ヘッダに埋め込む情報

HTMLのヘッダ部では、基本的にその文書が持つ様々なメタ情報を、Webサーバやユーザエージェントに伝えます。つまり、文書が HTML として正しく解釈できるよう、極めて重要な意味を持つものです。

文字符号コードの情報
Webは、世界中で情報を共有することができる巨大データベースでもあります。そこには、世界各国の言語で記述された様々なコンテンツが存在しています。
当たり前の話ですが、言語が異なれば、記述される文字符号コードも異なります。
文字符号コード」 とは、コンピュータ上でマッピングされる文字のコードを意味し、16進数 (ASCII文字は 8進数) によって表わされます。
例えば、「語」という単語を16進数に変換したとき、文字符号コードの種類によっては、以下のように異なります。
符号16進数表記
Shift_Jis 8CEA
JIS 1B 24 42 38 6C 1B 28 42
EUC-JP B8EC
このように文字符号コードが異なると、まったく別の符号が与えられていることが理解できます。もし、文書が 「Shift_Jis」 で書かれているにもかかわらず、違う符合を指定した場合には、見事に文字化けします。
文字符号コードを決定するのは、利用するソフトウェアに依存します。あなたが利用するオーサソフトやテキストエディタが、どの文字符号に一致しているのかを見極める必要があります。
ヘッダで文字符号を指定する場合には、以下の構文を利用します。なお、文字符号コードそのものの指定は、大文字と小文字を区別しません。
<meta http-equiv="Content-Type" 
     content="text/html; charset=Shift_Jis">
利用できる日本語の文字符号コードの詳細は、関連ドキュメントの 「文字コード」 を参照してください。なお、非ASCII文字である日本語を利用する場合、日本語が出現するより前に、この構文を明示する必要があります。
スクリプトやスタイルシートの MIMEタイプ
文書中に、ある種のスクリプトやスタイルシート (Cascading Style Sheetなど) を利用する場合、その MIMEタイプを明示する必要があります。
MIMEタイプとは、Web上にあるデータの 「識別子」 を意味し、Webサーバやユーザエージェントが正しく解釈できることを期待します。
これは、文字符号コードを設定した場合にも合わせて文書の MIMEタイプを指定します。以下は、その構文です。
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
これは、文書中に CSSスタイルシート、および JavaScriptを利用するために明示する構文です。
関連する文書との関係
その文書の前後関係や、「索引」、あるいは 「マップ」 などの位置を提供するために、文書の位置などを明示します。特に、文書の位置関係を示す場合、非視覚系ブラウザに対して、「戻る」、「進む」 というリンクを提供することができます。
一部の視覚系ブラウザ (Operaなど) でも、視覚的なリンクを提供することも可能になっています。
位置関係を示す主なキーワードは以下のとおりです。
キーワード 説明
prev 前のページを示す
next 次のページを示す
index 索引のあるページを示す
map サイトマップのあるページを示す
made 作者の情報 (メールアドレスなど) を示す
こうした文書の前後関係などの情報は、どのページの HTML文書中でも、ヘッダ内で明示することが強く求められています。具体的な構文は以下のとおりです。
<link rev="made" href="mailto:banban@scollabo.com">
<link rel="index" href="index.html">
<link rel="next" href="next.html">
文書のタイトル
その文書の内容を、簡潔にしかも明確にタイトルを設定します。一般的な視覚系ブラウザでは、画面の一番上(タイトルバーと呼ばれる領域)に、ここで設定したテキストが表示されます。
タイトルを表示するブラウザのタイトルバー
HTMLでは、head要素は省略可能であっても、文書のタイトルを省略することができません。必ず title要素で、文書のタイトル (題名) を設定しなければなりません。
一般的にタイトルは、「お気に入り」などのブックマーク、ブログのトラックバック、検索サーチ・ロボットが取得するタイトルになり、重要な役割を果たしています。
具体的な構文は以下のとおりです。
 <title>初心者のためのホームページ作り</title>
文書のタイトルは、そのページを端的にあらわす短い文章で示します。だらだらと長ったらしいのは控えましょう。
検索エンジンへの情報
文書内容の要約、キーワードを示すことによって、多くの検索型ロボットにサーチされ、その結果が検索エンジンに表示させることが期待できます。
ただし、すべてのロボットに対応しているわけではありません。なお、キーワードは半角カンマで区切っていくつでも記述できます。またこの設定は、各ページで記述することも可能です。なお、metaタグは空要素 (内容モデルを持たない) なので終了タグはいりません。
<meta name="discription" content="ヘッダ情報についての解説">
<meta name="keyword" content="meta,HTML,メタデータ,ヘッダ情報">


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