(Built-in Function)
ビルトイン関数とは、JavaScript
で最初から組み込まれている関数のことで、実際にはどのオブジェクトにも属さない処理を実行するプログラムを持っています。この関数を利用することで、別途プログラムを記述することなく処理することができます。
escape
ISO Lathin 1 (ASCII)
文字コードにエンコードして返します。
構文: escape(string) string=変換対象の文字列
eval
JavaScript
のプロパティやメソッドなども記述することもできるので、何らかの算術式等を渡して、その結果を得るような用途に用いられます。
構文: eval(string) string=JavaScript
を含んだ文字列
isFinite
isFinite
関数は、eval
関数で指定される文字列を解析し、数値や数式なら真 (true
)、それ以外ならば偽 (fales
) を返します。
構文: isFinite(Number) Number=調べる対象の文字列
isNaN
isNaN
関数は、指定された値を解析して数値に変換し、変換できないものは NaN(Not a number:数字ではない)
を返します。
構文: isNaN(valur) Number=調べる対象の値
parseFloat
parseFloat
関数は、与えられた文字型の引数を実数値に変換して返します。与えられた引数の中に、符号や数値、小数点以外のものが含まれた場合、先頭から解析して変換不能な文字に当たった場所までの値を変換して返します。NaN(Not a number)
になります。構文: parseFloat(number) Number=変換対象の文字列
parseInt
parseInt
関数は、引数として与えられた文字列を解析し、指定された値を根とする整数に変換して返します。例えば、8進数で表された「10」を引数として与えると、答えは 8に、16進数で表されている「10」を引数として与えると 16を返します。NaN(Not a number)
を返します。また、整数値を変換する際には、小数点以下の数値は切捨てが行われます。構文: parseInt(string[,radix]) string=文字列 radix=基数
String
構文: String(obj) obj=変換対象のオブジェクト
unescape
unescape
関数は指定した ISO Lathin 1 (ASCII)
文字コードを、文字列にエンコードして返します。
構文: escape(string) string=変換対象の ASCII文字列