウィルスメールを送る悪質
なものが蔓延しています。その中で「クレズ」というウィルスは、他人のメール
アドレスを送信者として送りつける最悪なものがあります。私のメールボックス
にはほとんど毎日10通くらい届いています。

 万が一、私のメールアドレスを利用して、皆様にウィルスメールが送信されて
もそれは決して私ではありません。
 「まぐまぐ」の配信システムは、発行者には読者のメールアドレスを公開して
いませんので、私が読者のメールアドレスを知る術はありません。また、ご質問
を寄せられた読者のメールおよびメールアドレスは、私のパソコンには保存され
ていないことを申し添えておきます。すべて別の媒体で印刷、あるいは保存して
います。
(今週は、Yahaというワーム型ウィルスが流行?して、「クレズ」と同じように
 第3者のメールアドレスを利用してウィルスを巻き散らしています。)

 大切な友人や取引先関係のメールアドレスをアドレス帳から削除したり、受け
取ったメールをパソコンに保存しないよう自分なりに防御することも必要な処置
でしょう。
 大切なメールは、テキストとして他の媒体に保存するようにしましょう。同時
にパソコンのデータは常日頃からバックアップを心がけましょう。ハードやソフ
トが壊れても修復は可能ですが、データは修復できません。

 万一、パソコンがウィルスに感染したり、クラッカーにハッキングされても大
丈夫なように整備しておくことも大切です。特に、常時接続環境であればなおさ
らです。「私は大丈夫」は大丈夫ではありません。

 メールアドレスの公開はそのような危険を覚悟しなくてはいけません。それだ
けのリスクを承知の上で対策を講じて、はじめて公開できるものと知っておいて
ください。特に最近は悪質で数も多くなっています。
 世の中には善人ばかりではありません。

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今回はここまで、ではでは・・
今週のおさらいはWebページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
WebページはHTML分の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。

(今週のおさらい)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/backnm_019.html

次回は、オブジェクトの利用について詳しく解説します。

 なお、オブジェクトには FLASHを使います。そのためのファイルと今後使用予
定のスクリプト、画像などを本誌サイトより教材として提供します。
 ダウンロード先は下記の通りです。ファイルは圧縮されていますが、ほとんど
がダブルクリックすることにより自動解凍されます。ただし ZIPファイルおよび
UNIX系tar形式ファイルは、お手数ですが解凍ソフトが必要です。

 パスの関係がありますので、この講座でいつもお使いのフォルダに、「images」
という名のフォルダを作って解凍したファイルを移動してください。すでにフォ
ルダがある方は、単に移動しておいてください。

 圧縮ファイルは各種プラットフォーム別に用意してありますので、ご自分の環
境にマッチしたものをお選びください。ファイルは小さなサイズになっています
ので、数秒でダウンロードできると思います。(通信環境によっては10秒くらい)

 ダウンロード先URL
 http://www.scollabo.com/banban/daf/material.html

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質問・ご意見ははこちらまで→ banban@scollabo.com
なお、ご質問の際には、お使いのOS、通常使っているブラウザ、使っているテキ
ストエディタなど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答
しやすくなると思います。

発行者 ばんばん
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/  (ID 0000090196)

誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには平に御容赦願います。なお、マガジン
のすべての記述に誤りがある場合、叱咤と罵声と共に私まで突きつけていただく
と幸いに思います。

バックナンバー こちらで公開しています。
プレーンテキスト  http://www.scollabo.com/banban/magazine/magazine.html
各号のおさらい  http://www.scollabo.com/banban/magazine/
アーカイブ    http://www.scollabo.com/banban/daf/archive.html
講座教材     http://www.scollabo.com/banban/daf/material.html
まぐまぐの過去記事 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000090196

配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm

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<えでぃた〜ず・るーむ>
お彼岸を迎える今、すっかり秋らしい季節になり過ごしやすくなりました。また
先週と同様に連休が続き、何となく制作意欲が活発になる時期でもあります。
 現在は、多くの読者から寄せられた質問を整理し「FAQ」としてサイト上で
公開しようと計画しています。もう少しお待ちください。

 でも、パソコンばかりにかじりついては健康的ではありません。時には外に出
て身体を動かすことも気分転換になり、新しい発想が浮かぶということもありま
す。行き詰まりを感じたら積極的に外に出ましょう。って私のことか・・

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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
 なお、記事中のスタイルシート、HTMLをご自分のページ作成に自由に使ってい
ただいても差し支えありません。

      Copyright(C) 2002  www.scollabo.com/banban/
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