■ Web制作の作法

Web制作の上でも作法というものがあります。これを無視すると、閲覧する人たちの接続環境やソフトウェアなどの違いによって意図するものとは異なった結果を生みます。本来の Webの理念から遠く外れたものとなり、嫌われてしまう可能性が多いようです。本格派を目指すためにも、作法を身につけてしっかりしたホームページを作りましょう。

Web制作に求められる4つの要素
Webの歴史や現状を見ていくと、Web制作に求められるいくつかの要素が出てきます。これら4つの基本要素をいかに取り入れるかが、作法に沿った Webページ作りのポイントとなるでしょう。
コンテクストデザイン
コンテンツのコンテクスト(論理的な文書構造)を記述します。HTMLのもっとも基本的な機能で、仕様書に則った構造を記述することによって、アクセシビリティを高めることができます。
論理構造とは、文書の構成要素に正しくマークアップすることにあります。構造とは、文書の中で示される、「見出し要素」、「段落要素」、「リスト要素」「表組要素」など、文書中で明確に区別される要素の集合です。
ユーザビリティ
誰もが使いやすいページ設計を行います。Webサーバー全体のページ構成や、各ページにおけるナビゲーションデザイン、ビジュアルデザインがポイントとなります。閲覧者を迷子にしない、余計な手間をかけさせない、リンクの選択で悩ませない、といったことを考慮しながらデザインしていくのがよいでしょう。
ユーザビリティとは、Webページの操作性、使いやすさを表わす尺度として用いられる言葉です。的確なナビゲーション、マウスを使わなくても操作できるなど、閲覧者が快適にブラウジングできる設計が求められています。ほんの少しの工夫で、ユーザビリティを実現する方法があります。
ビジュアルデザイン
コンテンッが多様化するにつれて、ビジュアルデザインの必要性も高くなっています。コンテンツが複雑になったり、閲覧者にいろいろな操作や入力を要求する機会が増えているということは、それだけより的確なナビゲーションデザインが求められるということでもあるからです。
プラウザ戦争が繰り広げられていた頃は、ピジュアルデザインのコントロールにも HTMLタグを使っていたのですが、これが原因でコンテクストの記述がないがしろになり、アクセシビリティを確立できなくなっていました。
しかし現在では、スタイルシートを利用することによって、ビジュアルデザインとアクセシビリティを両立するのが、Webページの基本方針となっています。
アクセシビリティ
ページを訪れる閲覧者は、視覚障害者や聴覚障害者、マウスを操作できない環境など、実に様々です。
どのような受信環境からでも、情報を得ることができるページ作成を心掛けます。たとえば、ブラウザの種類やパージョン、マシン、OSに開係なく、Webページの情報を得ることができるのが理想です。ユーザが利用するプラウザは、Microsoft Internet ExplorerNetscape だけではありません。非視覚系ブラウザと呼ばれるテキストプラウザや音声、点字プラウザまで考慮することが大切です。
また、受信環境で文字サイズを変更したり、特定の色を変更したりできることも、閲覧者ごとのアクセシビリティを考慮することになります。モニタの表示色数や処理速度の違いといったコンピューター環境の違いも、アクセシビリティとして考慮しておきたいポイントでしょう。


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