HTML4.01の概略

HTML4.01仕様は、World Wide Web の出版用言語であるハイパーテキストマーク付け言語 (HyperText Markup Language: HTML) を定義するもので、1998年、W3C より正式に勧告されました。

この仕様は、HTML4.0 の系統である HTML 4.01を定義し、HTMLの以前の版 (HTML 3.2 [HTML32] 及び HTML 2.0 [RFC1866]) に含まれる、テキスト、マルチメディア、ハイパーリンク機構に加え、HTML4.01はマルチメディアの幅を広げ、スクリプト言語やスタイルシート、優れた印刷機能、ハンディキャップを持つ人々からの高いアクセス性をサポートすることになりました。

HTML4および HTML4.01は、Webを真に World Wideにするという目標に向けた、文書の国際化について大きな一歩を踏み出しました。

HTML4および HTML4.01は、国際標準 ISO 8879 文書記述言語 [ISO8879] に適合する SGMLアプリケーションの1つです。

文書構造とビジュアルデザインの分離
HTMLは、常に論理的な文書の構造を規定するところの SGMLをルーツに持っています。HTMLの性質上、ビジュアルデザインに関する要素や属性は、次々と他の機構、とりわけスタイルシートに置換えられています。
また、文書構造からビジュアルデザイン(整形処理、あるいはレイアウトデザイン)と切り離すことで広汎なプラットフォームや多様なメディアでの文書提供コストを低下でき、文書の改訂も容易になるということが、経験的に知られています。
W3CHTML4.01仕様書では、多くの閲覧者、とりわけ身体障害者などの 高いアクセス性を可能にするために、さまざまな 「ねばならない」、「絶対にねばならない」 と定義するものが多く含まれています。制作者は不特定多数である閲覧者の環境に配慮し、決して制作側の環境だけで Webコンテンツ制作を行うべきではありません。情報を正しく伝えるために、正しい理解と知識をもって制作に当たることを心がけましょう。
広汎なWebアクセス性の考慮
誰にとっても、特に障害者にとっても Webをよりアクセスしやすくするため、制作者は、自分の文書が音声出力ブラウザや点字出力など、様々なプラットフォームとユーザエージェントでどのようにレンダリングされるかを考慮する必要があります。
HTML4、および HTML4.01の仕様は、制作者の創造性を制限しようというのではなく、設計時に代替的レンダリングのことを考慮するよう推奨するものであります。 HTMLは、アクセス性方面に関して、例えば alt 属性や accesskey 属性など、数多くの機構を提供しています。
更にまた制作者は、自分の文書が、異なる設定のメディアを利用する遠く離れた読み手にも届けられ得るということを心に留める必要があります。つまり、文書が正しく解釈されるよう、制作者は文書に、何語の文書かということや、テキストの文字方向、文書の符号化方法、その他国際化に関わる情報を含めておかねばなりません。


This Page is HTML4.01 Valid! 初版公開日 2002年7月9日   最新更新日 2004年3月7日
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